TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024082854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197014
出願日2022-12-09
発明の名称排気装置
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類F01N 13/00 20100101AFI20240613BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】排気ガスの漏れを抑制しつつ排水できる排気装置を提供する。
【解決手段】本開示の一態様は、排気ガスが流れるように構成された管体と、管体に取り付けられた筒状のボスと、ボスに挿入された開閉具と、を備える排気装置である。ボスは、内周面に設けられたネジ溝を有する。開閉具は、ネジ溝に螺合すると共に、軸回転によってボスの軸方向に移動するように構成されたネジ部と、ネジ部に連結されると共に、ボスを塞ぐように構成された蓋部と、を有する。ネジ部は、蓋部がボスから離れた状態で管体の内部と管体の外部とを連通するように構成された排水路を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
排気ガスが流れるように構成された管体と、
前記管体に取り付けられた筒状のボスと、
前記ボスに挿入された開閉具と、
を備え、
前記ボスは、内周面に設けられたネジ溝を有し、
前記開閉具は、
前記ネジ溝に螺合すると共に、軸回転によって前記ボスの軸方向に移動するように構成されたネジ部と、
前記ネジ部に連結されると共に、前記ボスを塞ぐように構成された蓋部と、
を有し、
前記ネジ部は、前記蓋部が前記ボスから離れた状態で前記管体の内部と前記管体の外部とを連通するように構成された排水路を有する、排気装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記排水路は、前記ネジ部のうち径方向の一部が切り欠かれた欠肉部で構成される、排気装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記蓋部は、
前記ボスに接触するガスケットと、
前記ボスと共に前記ガスケットを挟むように構成された蓋本体と、
を有する、排気装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記管体の内部状態を検出するように構成された検出部と、
前記検出部が検出した前記管体の内部状態に基づいて、前記ネジ部を軸回転させるように構成された制御部と、
をさらに備える、排気装置。
【請求項5】
請求項4に記載の排気装置であって、
前記制御部は、予め定めた範囲内で前記ネジ部を軸回転させる、排気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、排気装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関の排気ガスが流れる排気管の内部には、排気ガスに含まれる水分が凝縮水として溜まる。この凝縮水を排出するために、排気ガスの温度が低い時に排水孔を開け、温度が高い時に排水孔を閉じる開閉弁を設けた構成が公知である(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第2582617号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の開閉弁を用いた構造では、弁体のシール性が不十分となるおそれがあり、排気ガスが排水孔から漏れる可能性がある。
【0005】
本開示の一局面は、排気ガスの漏れを抑制しつつ排水できる排気装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、排気ガスが流れるように構成された管体と、管体に取り付けられた筒状のボスと、ボスに挿入された開閉具と、を備える排気装置である。ボスは、内周面に設けられたネジ溝を有する。開閉具は、ネジ溝に螺合すると共に、軸回転によってボスの軸方向に移動するように構成されたネジ部と、ネジ部に連結されると共に、ボスを塞ぐように構成された蓋部と、を有する。ネジ部は、蓋部がボスから離れた状態で管体の内部と管体の外部とを連通するように構成された排水路を有する。
【0007】
このような構成によれば、ネジ部の回転量(つまり締め量)の調整によって、排水路が機能する状態と、蓋部によってボスが密閉される状態とを切り替えることができる。そのため、排気ガスの漏れを抑制しつつ排水できる。
【0008】
本開示の一態様では、排水路は、ネジ部のうち径方向の一部が切り欠かれた欠肉部で構成されてもよい。このような構成によれば、比較的簡潔な構成で開閉具に排水路を設けることができる。
【0009】
本開示の一態様では、蓋部は、ボスに接触するガスケットと、ボスと共にガスケットを挟むように構成された蓋本体と、を有してもよい。このような構成によれば、蓋部によるボスの密閉性を高めることができる。
【0010】
本開示の一態様は、管体の内部状態を検出するように構成された検出部と、検出部が検出した管体の内部状態に基づいて、ネジ部を軸回転させるように構成された制御部と、をさらに備えてもよい。このような構成によれば、凝縮水の量、排気ガスの温度、圧力又は流速等の状態に応じて自動で排水を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

フタバ産業株式会社
熱交換器
19日前
フタバ産業株式会社
排気装置
9日前
フタバ産業株式会社
金属搬送機構
26日前
フタバ産業株式会社
ステアリングサポート
2日前
トヨタ自動車株式会社
オイルレベル調整装置
11日前
マレリ株式会社
消音器
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
16日前
株式会社アイシン
冷却システム
18日前
フタバ産業株式会社
排気装置
9日前
株式会社オティックス
内燃機関の可変動弁機構
9日前
トヨタ自動車株式会社
エキゾーストマニホールド
18日前
トヨタ自動車株式会社
エキゾーストマニホールド
23日前
サンデン株式会社
排熱利用装置
23日前
川重冷熱工業株式会社
エネルギー回収方法及び装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気浄化装置
16日前
株式会社ミツバ
ファン装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気処理装置
24日前
スズキ株式会社
消音プレート、排気装置
19日前
本田技研工業株式会社
内燃機関
18日前
カワサキモータース株式会社
車両
1か月前
株式会社スペシャルパーツ武川
オイルポンプ
1か月前
スズキ株式会社
排気ガス浄化装置
29日前
マツダ株式会社
排気用テールパイプ構造
9日前
愛三工業株式会社
PCVシステム
1か月前
マツダ株式会社
エンジンのオイル通路構造
9日前
ダイハツ工業株式会社
循環水の回路構造
24日前
三菱重工業株式会社
熱利用システム及び熱利用方法
1か月前
愛三工業株式会社
エンジンシステム
2日前
株式会社オティックス
ラッシュアジャスタ
10日前
株式会社オティックス
ラッシュアジャスタ
10日前
株式会社オティックス
ラッシュアジャスタ
5日前
本田技研工業株式会社
内燃機関の廃熱回収装置
1か月前
三菱重工業株式会社
タービン車室のクリープ損傷評価方法
3日前
トヨタ自動車株式会社
オイル交換通知方法
2日前
愛三工業株式会社
過給エンジンシステム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両用消音器
12日前
続きを見る