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公開番号2024076729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188424
出願日2022-11-25
発明の名称エキゾーストマニホールド
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01N 13/10 20100101AFI20240530BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】 信頼性を向上することができるエキゾーストマニホールドを提供する。
【解決手段】 エキゾーストマニホールドは、複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入される第1スリットと、前記第1スリットと同じ向きに開口した1以上の第2スリットとを有する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、
前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入される第1スリットと、前記第1スリットと同じ向きに開口した1以上の第2スリットとを有する、
エキゾーストマニホールド。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記第2スリットは、前記第1スリットに沿って延びる、
請求項1に記載のエキゾーストマニホールド。
【請求項3】
前記第2スリットは、前記第1スリットの両側にそれぞれ設けられている、
請求項1または2に記載のエキゾーストマニホールド。
【請求項4】
前記一組のプレート部材は、略矩形状の板面を有し、
前記第2スリットの開口端に対して反対側の端部は、前記第1スリットの開口端に対して反対側の端部と、前記第1スリットの開口端が設けられた一辺上の前記板面の角部とを結ぶ線上に位置する、
請求項1または2に記載のエキゾーストマニホールド。
【請求項5】
前記一組のプレート部材の他方は、前記一組のプレート部材の一方と前記第1スリットを介して係合する第3スリットと、前記第3スリットとは反対向きに開口した第4スリットとを有する、
請求項1または2に記載のエキゾーストマニホールド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エキゾーストマニホールドに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、エキゾーストマニホールドに関し、排気の下流側でまとめられる複数の排気管を固定する固定部材に、互いのスリットを介して十字状に交差するように結合された一組のプレートを備える点が記載されている。スリットの開口端に対して反対側の端部には、例えば熱変形による応力の集中を緩和するように、スリット幅より長い直径の円形領域が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-96347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、円形領域の大きさによってはスリット間のマージンが過剰に大きくなることで、各プレートの位置決め精度が低下して、スリットへの応力の集中を十分に緩和することができない場合が考えられる。スリットに応力が集中すると、スリットを起点としてプレートにクラックなどが生じ、エキゾーストマニホールドの信頼性が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、信頼性を向上することができるエキゾーストマニホールドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のエキゾーストマニホールドは、複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入される第1スリットと、前記第1スリットと同じ向きに開口した1以上の第2スリットとを有する。
【0007】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記第2スリットは、前記第1スリットに沿って延びてもよい。
【0008】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記第2スリットは、前記第1スリットの両側にそれぞれ設けられてもよい。
【0009】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記一組のプレート部材は、略矩形状の板面を有し、前記第2スリットの開口端に対して反対側の端部は、前記第1スリットの開口端に対して反対側の端部と、前記第1スリットの開口端が設けられた一辺上の前記板面の角部とを結ぶ線上に位置してもよい。
【0010】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記一組のプレート部材の他方は、前記一組のプレート部材の一方と前記第1スリットを介して係合する第3スリットと、前記第3スリットとは反対向きに開口した第4スリットとを有してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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