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公開番号
2024132537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043340
出願日
2023-03-17
発明の名称
鋼管杭の施工方法及び鋼管杭基礎
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
7/22 20060101AFI20240920BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】支持層への根入れ深さが短い場合であっても必要な支持力を確保できる鋼管杭の施工方法を提供する。
【解決手段】実施形態における鋼管杭の施工方法は、先端部が開放された鋼管本体と、鋼管本体1Aの先端部の内面に閉塞促進部材5を備える鋼管杭1を地盤に貫入する鋼管杭の施工方法であって、鋼管本体1Aの先端が地盤Gの支持層G2に到達するまでは鋼管本体1Aの管内土量を調整するための管内土量調整装置3を制御し、鋼管本体1Aの外径寸法の0.7倍以上の深さまで、鋼管本体1Aの先端を支持層G2に貫入する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
先端部が開放された鋼管本体と、前記鋼管本体の先端部の内面に閉塞促進部材を備える鋼管杭を地盤に貫入する鋼管杭の施工方法であって、
前記鋼管本体の先端が前記地盤の支持層に到達するまでは、前記鋼管本体の管内土量を調整するための管内土量調整手段を制御し、
前記鋼管本体の外径寸法の0.7倍以上の深さまで、前記鋼管本体の先端を前記支持層に貫入すること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記鋼管本体の管内土の天端が閉塞促進部材の上端よりも上方に位置されるように前記管内土量調整手段を制御すること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項3】
請求項1に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記閉塞促進部材は、前記鋼管本体の先端から前記鋼管本体の外径寸法の2倍の範囲内に設けられること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項4】
請求項1に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記閉塞促進部材は、
前記鋼管本体の内面が目粗されて形成される目粗し部、
棒状部材により形成される棒状突起部、
前記鋼管本体の鋼管軸に対して直交して配置される板材により形成されるとともに鋼管軸方向から見たときにリング状に配置される板状部材、及び
前記鋼管本体の鋼管断面を仕切るように配置される仕切り板、
の少なくとも何れかで構成されること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項5】
請求項1に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記鋼管杭を回転圧入によって地盤に貫入すること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項6】
請求項1に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記鋼管杭は、前記鋼管本体の先端よりも下方に突出して固定された掘削用ビットを有すること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項7】
請求項2に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記管内土量調整手段を制御する際、
前記鋼管本体の管内土の天端の位置を測定し、
測定した前記天端の位置が前記閉塞促進部材の上端の位置に基づいて予め設定された管理範囲の下限よりも低い場合には、前記管内土量調整手段により前記鋼管本体に土砂を投入し、
測定した前記天端の位置が前記管理範囲の上限よりも高い場合には、前記管内土量調整手段により前記鋼管本体から土砂を排出すること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項8】
請求項1に記載の鋼管杭の施工方法であって、
前記鋼管本体の先端を前記支持層に貫入する際、前記管内土量調整手段による管内土量の調整を終了すること
を特徴とする鋼管杭の施工方法。
【請求項9】
請求項1~8の何れか1項に記載の鋼管杭の施工方法によって地盤に貫入して構築されることを特徴とする鋼管杭基礎。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼管杭の施工方法及び鋼管杭基礎に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鋼管杭の施工方法に関する技術として、例えば特許文献1が開示されている。
【0003】
特許文献1の鋼管杭の施工方法は、先端部が開放した鋼管本体と、鋼管本体の先端縁よりも下方に突出した掘削用ビットとを有する鋼管杭を支持層に到達するまで地盤に貫入し、杭径寸法の3倍程度以上の深さまで支持層に回転圧入し、当該鋼管本体の先端部を削孔した支持層の硬質な土で閉塞する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-255695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の開示技術では、鋼管の外形寸法の3倍程度以上の深さまで支持層に回転圧入されることによって支持力が確保される。しかしながら、鋼管杭の支持層がかなり硬質な地盤である場合や、鉛直方向の圧入抵抗が大きくなる鋼管杭の外径が大きい場合、支持層に深く根入れすることが難しい場合がある。このような場合、所定の到達目標深度まで貫入することができずに浅止まりとなってしまい、杭先端部の閉塞度を十分に確保することができないおそれがある。その結果、到達目標深度までの根入れを確保するために、より出力の大きな重機が必要となることに加え、施工時間の増大など施工性が低下してしまうという問題がある。したがって、支持層への根入れ深さが短い場合であっても、必要な支持力を確保できる技術が求められる。
【0006】
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、支持層への根入れ深さが短い場合であっても必要な支持力を確保できる鋼管杭の施工方法及び鋼管杭基礎を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1発明に係る鋼管杭の施工方法は、先端部が開放された鋼管本体と、前記鋼管本体の先端部の内面に閉塞促進部材を備える鋼管杭を地盤に貫入する鋼管杭の施工方法であって、前記鋼管本体の先端が前記地盤の支持層に到達するまでは、前記鋼管本体の管内土量を調整するための管内土量調整手段を制御し、前記鋼管本体の外径寸法の0.7倍以上の深さまで、前記鋼管本体の先端を前記支持層に貫入することを特徴とする。
【0008】
第2発明に係る鋼管杭の施工方法は、第1発明において、前記鋼管本体の管内土の天端が前記閉塞審部材の上端よりも上方に位置されるように前記管内土量調整手段を制御することを特徴とする。
【0009】
第3発明に係る鋼管杭の施工方法は、第1発明において、前記閉塞促進部材は、前記鋼管本体の先端から前記鋼管本体の外径寸法の2倍の範囲内に設けられることを特徴とする。
【0010】
第4発明に係る鋼管杭の施工方法は、第1発明において、前記閉塞促進部材は、前記鋼管本体の内面が目粗されて形成される目粗し部、棒状部材により形成される棒状突起部、前記鋼管本体の鋼管軸に対して直交して配置される板材により形成されるとともに鋼管軸方向から見たときにリング状に配置される板状部材、及び前記鋼管本体の鋼管断面を仕切るように配置される仕切り板、の少なくとも何れかで構成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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