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公開番号2025098992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2024224446
出願日2024-12-19
発明の名称フェンス用取付部材
出願人JFE建材株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類E04H 17/16 20060101AFI20250625BHJP(建築物)
要約【課題】隣り合うフェンス部材同士の連結作業を容易に行うことができ、コスト抑制を図ることができるフェンス用取付部材を提供する。
【解決手段】複数の縦線材と複数の横線材とが互いに格子状に接合されることによって形成されたフェンス面と、前記フェンス面の上端部に配置される胴縁とを備えたフェンス部材を互いに連結させるフェンス用取付部材であって、前記胴縁の内側に配置される基部と、前記基部に対して前記胴縁の外側から取り付けられる固定部とを備え、前記固定部は、前記基部に挿入されると共に、前記基部に対して前記横線材の延設方向に向かって摺動させることで固定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の縦線材と複数の横線材とが互いに格子状に接合されることによって形成されたフェンス面と、前記フェンス面の上端部に配置される胴縁とを備えたフェンス部材を互いに連結させるフェンス用取付部材であって、
前記胴縁の内側に配置される基部と、前記基部に対して前記胴縁の外側から取り付けられる固定部とを備え、
前記固定部は、前記基部に挿入されると共に、前記基部に対して前記横線材の延設方向に向かって摺動させることで固定されることを特徴とするフェンス用取付部材。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のフェンス用取付部材において、
前記基部は、前記胴縁の横線材に係合する横線材係合部を備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項3】
請求項2に記載のフェンス用取付部材において、
前記固定部は、固定部基部と、前記固定部基部から突出する係合突部を備え、
前記固定部基部の縁部には前記横線材係合部と対向する押え部を備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項4】
請求項3に記載のフェンス用取付部材において、
前記基部は、前記係合突部が組付可能な被係合部を備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項5】
請求項4に記載のフェンス用取付部材において、
前記被係合部は、前記係合突部が挿入可能な挿入孔と、前記挿入孔と前記横線材の延設方向に連続して形成されると共に、前記係合突部が係合可能な係止部とを備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項6】
請求項1に記載のフェンス用取付部材において、
前記固定部は、固定部基部と、前記固定部基部の縁部から突出する一対の係合爪部を備え、
前記基部は、前記係合爪部が係合可能な爪部被係合部を備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項7】
請求項6に記載のフェンス用取付部材において、
前記係合爪部は、前記固定部基部の縁部から立設する爪部基部を備え、
前記爪部基部の前記延設方向に沿った端部は、前記係合爪部の突出方向に対して傾斜した傾斜面を備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項8】
請求項7に記載のフェンス用取付部材において、
前記爪部基部と前記係合爪部との間には、前記基部が挿通可能な溝部が形成されることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項9】
請求項6に記載のフェンス用取付部材において、
前記固定部は、前記係合爪部の延設方向に沿った端縁から前記延設方向に沿って延びる係合固定部を備え、
前記基部は、前記係合固定部が係合可能な係合孔部を備えることを特徴とするフェンス用取付部材。
【請求項10】
請求項6に記載のフェンス用取付部材において、
前記基部は、前記固定部の前記延設方向に沿った端部と当接可能なストッパを備えることを特徴とするフェンス用取付部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フェンス用取付部材に関し、特に、隣り合うフェンス部材同士を接続して固定するためのフェンス用取付部材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、敷地境界部に沿って構築されるフェンスは、所定間隔に立設された支柱に沿ってフェンス部材を連続的に設置し、隣接する該フェンス部材を互いにフェンス用取付部材を用いて連結させて固定されている。
【0003】
このようなフェンス用取付部材は種々の構成が知られており、例えば、特許文献1に記載されたフェンス用取付部材は、互いに着脱可能に接続される横筋係止具と縦筋係止具を備え、横筋係止具は、隣り合うメッシュフェンスの一側端部の横筋に係止させる係止部と、係止部に繋がり、縦筋係止具に接続する接続部とを備え、縦筋係止具は、隣り合うメッシュフェンスの一側端部の縦筋を嵌合させる縦筋嵌合部と、縦筋嵌合部に繋がり、横筋係止具の接続部を接続する接続受け部を備え、接続受け部と接続部を接続して横筋係止具と縦筋係止具を接続しつつ、係止部を横筋に係止させた状態で横筋周りに回動させて縦筋嵌合部に縦筋を嵌合させるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6633784号公報
【0005】
また、フェンス部材は、上端部に胴縁が形成される場合があり、当該胴縁は、縦線材と横線材を接合した後、フェンス面の上端部を略円形に折り曲げることによって形成される。このような胴縁を有するフェンス部材の連結は、図10に示すように、隣り合うフェンス部材100の両端部を跨ぐように胴縁101の内周に従来基部110を配置し、胴縁101の外周側から従来固定部111をボルト112によって螺着して固定している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のフェンス用取付部材は、上述したように従来基部110に従来固定部111をボルト112によって螺着しているが、当該ボルト112はM6程度の小さいボルトであって、ボルト締結を行う施工作業に繁雑さがあるという問題があった。また、このような小さなボルトを用いているためボルトの紛失が頻繁に起こり、作業者が施工作業にストレスと感じるという問題もあった。
【0007】
また、従来基部110は、金属板を板金によって折り曲げて形成したものであり、ボルト112の締結の際に胴縁101内に保持することが難しいという問題があった。
【0008】
さらに、ボルト112を用いることによってコスト抑制を図ることが難しいという問題もあった。また、ボルト紛失を考慮して予備用のボルトを余分に納品することが行われており、これもコスト抑制が難しい一因となっている。
【0009】
そこで、本発明は上記の事項に鑑みてなされたものであり、隣り合うフェンス部材同士の連結作業を容易に行うことができ、コスト抑制を図ることができるフェンス用取付部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るフェンス用取付部材は、複数の縦線材と複数の横線材とが互いに格子状に接合されることによって形成されたフェンス面と、前記フェンス面の上端部に配置される胴縁とを備えたフェンス部材を互いに連結させるフェンス用取付部材であって、前記胴縁の内側に配置される基部と、前記基部に対して前記胴縁の外側から取り付けられる固定部とを備え、前記固定部は、前記基部に挿入されると共に、前記基部に対して前記横線材の延設方向に向かって摺動させることで固定されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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