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公開番号
2025109017
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002660
出願日
2024-01-11
発明の名称
シート切断装置、シート供給装置及びロール交換方法
出願人
JFE建材株式会社
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
主分類
B26F
3/12 20060101AFI20250716BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】作業者の熟練度に関わらず、ラインを止めることなく、保護シートのロール交換を円滑に行う。
【解決手段】供給されるシートを切断するシート切断装置(4)は、シート(s)の供給経路上に設けられ、通電によりシートの融点よりも高い温度で発熱する切断部(41)と、切断部に通電する電源(43)と、シートの供給方向に対して交差する方向に切断部を往復移動させる駆動部(44)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
供給されるシートを切断するシート切断装置であって、
前記シートの供給経路上に設けられ、通電により前記シートの融点よりも高い温度で発熱する切断部と、
前記切断部に通電する電源と、
前記シートの供給方向に対して交差する方向に前記切断部を往復移動させる駆動部と、
を備えることを特徴とするシート切断装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記切断部はニクロム線であることを特徴とする請求項1に記載のシート切断装置。
【請求項3】
前記切断部は、その延在方向が前記切断部の移動方向に直交することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート切断装置。
【請求項4】
保護対象物の表面に貼り付けるシートを前記保護対象物に向けて供給するシート供給装置であって、
前記シートがロール状に巻き付けられた第1のロールを支持する第1の支持部と、
前記シートがロール状に巻き付けられた第2のロールを支持する第2の支持部と、
前記第1の支持部と前記第2の支持部の一方を供給位置に移動させると共に他方を待機位置に移動させる移動装置と、
請求項1に記載のシート切断装置と、
前記移動装置の駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記待機位置にある一方のロールを移動させて前記供給位置にある他方のロールから繰り出すシートに押し当ててそれぞれのシートを二枚に重ね合わせ、二つのロールからそれぞれシートを繰り出すように前記移動装置を駆動させ、
前記シート切断装置は、重ね合わせたシートの上流側で前記他方のロールから繰り出すシートを切断する位置に設けられていることを特徴とするシート供給装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記シート切断装置により、重ね合わせたシートの上流側で他方のロールから繰り出すシートを切断した後、前記一方のロールを前記供給位置に移動するように前記移動装置を駆動させることを特徴とする請求項4に記載のシート供給装置。
【請求項6】
前記制御部は、重ね合わせたシートの上流側で前記他方のロールから繰り出されているシートを切断するように前記シート切断装置を駆動させることを特徴とする請求項4又は5に記載のシート供給装置。
【請求項7】
前記第1の支持部と前記第2の支持部とを支持する腕部を備え、
前記移動装置は、各支持部に支持される各ロールが前記供給位置と前記待機位置に交互に到達するように前記腕部を回転させることを特徴とする請求項4又は5に記載のシート供給装置。
【請求項8】
請求項4に記載のシート供給装置を用いたロール交換方法であって、
前記待機位置にある一方のロールを移動させて前記供給位置にある他方のロールから繰り出すシートに押し当ててそれぞれのシートを二枚に重ね合わせ、二つのロールからそれぞれシートを繰り出す工程と、
前記シート切断装置を駆動させて重ね合わせたシートの上流側で前記他方のロールから繰り出すシートを切断する工程と、
シートの切断後、前記一方のロールを前記供給位置に移動する工程と、
を有することを特徴とするロール交換方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート切断装置、シート供給装置及びロール交換方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
表面に琺瑯層が形成された黒板やマーカーボードが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような製品は、運搬時における表面材(琺瑯層等)の損傷を防止するため、保護シートが表面材に貼り付けられる。保護シートは、表面材の製造工程において、焼成された表面材の表面に貼り付けられる。保護シートは、ロール状に巻き付けられており、表面材の搬送速度に合わせて搬送ラインに供給される。ここで、表面材の焼成時間を一定に保つため、保護シートの残りが少なくなってロールを交換する際にもラインを止めないようにしている。そのため、保護シートのロールを交換する際、ロールの保護シートを切断し、新たに取り付けるロールの保護シートに重ねて繋げる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-083873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現状、作業者は、ロールの保護シートの残りを確認し、手作業で保護シートを切断し、切断した保護シートの最後部に新たなロールの保護シートを重ねて繋ぎ、表面材に供給される保護シートが途切れないようにしていた。この作業中も保護シートは表面材に向けて供給され続けているため、熟練した者でなければ短時間でロール交換を済ませることができず、間に合わなければラインを止めざるを得ない状況になるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、作業者の熟練度に関わらず、ラインを止めることなく、保護シートのロール交換を円滑に行うことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る一態様は、供給されるシートを切断するシート切断装置であって、前記シートの供給経路上に設けられ、通電により前記シートの融点よりも高い温度で発熱する切断部と、前記切断部に通電する電源と、前記シートの供給方向に対して交差する方向に前記切断部を往復移動させる駆動部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、前記切断部はニクロム線であることが好ましい。
【0008】
また、前記切断部は、その延在方向が前記切断部の移動方向に直交することが好ましい。
【0009】
本発明に係る一態様は、保護対象物の表面に貼り付けるシートを前記保護対象物に向けて供給するシート供給装置であって、前記シートがロール状に巻き付けられた第1のロールを支持する第1の支持部と、前記シートがロール状に巻き付けられた第2のロールを支持する第2の支持部と、前記第1の支持部と前記第2の支持部の一方を供給位置に移動させると共に他方を待機位置に移動させる移動装置と、上記に記載のシート切断装置と、前記移動装置の駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記待機位置にある一方のロールを移動させて前記供給位置にある他方のロールから繰り出すシートに押し当ててそれぞれのシートを二枚に重ね合わせ、二つのロールからそれぞれシートを繰り出すように前記移動装置を駆動させ、前記シート切断装置は、重ね合わせたシートの上流側で前記他方のロールから繰り出すシートを切断する位置に設けられていることを特徴とする。
【0010】
また、前記制御部は、前記シート切断装置により、重ね合わせたシートの上流側で他方のロールから繰り出すシートを切断した後、前記一方のロールを前記供給位置に移動するように前記移動装置を駆動させることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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