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公開番号2025100126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217262
出願日2023-12-22
発明の名称手鉤
出願人JFE建材株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類B66C 1/12 20060101AFI20250626BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】搬送対象物を所定の場所に正確に降ろすことが可能な手鉤を提供する。
【解決手段】手鉤1は、第1方向Xに延在する連結部40と、第1方向Xにおける連結部40の一方側にあり、第2方向Yにおいて連結部40に対して一方側にある鉤部10と、第1方向Xにおける連結部40の他方側にある把持部20とを備え、鉤部10は、第1方向Xにおいて把持部20の側とは反対側に向かって鉤状に突出する第1鉤部12と、第1方向Xにおいて第1鉤部12よりも把持部20の側にあり、把持部20の側に向かって鉤状に突出する第2鉤部13とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吊下部材による搬送対象物の搬送作業を補助する手鉤であって、
第1方向に延在する連結部と、
前記第1方向における前記連結部の一方側にあり、前記第1方向に交差する第2方向において前記連結部に対して一方側にある鉤部と、
前記第1方向における前記連結部の他方側にある把持部と
を備え、
前記鉤部は、
前記第1方向において前記把持部の側とは反対側に向かって鉤状に突出する第1鉤部と、
前記第1方向において前記第1鉤部よりも前記把持部の側にあり、前記把持部の側に向かって鉤状に突出する第2鉤部と
を含む、手鉤。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記第1方向において、前記第1鉤部と前記第2鉤部との間の最大離間距離は、前記吊下部材に吊り下げられた前記搬送対象物の最大幅より小さい、請求項1に記載の手鉤。
【請求項3】
前記第1鉤部及び前記第2鉤部のそれぞれが曲線状に形成されている、請求項1に記載の手鉤。
【請求項4】
前記第2鉤部を除く部分が一体形成されている、請求項1に記載の手鉤。
【請求項5】
前記把持部は、前記連結部に対して前記第2方向における一方側又は前記第2方向における他方側に張り出す張り出し部を含む、請求項1に記載の手鉤。
【請求項6】
前記張り出し部は、
前記第1方向における前記鉤部の側で前記第2方向に突出する第1突出部と、
前記第1方向において前記第1突出部の側とは反対側で前記第2方向に突出する第2突出部とを含む、請求項5に記載の手鉤。
【請求項7】
前記第1突出部が突出する長さは、前記第2突出部が突出する長さよりも大きい、請求項6に記載の手鉤。
【請求項8】
前記第1方向における前記第2突出部の長さは、前記第1方向における前記第1突出部の長さよりも長い、請求項6に記載の手鉤。
【請求項9】
前記張り出し部は、前記第1突出部と前記第2突出部とが接続する接続部を含み、
前記第1方向において前記接続部から前記鉤部の側とは反対側に向かう前記第2突出部の傾斜角が、前記第1方向において前記接続部から前記鉤部の側に向かう前記第1突出部の傾斜角よりも小さい、請求項6に記載の手鉤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手鉤に関し、具体的には、吊下部材による搬送対象物の搬送作業を補助することが可能な手鉤に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、搬送対象物をワイヤやロープ等の吊下部材に吊り下げて搬送して降ろす玉掛け作業が知られている。このような玉掛け作業等では、搬送対象物の位置を調整する等のために手を使うと危険であるため、治具を用いてそのような調整をすることが行われている。かかる治具は、手鉤や手鉤棒と呼ばれることがある。このような手鉤として例えば特許文献1に記載された手鉤が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の手鉤によれば、先端に設けられた円弧鉤部を搬送対象物に押し当てたり吊下部材に引っ掛けたりすることによって、搬送対象物の揺れを抑制することができるとされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-17361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば工場などにおける玉掛け作業では、搬送対象物を所定の製造ラインの所定の場所に正確に降ろすことが求められる場合がある。しかし、特許文献1に記載の手鉤では、上記のように、搬送対象物の揺れを抑制することができるに留まる。そのため、搬送対象物を所定の場所に正確に降ろすことが可能な手鉤が求められている。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、搬送対象物を所定の場所に正確に降ろすことが可能な手鉤を提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1):本発明に係る手鉤は、吊下部材による搬送対象物の搬送作業を補助する手鉤であって、第1方向に延在する連結部と、前記第1方向における前記連結部の一方側にあり、前記第1方向に交差する第2方向において前記連結部に対して一方側にある鉤部と、前記第1方向における前記連結部の他方側にある把持部とを備え、前記鉤部は、前記第1方向において前記把持部の側とは反対側に向かって鉤状に突出する第1鉤部と、前記第1方向において前記第1鉤部よりも前記把持部の側にあり、前記把持部の側に向かって鉤状に突出する第2鉤部とを含む。
【0008】
(2):(1)において、前記第1方向において、前記第1鉤部と前記第2鉤部との間の最大離間距離は、前記吊下部材に吊り下げられた前記搬送対象物の最大幅より小さくてもよい。
【0009】
(3):(1)又は(2)において、前記第1鉤部及び前記第2鉤部のそれぞれが曲線状に形成されていてもよい。
【0010】
(4):(1)から(3)のいずれかにおいて、前記第2鉤部を除く部分が一体形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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