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公開番号2024086448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201579
出願日2022-12-16
発明の名称ステアリングサポート
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B62D 25/08 20060101AFI20240620BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】運転席の前方周辺に配置される周辺部材のスペースを確保することができる技術を提供する。
【解決手段】車幅方向に延びた状態で車両に搭載され、車両のステアリングを支持するように構成されたステアリングサポートは、少なくとも1つの構造体と、連結部材と、を備える。少なくとも1つの構造体は、車幅方向の第1端又は第2端に位置し、車両のボディに結合する。連結部材は、車幅方向に並んで少なくとも1つの構造体と連結する。また、連結部材は、当該連結部材の上方かつ少なくとも1つの構造体の側方に、周辺部材を配置可能なスペースを形成するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車幅方向に延びた状態で車両に搭載され、前記車両のステアリングを支持するように構成されたステアリングサポートであって、
前記車幅方向の第1端又は第2端に位置し、前記車両のボディに結合する少なくとも1つの構造体と、
前記車幅方向に並んで前記少なくとも1つの構造体と連結する連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、当該連結部材の上方かつ前記少なくとも1つの構造体の側方に、周辺部材を配置可能なスペースを形成するように構成されている、ステアリングサポート。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
請求項1に記載のステアリングサポートであって、
前記連結部材は、前記少なくとも1つの構造体よりもヤング率が高い物質で形成されている、ステアリングサポート。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のステアリングサポートであって、
前記連結部材は、鉄材により形成され、
前記少なくとも1つの構造体は、アルミ材、マグネシウム材及び樹脂の何れかにより形成されている、ステアリングサポート。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のステアリングサポートであって、
前記連結部材は、鉄材、アルミ材及びマグネシウム材の何れかにより形成され、
前記少なくとも1つの構造体は、樹脂により形成されている、ステアリングサポート。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のステアリングサポートであって、
前記少なくとも1つの構造体は、
前記ステアリングに結合する部位であるステアリング結合部と、
前記車両のボディに結合する部位であるボディ結合部と、
前記ステアリング結合部と前記ボディ結合部を繋ぐ略平面状の壁部と、を有し、
前記ステアリング結合部、前記ボディ結合部及び前記壁部は、一体成型される、ステアリングサポート。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のステアリングサポートであって、
前記少なくとも1つの構造体は、前記第1端に位置し、前記車両のボディに結合する第1構造体と、前記第2端に位置し、前記車両のボディに結合する第2構造体と、を有し、
前記連結部材は、前記第1構造体と前記第2構造体との間に位置し、当該第1構造体及び当該第2構造体を連結する、ステアリングサポート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のステアリングを支持するように構成されたステアリングサポートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、強度や剛性に優れた閉断面形状を容易かつ安価に形成するために、異なる材質成分の金属部品を一体化した構造のステアリングサポートが開示されている。このステアリングサポートは、車幅方向に延びる鋼材の管部材であるステアリングハンガービームと、軽金属によりダイカスト成型されるステアリングコラム取り付け部と、が一体化して形成されている。ステアリングコラム取り付け部は、車両の上下方向及び前後方向に延び、車幅方向に間隔を空けて配置される複数の板部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-260479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、EV化や車両の多機能化により、運転席の前方周辺に配置される周辺部材が増加したり拡大したりしている。このため、ステアリングサポートを配置可能なスペースが狭くなりつつある。引用文献1のステアリングサポートでは、ステアリングコラム上方のスペースに複数の板部が当該スペースを埋めるように位置するため、周辺部材を配置するスペースを確保しにくいという問題があった。
【0005】
本開示の一局面は、運転席の前方周辺に配置される周辺部材のスペースを確保することができる技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、車幅方向に延びた状態で車両に搭載され、車両のステアリングを支持するように構成されたステアリングサポートであって、少なくとも1つの構造体と、連結部材と、を備える。少なくとも1つの構造体は、車幅方向の第1端又は第2端に位置し、車両のボディに結合する。連結部材は、車幅方向に並んで少なくとも1つの構造体と連結する。また、連結部材は、当該連結部材の上方かつ少なくとも1つの構造体の側方に、周辺部材を配置可能なスペースを形成するように構成されている。このような構成によれば、連結部材により、運転席の前方周辺に配置される周辺部材のスペースを確保することができる。
【0007】
本開示の一態様では、連結部材は、少なくとも1つの構造体よりもヤング率が高い物質で形成されていてもよい。このような構成によれば、周辺部材を配置可能なスペースの下方において車幅方向へ延びる連結部材の剛性の低下を抑制することができる。その結果、ステアリングサポートの剛性を向上させ、ステアリングの操舵感を向上させることができる。
【0008】
本開示の一態様では、連結部材は、鉄材により形成されてもよい。少なくとも1つの構造体は、アルミ材、マグネシウム材及び樹脂の何れかにより形成されていてもよい。このような構成によれば、連結部材のコストを抑えつつ、ステアリングサポートの剛性を向上させることができる。
【0009】
本開示の一態様では、連結部材は、鉄材、アルミ材及びマグネシウム材の何れかにより形成されてもよい。少なくとも1つの構造体は、樹脂により形成されていてもよい。このような構成によれば、連結部材のコストを抑えつつ、ステアリングサポートの剛性を向上させることができる。
【0010】
本開示の一態様では、少なくとも1つの構造体は、ステアリング結合部と、ボディ結合部と、壁部と、を有してもよい。ステアリング結合部は、ステアリングに結合する部位である。ボディ結合部は、車両のボディに結合する部位である。壁部は、ステアリング結合部とボディ結合部を繋ぐ略平面状の部位である。ステアリング結合部、ボディ結合部及び壁部は、一体成型されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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