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公開番号
2025098308
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214348
出願日
2023-12-20
発明の名称
捕捉体及び堰堤
出願人
JFE建材株式会社
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
主分類
E02B
7/02 20060101AFI20250625BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】製作の難易度を高めず、製作の手間を減らすと共に品質向上を図ることができ、製作コストの高騰を抑える。
【解決手段】捕捉体(3)は、縦材(61)と横材(62)が繋ぎ材(63,64)を介して連結された上流側ユニット(6)と、縦材(71)と横材(72)が繋ぎ材(73,74)を介して連結された下流側ユニット(7)と、上流側ユニットと下流側ユニットとを連結する連結材(8)と、を備え、上流側ユニットと下流側ユニットの各端部は、捕捉体における河川を横切る方向両側に構築された非越流部(1)に取り付けられており、上流側ユニットと下流側ユニットの少なくとも一方は、河川の上流側に向けて突出するように曲げて形成されており、曲げて形成されたユニットにおける縦材と繋ぎ材、縦材と連結材、及び繋ぎ材と連結材は、互いの軸線が直角をなすように連結されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
河川の上流から流れてくる流水を通すとともに流水に含まれる物体を捕捉する捕捉体であって、
河川の上流側に設けられ、縦材と横材が繋ぎ材を介して連結された上流側ユニットと、
河川の下流側に設けられ、縦材と横材が繋ぎ材を介して連結された下流側ユニットと、
前記上流側ユニットと前記下流側ユニットとを連結する連結材と、を備え、
前記上流側ユニットと前記下流側ユニットの各端部は、前記捕捉体における河川を横切る方向両側に構築された非越流部に取り付けられており、
前記上流側ユニットと前記下流側ユニットの少なくとも一方は、河川の上流側に向けて突出するように曲げて形成されており、
曲げて形成されたユニットにおける前記縦材と前記繋ぎ材、前記縦材と前記連結材、及び前記繋ぎ材と前記連結材は、互いの軸線が直角をなすように連結されていることを特徴とする捕捉体。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記上流側ユニットと前記下流側ユニットが共に河川の上流側に向けて突出するように曲げて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の捕捉体。
【請求項3】
前記連結材は、直線状に延びており、
前記捕捉体における河川を横切る方向に隣接する各連結材の軸線のなす角度が全て等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の捕捉体。
【請求項4】
各ユニットの縦材には、隣接する一方の横材を連結する第1の繋ぎ材と、隣接する他方の横材を連結する第2の繋ぎ材とが連結されており、
前記第1の繋ぎ材の軸線と前記第2の繋ぎ材の軸線とが同一直線上にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の捕捉体。
【請求項5】
各縦材における前記第1の繋ぎ材と前記第2の繋ぎ材は、全て同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項4に記載の捕捉体。
【請求項6】
前記第1の繋ぎ材及び前記第2の繋ぎ材は、一つの縦材に複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載の捕捉体。
【請求項7】
曲げて形成されたユニットにおいて、両端部が繋ぎ材に連結される横材は、全て同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の捕捉体。
【請求項8】
前記連結材は、一端が前記上流側ユニットに連結される第1の連結材と、一端が前記下流側ユニットに連結される第2の連結材とを有し、
前記第1の連結材と前記第2の連結材は、全て同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の捕捉体。
【請求項9】
全ての連結材は河川の上流から下流に向かう方向に沿って直線状に延びており、
前記捕捉体における河川を横切る方向に隣接する各連結材の軸線間の距離が全て等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の捕捉体。
【請求項10】
前記上流側ユニットと前記下流側ユニットが共に河川の上流側に向けて突出するように曲げて形成されており、
両端部が繋ぎ材に連結される横材は、全て同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項9に記載の捕捉体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、捕捉体及び堰堤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
河川の土石流対策工として、上流から流れてくる岩石や流木等を捕捉する捕捉体を備えた堰堤(いわゆる透過型堰堤)が知られている。堰堤は、河川の両岸からそれぞれ突き出た一対の非越流部を備えている。非越流部の間には水を通す開口部が設けられている。
捕捉体は、開口部に設けられており、径の小さい土砂や水を通過させつつ、径の大きな岩石や流木等を捕捉する。捕捉体は、河川の流れ方向において上流側に面する上流側ユニットと、下流側に面する下流側ユニットとを有しており、上流側ユニットと下流側ユニットは連結されている。
上流側ユニット及び下流側ユニットの少なくとも一方は、土石流によって捕捉体に作用する荷重を基礎部や非越流部にうまく伝達させるためにアーチ状に形成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-115480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
直線状に延びる鋼管を格子状に連結して曲げられた上流側ユニット、下流側ユニットを組み立てる場合、縦材と横材の連結部分においては、部位に応じて互いに異なる角度をなすように連結する必要があるため、製作の難易度が非常に高いという問題があった。また、部位に応じて鋼管同士を連結する角度が異なると、各ユニットを製作するのに必要な鋼管の種類が増えるため、製作の手間が増え、品質の低下や製作コストの高騰を招くという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、捕捉体を曲げて構築する場合であっても、製作の難易度を高めることなく、製作の手間を減らすと共に品質向上が図られ、製作コストの高騰を抑えることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一態様は、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに流水に含まれる物体を捕捉する捕捉体であって、河川の上流側に設けられ、縦材と横材が繋ぎ材を介して連結された上流側ユニットと、河川の下流側に設けられ、縦材と横材が繋ぎ材を介して連結された下流側ユニットと、前記上流側ユニットと前記下流側ユニットとを連結する連結材と、を備え、前記上流側ユニットと前記下流側ユニットの各端部は、前記捕捉体における河川を横切る方向両側に構築された非越流部に取り付けられており、前記上流側ユニットと前記下流側ユニットの少なくとも一方は、河川の上流側に向けて突出するように曲げて形成されており、曲げて形成されたユニットにおける前記縦材と前記繋ぎ材、前記縦材と前記連結材、及び前記繋ぎ材と前記連結材は、互いの軸線が直角をなすように連結されていることを特徴とする。
【0007】
また、前記上流側ユニットと前記下流側ユニットが共に河川の上流側に向けて突出するように曲げて形成されていることが好ましい。
【0008】
また、前記連結材は、直線状に延びており、前記捕捉体における河川を横切る方向に隣接する各連結材の軸線のなす角度が全て等しいことが好ましい。
【0009】
また、各ユニットの縦材には、隣接する一方の横材を連結する第1の繋ぎ材と、隣接する他方の横材を連結する第2の繋ぎ材とが連結されており、前記第1の繋ぎ材の軸線と前記第2の繋ぎ材の軸線とが同一直線上にあることが好ましい。
【0010】
また、各縦材における前記第1の繋ぎ材と前記第2の繋ぎ材は、全て同じ大きさに形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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