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公開番号2024051769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158089
出願日2022-09-30
発明の名称エンジン
出願人株式会社クボタ
代理人個人
主分類F01M 1/08 20060101AFI20240404BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】所定の回転軸Rの有無により区別される異仕様のエンジンでシリンダブロック2を共用する場合に、軸無仕様のエンジンでありながら、カム軸5のカム5aの潤滑に支障が生じないエンジンを提供する。
【解決手段】カム軸室前壁2bは、カム軸5の前軸受孔2dと、その下方に配置された前孔2eを備え、カム軸室後壁2fは、前孔2eと同心の後孔2gを備え、シリンダブロック前壁2aは、前孔2eの内周面に通路出口8aが形成されたオイル供給通路8を備え、カム軸室前壁2bの前孔2eに、オイル供給通路8の通路出口8aを覆う嵌入部品9が内嵌され、嵌入部品9は、オイル供給通路8からのエンジンオイル7をカム軸5に噴射するカム軸用オイルジェット孔9aを備えている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
クランク軸(1)の架設方向を前後方向、前後方向の一方側を前、他方側を後として、シリンダブロック前壁(2a)と、カム軸室前壁(2b)と、カム軸室前壁(2b)の後側に設けられたカム軸室(2c)を備え、カム軸室(2c)にカム軸(5)が収容され、
カム軸室前壁(2b)は、カム軸(5)の前軸受孔(2d)と、その下方に配置された前孔(2e)を備え、カム軸室後壁(2f)は、前孔(2e)と同心の後孔(2g)を備え、
シリンダブロック前壁(2a)は、前孔(2e)の内周面に通路出口(8a)が形成されたオイル供給通路(8)を備え、カム軸室前壁(2b)の前孔(2e)に、オイル供給通路(8)の通路出口(8a)を覆う嵌入部品(9)が内嵌され、嵌入部品(9)は、オイル供給通路(8)からのエンジンオイル(7)をカム軸(5)に噴射するカム軸用オイルジェット孔(9a)を備えている、ことを特徴とするエンジン。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたエンジンにおいて、
カム軸用オイルジェット孔(9a)は嵌入部品(9)の内径に沿う内径部(9b)に設けられている、ことを特徴とするエンジン。
【請求項3】
請求項1に記載されたエンジンにおいて、
カム軸室前壁(2b)の前側にカム軸(5)のカム軸入力ギヤ(12)を備え、嵌入部品(9)は、オイル供給通路(8)からのエンジンオイル(7)をカム軸入力ギヤ(12)に噴射するギヤ用オイルジェット孔(9c)を備えている、ことを特徴とするエンジン。
【請求項4】
請求項3に記載されたエンジンにおいて、
カム軸用オイルジェット孔(9a)とギヤ用オイルジェット孔(9c)は嵌入部品(9)の内径に沿う内径部(9b)に設けられている、ことを特徴とするエンジン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに関し、詳しくは、所定の回転軸の有無で区別される異仕様エンジンでシリンダブロックを共用する場合に、軸無仕様のエンジンでありながら、カム軸のカムの潤滑に支障が生じないエンジンに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カム軸室に所定の回転軸(ガバナ軸)を架設したエンジンがある(例えば、特許文献1参照)。
この所定の回転軸(ガバナ軸)が有る軸有仕様のエンジンと同じシリンダブロックを共用し、所定の回転軸(ガバナ軸)の無い軸無仕様のエンジンを製造することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-83336号公報(図1参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
《問題点》 軸無仕様のエンジンではカム軸のカムの潤滑に支障が生じるおそれがある。
上記のようにして、軸無仕様のエンジンを製造した場合、所定の回転軸(ガバナ軸)でエンジンオイルを跳ね上げることができないため、カム軸室内のオイルミストが不足し、カム軸のカムの潤滑に支障が生じるおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、所定の回転軸の有無によって区別される異仕様エンジンでシリンダブロックを共用する場合に、軸無仕様のエンジンでありながら、カム軸のカムの潤滑に支障が生じないエンジンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明の主要な構成は、次の通りである。
図1に例示するように、クランク軸(1)の架設方向を前後方向、前後方向の一方側を前、他方側を後として、図2に例示するように、シリンダブロック前壁(2a)と、カム軸室前壁(2b)と、図3に例示するように、カム軸室前壁(2b)の後側に設けられたカム軸室(2c)を備え、カム軸室(2c)にカム軸(5)が収容され、
図3に例示するように、カム軸室前壁(2b)は、カム軸(5)の前軸受孔(2d)と、その下方に配置された前孔(2e)を備え、カム軸室後壁(2f)は、前孔(2e)と同心の後孔(2g)を備え、
図2に例示するように、シリンダブロック前壁(2a)は、前孔(2e)の内周面に通路出口(8a)が形成されたオイル供給通路(8)を備え、カム軸室前壁(2b)の前孔(2e)に、オイル供給通路(8)の通路出口(8a)を覆う嵌入部品(9)が内嵌され、図3に例示するように、嵌入部品(9)は、オイル供給通路(8)からのエンジンオイル(7)をカム軸(5)に噴射するカム軸用オイルジェット孔(9a)を備えている、ことを特徴とするエンジン。
【発明の効果】
【0007】
本願発明は、次の効果を奏する。
《効果》所定の回転軸(R)の有無によって区別される異仕様エンジンでシリンダブロック(2)を共用する場合に、軸無仕様のエンジンでありながら、カム軸(5)のカム(5a)の潤滑に支障が生じない。
図10に例示するように、嵌入部品(9)の無い前孔(2e)と後孔(2g)に内嵌した前後軸受(30d)(30e)を介して所定の回転軸(R)をカム軸(5)の下方に架設すれば、軸有仕様のエンジンを製造することができるため、シリンダブロック(2)を軸有仕様のエンジンと共用することができる。
そして、図3に例示するように、エンジンオイル(7)がオイルジェット孔(9a)からカム軸(5)に噴射されるため、回転によってエンジンオイル(7)を跳ね上げる所定の回転軸(R)(図10に例示)が無い軸無仕様のエンジンでありながら、カム軸(5)のカム(5a)の潤滑には支障がない。
このように、所定の回転軸(R)の有無によって区別される各仕様のエンジンでシリンダブロック(2)を共用する場合に、軸無仕様のエンジンでありながら、カム軸(5)のカム(5a)の潤滑に支障が生じない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る軸無仕様のエンジンの一部切欠要部右側面図である。
図1のII-II線断面図である。
図2のIII-III線断面図である。
図1のIV-IV線断面図である。
図1のエンジンの右側面図である。
図1のエンジンの左側面図である。
図1のエンジンの正面図である。
図1のエンジンの背面図である。
図1のエンジンの平面図である。
図1のエンジンとシリンダブロックを共用する軸有仕様のエンジンの一部切欠要部右側面図である。
図10のXI-XI線断面図である。
図10のXII-XII線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1から図9は本発明の実施形態に係る軸無仕様のエンジンを説明する図、図10から図12は、軸無仕様のエンジンとシリンダブロックを共用する軸有仕様のエンジンで、この実施形態では、コモンレール式の立形直列多気筒(3気筒)ディーゼルエンジンについて説明する。
【0010】
図1に示すように、クランク軸の架設方向を前後方向、前後方向の一方側を前、他方側を後、図2に示すように、前後方向と直交するエンジンの幅方向を横方向とする。
図5に示す軸無仕様のエンジンは、シリンダブロック(2)と、シリンダブロック(2)の上部に組み付けられたシリンダヘッド(14)と、シリンダヘッド(14)の上部に組み付けられたシリンダヘッドカバー(15)と、シリンダブロック(2)の前部に組み付けられた調時伝動ケース(10)と、調時伝動ケース(10)の前側に配置されたエンジン冷却ファン(16)と、シリンダブロック(2)の後部に配置されたフライホイール(17)と、シリンダブロック(2)の下部に組み付けられたオイルパン(18)を備えている。シリンダブロック(2)の下部でクランクケース(2h)が構成されている。
クランクケース(2h)には、クランク軸(1)が収容されている。
このエンジンは、吸気装置と、燃料供給装置と、排気装置を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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