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公開番号2024079007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191687
出願日2022-11-30
発明の名称エキゾーストマニホールド
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01N 13/10 20100101AFI20240604BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】 信頼性を向上することができるエキゾーストマニホールドを提供する。
【解決手段】 エキゾーストマニホールドは、複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入されたスリットを有し、前記スリットの幅は、前記一組のプレート部材の他方の板厚より大きく、前記スリットの幅方向の両側から突出し、挿入された前記一組のプレート部材の他方と当接する当接部が、前記一組のプレート部材の一方に設けられている。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、
前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入されたスリットを有し、
前記スリットの幅は、前記一組のプレート部材の他方の板厚より大きく、
前記スリットの幅方向の両側から突出し、挿入された前記一組のプレート部材の他方と当接する当接部が、前記一組のプレート部材の一方に設けられている、
エキゾーストマニホールド。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記当接部は、前記スリットの開口端に設けられている、
請求項1に記載のエキゾーストマニホールド。
【請求項3】
前記当接部は、前記一組のプレート部材の他方を厚み方向において挟むように設けられている、
請求項1または2に記載のエキゾーストマニホールド。
【請求項4】
前記一組のプレート部材の一方の板面の正面視において、前記当接部は、前記一組のプレート部材の他方と上底が当接する略台形形状を有する、
請求項1または2に記載のエキゾーストマニホールド。
【請求項5】
複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、
前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入されたスリットを有し、
前記スリットの幅は、前記一組のプレート部材の他方の板厚より大きく、
前記一組のプレート部材の一方は、前記スリットの少なくとも一部において前記一組のプレート部材の他方と溶接されている、
エキゾーストマニホールド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エキゾーストマニホールドに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、エキゾーストマニホールドに関し、排気の下流側でまとめられる複数の排気管を固定する固定部材に、互いのスリットを介して十字状に交差するように結合された一組のプレートを備える点が記載されている。スリット幅は、プレート同士の結合が容易となるように、各プレートの板厚より大きいため、スリットとプレートの間には所定の隙間が存在する。
【0003】
このため、プレートはスリット幅が縮む方向に熱変形するおそれがある。これに対し、スリットの開口端に対して反対側の端部には、例えば熱変形による応力の集中を緩和するように、スリット幅より長い直径の円形領域が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-96347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、円形領域の大きさによってはスリット間のマージンが過剰に大きくなることで、各プレートの位置決め精度が低下して、スリットへの応力の集中を十分に緩和することができない場合が考えられる。スリットに応力が集中すると、スリットを起点としてプレートにクラックなどが生じ、エキゾーストマニホールドの信頼性が低下するおそれがある。
【0006】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、信頼性を向上することができるエキゾーストマニホールドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のエキゾーストマニホールドは、複数の排気管からの排気が合流する合流管の入口に固定され、前記排気管ごとに前記入口を仕切るように互いに組み合わされた一組のプレート部材を有し、前記一組のプレート部材の一方は、前記一組のプレート部材の他方が挿入されたスリットを有し、前記スリットの幅は、前記一組のプレート部材の他方の板厚より大きく、前記スリットの幅方向の両側から突出し、挿入された前記一組のプレート部材の他方と当接する当接部が、前記一組のプレート部材の一方に設けられている。
【0008】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記当接部は、前記スリットの開口端に設けられてもよい。
【0009】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記当接部は、前記一組のプレート部材の他方を厚み方向において挟むように設けられてもよい。
【0010】
上記のエキゾーストマニホールドにおいて、前記一組のプレート部材の一方の板面の正面視において、前記当接部は、前記一組のプレート部材の他方と上底が当接する略台形形状を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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