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公開番号2024089358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204674
出願日2022-12-21
発明の名称連結管
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01N 13/00 20100101AFI20240626BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】連結管の閉塞を抑制しつつ、連結管の取り回しの自由度を向上させること。
【解決手段】排ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタが設けられた排気経路10と、差圧センサ30と、を連結する連結管100において、排気経路10から排ガスが流入する上流側に位置し、第1の内径60を有する第1配管部20と、第1配管部20より排ガスの下流側に位置し、第1の内径60より大きい第2の内径62を有し、固定部40によりエキゾーストマニホールド12に固定された第2配管部22と、を備える連結管100。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
排ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタが設けられた排気経路と、差圧センサと、を連結する連結管において、
前記排気経路から前記排ガスが流入する上流側に位置し、第1の内径を有する第1配管部と、
前記第1配管部より前記排ガスの下流側に位置し、前記第1の内径より大きい第2の内径を有し、固定部によりエキゾーストマニホールドに固定された第2配管部と、を備える連結管。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記第2配管部は、前記第1配管部より重力方向上側に位置する、請求項1に記載の連結管。
【請求項3】
前記固定部は、金属製のブラケットである、請求項1または2に記載の連結管。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、連結管に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年の排ガス規制に適応するため、ガソリンで走行する車両の排気管にGPF(Gasoline Particulate Filter)が組み込まれるようになっている。GPFは、排ガス中のPM(Particulate matter:粒子状物質)をPN(Particulate Number:PMの粒子数)規制値まで低減するフィルタである。GPFを始めとするPM捕集フィルタは、捕集されたPMによって目詰まりを起こす。そこで、フィルタが目詰まりを起こしたら、フィルタを昇温させて捕集したPMを燃焼させ、フィルタを再生することが行われている。フィルタの目詰まりは、フィルタ前後の排ガスの差圧を検出し、検出値を規定値と比較して判定することが知られている。
【0003】
フィルタ前後の排ガスの差圧を検出するために、排気管と差圧センサとを連結管で繋ぐ構成が知られている。連結管内の気体中の水分が凝縮して連結管内に水滴が発生し、この水滴が凍結して連結管が閉塞することがある。連結管が閉塞すると、フィルタの目詰まりを正確に判定できないことが生じる。そこで、連結管内が凍結しないよう、水分を誘導可能な誘導溝が内壁に設けられた連結管が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-56782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の連結管は、内壁に誘導溝を設けるため太くなり易い。このため、連結管の剛性が高くなり、取り回しの制約が大きくなる。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、連結管の閉塞を抑制しつつ、連結管の取り回しの自由度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、排ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタが設けられた排気経路と、差圧センサと、を連結する連結管において、前記排気経路から前記排ガスが流入する上流側に位置し、第1の内径を有する第1配管部と、前記第1配管部より前記排ガスの下流側に位置し、前記第1の内径より大きい第2の内径を有し、固定部によりエキゾーストマニホールドに固定された第2配管部と、を備える連結管である。
【0008】
上記構成において、前記第2配管部は、前記第1配管部より重力方向上側に位置する構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記固定部は、金属製のブラケットである構成とすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、連結管の閉塞を抑制しつつ、連結管の取り回しの自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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