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公開番号
2025131152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028703
出願日
2024-02-28
発明の名称
堰堤
出願人
JFE建材株式会社
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
主分類
E02B
7/02 20060101AFI20250902BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】低コストで構築可能な堰堤を提供する。
【解決手段】堰堤本体10と、1対の袖部コンクリート31,31と、底部コンクリート30とを備え、堰堤本体10の上流側F1にある上流側部分10Uは、複数の縦鋼管11と、複数の横鋼管20とを備え、複数の横鋼管20は、最も上側及び最も下側のそれぞれにあり、前記1対の袖部コンクリートに架け渡される第1横鋼管21と、袖部コンクリート31から延びており、袖部コンクリート31に隣接する縦鋼管11Aに接続する第2横鋼管22と、第1横鋼管21及び第2横鋼管22とは異なる位置にある第3横鋼管23と
を含み、第3横鋼管23のそれぞれは、縦鋼管11と、第1横鋼管21と、第2横鋼管22とを含む鋼管群PGを構成するそれぞれの鋼管に比べて、断面積が小さく、かつ、変形しやすい鋼管である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
河川の流れ方向に交差する横方向に沿って設置される堰堤であって、
堰堤本体と、
前記横方向における前記河川の両側に配置され、前記堰堤本体の前記横方向における両側が固定される1対の袖部コンクリートと、
地面に打設され、前記堰堤本体の下側が固定される底部コンクリートとを備え、
前記堰堤本体のうち前記流れ方向における上流側にある上流側部分は、前記底部コンクリートから上方に立設される複数の縦鋼管と、前記1対の袖部コンクリートの間で前記横方向に延びる複数の横鋼管とを備え、
前記複数の横鋼管は、
最も上側及び最も下側のそれぞれにあり、前記1対の袖部コンクリートに架け渡される第1横鋼管と、
前記袖部コンクリートから延びており、前記横方向において前記袖部コンクリートに隣接する前記縦鋼管に接続する第2横鋼管と、
前記第1横鋼管及び前記第2横鋼管とは異なる位置にある1つ以上の第3横鋼管と
を含み、
前記第3横鋼管のそれぞれは、前記複数の縦鋼管と、前記第1横鋼管と、前記第2横鋼管とを含む鋼管群を構成するそれぞれの鋼管に比べて、断面積が小さく、かつ、変形しやすい鋼管である、堰堤。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記複数の横鋼管は、前記第1横鋼管、前記第2横鋼管、及び前記第3横鋼管とは異なる位置にある第4横鋼管を含み、
前記鋼管群は、前記第4横鋼管をさらに含む、請求項1に記載の堰堤。
【請求項3】
前記第3横鋼管のそれぞれにおける径が、前記鋼管群を構成する鋼管のそれぞれの径よりも小さい、請求項1又は2に記載の堰堤。
【請求項4】
前記第3横鋼管のそれぞれにおける板厚が、前記鋼管群を構成する鋼管のそれぞれの板厚よりも小さい、請求項1又は2に記載の堰堤。
【請求項5】
前記1つ以上の第3横鋼管の数は複数であり、
複数の前記第3横鋼管には、前記横方向において隙間を空けて隣接する1対以上の前記第3横鋼管が含まれる、請求項1又は2に記載の堰堤。
【請求項6】
前記堰堤本体は、前記流れ方向における上流側に向かって突出するように湾曲している、請求項1又は2に記載の堰堤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、堰堤に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
大雨の際などに生じる土石流に含まれる大岩や流木等を堰き止めるために、河川に配置される堰堤が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平01-111727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、低コストで構築可能な堰堤を提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1):本発明は、河川の流れ方向に交差する横方向に沿って設置される堰堤であって、堰堤本体と、前記横方向における前記河川の両側に配置され、前記堰堤本体の前記横方向における両側が固定される1対の袖部コンクリートと、地面に打設され、前記堰堤本体の下側が固定される底部コンクリートとを備え、前記堰堤本体のうち前記流れ方向における上流側にある上流側部分は、前記底部コンクリートから上方に立設される複数の縦鋼管と、前記1対の袖部コンクリートの間で前記横方向に延びる複数の横鋼管とを備え、前記複数の横鋼管は、最も上側及び最も下側のそれぞれにあり、前記1対の袖部コンクリートに架け渡される第1横鋼管と、前記袖部コンクリートから延びており、前記横方向において前記袖部コンクリートに隣接する前記縦鋼管に接続する第2横鋼管と、前記第1横鋼管及び前記第2横鋼管とは異なる位置にある1つ以上の第3横鋼管とを含み、前記第3横鋼管のそれぞれは、前記複数の縦鋼管と、前記第1横鋼管と、前記第2横鋼管とを含む鋼管群を構成するそれぞれの鋼管に比べて、断面積が小さく、かつ、変形しやすい鋼管である。
【0006】
(2):(1)において、前記複数の横鋼管は、前記第1横鋼管、前記第2横鋼管、及び前記第3横鋼管とは異なる位置にある第4横鋼管を含み、前記鋼管群は、前記第4横鋼管をさらに含んでもよい。
【0007】
(3):(1)又は(2)において、前記第3横鋼管のそれぞれにおける径が、前記鋼管群を構成する鋼管のそれぞれの径よりも小さくてもよい。
【0008】
(4):(1)又は(2)において、前記第3横鋼管のそれぞれにおける板厚が、前記鋼管群を構成する鋼管のそれぞれの板厚よりも小さくてもよい。
【0009】
(5):(1)から(4)のいずれかにおいて、前記1つ以上の第3横鋼管の数は複数であり、複数の前記第3横鋼管には、前記横方向において隙間を空けて隣接する1対以上の前記第3横鋼管が含まれてもよい。
【0010】
(6):(1)から(5)のいずれかにおいて、前記堰堤本体は、前記流れ方向における上流側に向かって突出するように湾曲していてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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