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公開番号2024086444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201571
出願日2022-12-16
発明の名称オイル交換通知方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類F01M 11/10 20060101AFI20240620BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】適正なタイミングでオイルの交換が必要であることを通知する。
【解決手段】車両に搭載されたエンジンを潤滑するオイルの交換が必要であることを通知するオイル交換通知方法であって、車両の車速と、エンジンの回転数と、エンジンの負荷率と、に基づいて、現在の走行パターンを判定し、走行パターン毎に異なる算出式とエンジンの燃料消費量とに基づいてオイルに蓄積されるスラッジプリカーサの単位時間あたりの蓄積量としてのプリカーサ蓄積量を算出し、算出したプリカーサ蓄積量の積算量が所定量以上のときには、オイルの交換が必要であることを通知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されたエンジンを潤滑するオイルの交換が必要であることを通知するオイル交換通知方法であって、
前記車両の車速と、前記エンジンの回転数と、前記エンジンの負荷率と、に基づいて、現在の走行パターンを判定し、
走行パターン毎に異なる算出式と前記エンジンの燃料消費量とに基づいて前記オイルに蓄積されるスラッジプリカーサの単位時間あたりの蓄積量としてのプリカーサ蓄積量を算出し、
算出した前記プリカーサ蓄積量の積算量が所定量以上のときには、前記オイルの交換が必要であることを通知する
オイル交換通知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オイル交換通知方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンを潤滑するオイルの劣化を判定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、オイルに蓄積されるスラッジプリカーサの積算量を算出し、スラッジプリカーサの積算量が車両の使用地情報に基づく第1の判定閾値以上のとき、または、使用地情報に基づいて補正されたスラッジプリカーサの積算量が使用地に基づかない第2の判定閾値以上の場合、オイルが劣化していることを判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-29200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の方法では、オイルの劣化を精度良く判定できない場合がある。オイルは、車両の走行パターンに応じて劣化の進み具合が異なるが、上述の方法では、走行パターンを考慮していないことから、オイルの劣化を精度良く判定できない場合がある。オイルの劣化を精度良く判定できないと、適正なタイミングでオイルの交換が必要であることを通知できなくなる。
【0005】
本発明のオイル交換通知方法は、適正なタイミングでオイルの交換が必要であることを通知することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のオイル交換通知方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明のオイル交換通知方法は、車両に搭載されたエンジンを潤滑するオイルの交換が必要であることを通知するオイル交換通知方法であって、前記車両の車速と、前記エンジンの回転数と、前記エンジンの負荷率と、に基づいて、現在の走行パターンを判定し、走行パターン毎に異なる算出式と前記エンジンの燃料消費量とに基づいて前記オイルに蓄積されるスラッジプリカーサの単位時間あたりの蓄積量としてのプリカーサ蓄積量を算出し、算出した前記プリカーサ蓄積量の積算量が所定量以上のときには、前記オイルの交換が必要であることを通知することを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例としてのオイル交換通知方法を実行する交換通知システム(オイル交換通知システム)10の構成の概略を示す構成図。
エンジン22の構成の概略を示す構成図。
ECU70により実行される通知処理ルーチンの一例。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の一実施例としてのオイル交換通知方法を実行する交換通知システム(オイル交換通知システム)10の構成の概略を示す構成図である。図2は、ハイブリッド車20が搭載するエンジン22の構成の概略を示す構成図である。交換通知システム10は、ハイブリッド車20と、データサーバ90と、携帯端末92と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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