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公開番号2024056094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024037146,2023000229
出願日2024-03-11,2018-01-23
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20240412BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】自動操舵に関わる複数のスイッチの誤操作を防ぐ。
【解決手段】車体の走行方向を切り替える操作を行うシャトルレバーと、自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、補正量を設定する補正スイッチを備え、操舵切換スイッチがステアリングシャフトに対してシャトルレバーと同一方向に配置され且つ、操舵切換スイッチの把持部はシャトルレバーの把持部よりもステアリングハンドルの近くに配置され、シャトルレバーと操舵切換スイッチとは共にステアリングシャフトから離れる一側方にカバーから突出され、シャトルレバーの把持部と操舵切換スイッチの把持部とは共にステアリングシャフトから離れる一側方に延び、補正スイッチにより設定された補正量に基づいて位置検出装置で検出された車体の位置と走行予定ラインとの位置関係が変更され、補正スイッチは、車体の幅方向において、ステアリングシャフトの他側方に配置されるとともにステアリングハンドルから離れた位置にある。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
ステアリングハンドルと、
前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトを収容するカバーと、
前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、
前記車体の走行方向を切り替える操作を行うシャトルレバーと、
前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、
前記車体に設けられ且つ、測位衛星の信号に基づいて前記車体の位置を検出する位置検出装置と、
補正量を設定する補正スイッチと、
を備え、
前記操舵切換スイッチが前記ステアリングシャフトに対して前記シャトルレバーと同一方向に配置され且つ、前記操舵切換スイッチの把持部は、前記シャトルレバーの把持部よりも前記ステアリングハンドルの近くに配置され、
前記シャトルレバーと前記操舵切換スイッチとは共に前記ステアリングシャフトから離れる一側方に前記カバーから突出されるとともに、前記シャトルレバーの把持部と前記操舵切換スイッチの把持部とは共に前記ステアリングシャフトから離れる一側方に延びており、
前記補正スイッチにより設定された補正量に基づいて、前記位置検出装置で検出された前記車体の位置と前記走行予定ラインとの位置関係が変更され、
前記補正スイッチは、前記車体の幅方向において、前記ステアリングシャフトの他側方に配置されるとともに、前記ステアリングハンドルから離れた位置にある作業車両。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
ステアリングハンドルと、
前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトを収容するカバーと、
前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、
前記車体の走行方向を切り替える操作を行うシャトルレバーと、
前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、
前記車体に設けられ且つ、測位衛星の信号に基づいて前記車体の位置を検出する位置検装置と、
補正量を設定する補正スイッチと、
を備え、
前記操舵切換スイッチが前記ステアリングシャフトに対して前記シャトルレバーと同一方向に配置され且つ、前記操舵切換スイッチの把持部は、前記シャトルレバーの把持部よりも前記ステアリングハンドルの近くに配置され、
前記補正スイッチにより設定された補正量に基づいて、前記位置検出装置で検出された前記車体の位置と前記走行予定ラインとの位置関係が変更され、
前記操舵切換スイッチは、中立位置から上、下、前、後の方向のうち、少なくとも2方向への操作が可能であり、
前記操舵切換スイッチが、中立位置から前記2方向のうちの第一所定方向への操作がされることにより前記自動操舵の走行基準ラインの始点が設定され、
前記操舵切換スイッチが、中立位置から前記2方向のうちの第二所定方向への操作がされることにより前記自動操舵が開始される作業車両。
【請求項3】
前記補正スイッチの操作回数に基づいて前記補正量が設定される請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記補正量は、操作回数×1回の操作回数当たりの補正量により決定される請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記補正スイッチは、左側への前記補正量を設定する第1補正部と、右側への前記補正量を設定する第2補正部とを有し、
前記第1補正部を構成するスイッチと前記第2補正部を構成するスイッチとが一体化されている請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばトラクタ等の作業車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された作業車両が知られている。
特許文献1に開示された作業車両は、GPS衛星から送信される電波を受信して機体の位置を算出するGPS位置算出手段と、操舵装置を回動する操舵駆動手段と、エンジン回転制御手段と、変速手段と、これらを制御する制御部を備え、機体の位置に基づいて設定経路に沿って走行するように操舵駆動手段、エンジン回転制御手段及び変速手段を制御して自動走行可能とする自動走行モードと、変速操作手段、操舵操作手段及びエンジン回転操作手段の人為的操作に応じて機体の走行を可能とする手動走行モードとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-182453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記作業車両は、自動走行モードと手動走行モードを切り換えるモード切換操作手段となる自動・手動切換スイッチを備えている。しかしながら、特許文献1には、自動・手動切換スイッチの具体的な配置については開示されておらず、また、自動操舵の開始前の設定を行う設定モードに切り換えるスイッチについても開示されていない。そのため、特許文献1に開示の作業車両では、自動操舵に関わる複数のスイッチの誤操作を確実に防ぐことは困難であった。
【0005】
本発明は、このような従来技術に鑑みてなされたものであって、自動操舵に関わる複数のスイッチの誤操作を確実に防ぐことができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る作業車両は、ステアリングハンドルと、前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトを収容するカバーと、前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記車体の走行方向を切り替える操作を行うシャトルレバーと、前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、前記車体に設けられ且つ、測位衛星の信号に基づいて前記車体の位置を検出する位置検出装置と、補正量を設定する補正スイッチと、を備え、前記操舵切換スイッチが前記ステアリングシャフトに対して前記シャトルレバーと同一方向に配置され且つ、前記操舵切換スイッチの把持部は、前記シャトルレバーの把持部よりも前記ステアリングハンドルの近くに配置され、前記シャトルレバーと前記操舵切換スイッチとは共に前記ステアリングシャフトから離れる一側方に前記カバーから突出されるとともに、前記シャトルレバーの把持部と前記操舵切換スイッチの把持部とは共に前記ステアリングシャフトから離れる一側方に延びており、前記補正スイッチにより設定された補正量に基づいて、前記位置検出装置で検出された前記車体の位置と前記走行予定ラインとの位置関係が変更され、前記補正スイッチは、前記車体の幅方向において、前記ステアリングシャフトの他側方に配置されるとともに、前記ステアリングハンドルから離れた位置にある。
【0007】
本発明の一態様に係る作業車両は、ステアリングハンドルと、前記ステアリングハンドルを回転可能に支持するステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトを収容するカバーと、前記ステアリングハンドルによる手動操舵と、走行予定ラインに基づく前記ステアリングハンドルの自動操舵とのいずれかで走行可能な車体と、前記車体の走行方向を切り替える操作を行うシャトルレバーと、前記ステアリングシャフトの周囲に配置され且つ、前記自動操舵の開始又は終了を切り換える操舵切換スイッチと、前記車体に設けられ且つ、測位衛星の信号に基づいて前記車体の位置を検出する位置検装置と、補正量を設定する補正スイッチと、を備え、前記操舵切換スイッチが前記ステアリングシャフトに対して前記シャトルレバーと同一方向に配置され且つ、前記操舵切換スイッチの把持部は、前記シャトルレバーの把持部よりも前記ステアリングハンドルの近くに配置され、前記補正スイッチにより設定された補正量に基づいて、前記位置検出装置で検出された前記車体の位置と前記走行予定ラインとの位置関係が変更され、前記操舵切換スイッチは、中立位置から上、下、前、後の方向のうち、少なくとも2方向への操作が可能であり、前記操舵切換スイッチが、中立位置から前記2方向のうちの第一所定方向への操作がされることにより前記自動操舵の走行基準ラインの始点が設定され、前記操舵切換スイッチが、中立位置から前記2方向のうちの第二所定方向への操作がされることにより前記自動操舵が開始される。
【0008】
好ましくは、前記補正スイッチの操作回数に基づいて前記補正量が設定される。
【0009】
好ましくは、前記補正量は、操作回数×1回の操作回数当たりの補正量により決定される。
【0010】
好ましくは、前記補正スイッチは、左側への前記補正量を設定する第1補正部と、右側への前記補正量を設定する第2補正部とを有し、前記第1補正部を構成するスイッチと前記第2補正部を構成するスイッチとが一体化されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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