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公開番号2024096596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2023000177
出願日2023-01-04
発明の名称電動作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60L 58/15 20190101AFI20240709BHJP(車両一般)
要約【課題】回生電力を有効活用できるとともに、構成を簡素化することができる電動作業車を提供する。
【解決手段】走行装置と、走行装置を駆動する第一電動モータ26と、ポンプを駆動する第二電動モータ40と、第一電動モータ26に電力を供給するバッテリ25と、バッテリ25への充電が必要であるか否かを判断する充電判定部52と、第一電動モータ26を制御する制御装置50と、が備えられ、制御装置50は、第一電動モータ26から発生した回生電力を制御する回生制御部50cを備え、充電判定部52により、バッテリ25への充電が不要であると判断されたとき、回生制御部50cは、第一電動モータ26の回生電力を第二電動モータ40へ供給するように制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行装置と、
前記走行装置を駆動する第一電動モータと、
ポンプを駆動する第二電動モータと、
前記第一電動モータに電力を供給するバッテリと、
前記バッテリへの充電が必要であるか否かを判断する充電判定部と、
前記第一電動モータを制御する制御装置と、が備えられ、
前記制御装置は、前記第一電動モータから発生した回生電力を制御する回生制御部を備え、
前記充電判定部により、前記バッテリへの充電が不要であると判断されたとき、前記回生制御部は、前記第一電動モータの回生電力を前記第二電動モータへ供給するように制御する電動作業車。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記充電判定部は、前記バッテリが満充電であるときに前記バッテリへの充電が不要であると判断する請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記ポンプは、オイルクーラが設けられているオイル循環回路内のオイルを圧送させる油圧ポンプであり、
前記第二電動モータは、前記油圧ポンプを駆動するための電動モータである請求項1に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記ポンプは、ラジエータが設けられている冷却水通路内の冷却水を圧送させるウォータポンプであり、
前記第二電動モータは、前記ウォータポンプを駆動するための電動モータである請求項1に記載の電動作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータから発生した回生電力をバッテリに充電する電動作業車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
上述したような電動作業車は、ブレーキ操作により発生した回生電力は、バッテリの充電電力として使用される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-065469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような電動作業車においては、例えばバッテリが満充電状態である等、バッテリへの充電が不要であるときには、回生電力によるバッテリへの充電が行われないものがある。回生電力によるバッテリへの充電が行われないとき、回生ブレーキによる減速等の制動制御は行われず、例えば、機械ブレーキを用いた制動制御が行われていた。
【0005】
つまり、従来の電動作業車は、回生ブレーキの機構だけでなく、機械ブレーキの機構を備えるものであり、構成部品が増えてしまうという不都合があった。また、バッテリへの充電が不要であるときには、回生電力によるバッテリへの充電が行われない等、回生電力が有効活用できず、改善の余地があった。
【0006】
そこで本発明は、上記課題に鑑み、回生電力を有効活用できるとともに、構成を簡素化することができる電動作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電動作業車は、走行装置と、前記走行装置を駆動する第一電動モータと、ポンプを駆動する第二電動モータと、前記第一電動モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリへの充電が必要であるか否かを判断する充電判定部と、前記第一電動モータを制御する制御装置と、が備えられ、前記制御装置は、前記第一電動モータから発生した回生電力を制御する回生制御部を備え、前記充電判定部により、前記バッテリへの充電が不要であると判断されたとき、前記回生制御部は、前記第一電動モータの回生電力を前記第二電動モータへ供給するように制御する。
【0008】
この発明によれば、バッテリへの充電が不要であると判断されるときでも、第二電動モータへ回生電力を供給するため、機械ブレーキを用いることなく、回生ブレーキを用いて、減速等の制動制御を行うことが可能となる。つまり、電動作業車を、機械ブレーキを備えないものとすることが可能となり、機械ブレーキの機構をさらに備えることによる、部品の増加を回避することが可能となることから、電動作業車の構成を簡素化することが可能になる。また、バッテリへの充電が不要であると判断されるときでも、第二電動モータへ回生電力を供給するため、回生電力を有効活用することが可能になる。
【0009】
本発明においては、前記充電判定部は、前記バッテリが満充電であるときに前記バッテリへの充電が不要であると判断すると好適である。
【0010】
この構成によれば、バッテリが満充電であると、回生電力によるバッテリへの充電が不要であると判断され、回生電力によるバッテリへの充電が行われず、第二電動モータへ回生電力を供給することから、バッテリの過充電を防ぐことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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