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公開番号2024070697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181347
出願日2022-11-11
発明の名称双方向タービン及び音響発電装置
出願人株式会社豊田中央研究所
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F01D 25/28 20060101AFI20240516BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】少ない部品点数で、タービン本体を音響導入管に対し位置調整可能に取り付けることができるようにする。
【解決手段】双方向タービン32は、音響導入管の内部に配置され、音響導入管の内部の双方向の音響波により回転するタービンローター44を備えるタービン本体40と、タービン本体40の外周面に備えられ、音響導入管の内周面に対し弾性的に密着する弾性シール(Oリング56)と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
音響導入管の内部に配置され、前記音響導入管の内部の双方向の音響波により回転するタービンローターを備えるタービン本体と、
前記タービン本体の外周面に備えられ、前記音響導入管の内周面に対し弾性的に密着する弾性密着材と、
を有する双方向タービン。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記弾性密着材は、前記音響導入管の内周面と前記タービン本体の外周面との間をシールしている請求項1に記載の双方向タービン。
【請求項3】
前記タービン本体は、前記タービンローターの軸方向の両側にそれぞれ設けられ前記タービンローターに前記音響波を導く2つのノズルを有し、
2つの前記ノズルのそれぞれの外周面に、前記弾性密着材が備えられている請求項2に記載の双方向タービン。
【請求項4】
2つの前記ノズルの間に配置されて前記ノズルの軸方向の間隔を前記タービンローターの軸方向の長さよりも長く維持するスペーサ、を有する請求項3に記載の双方向タービン。
【請求項5】
2つの前記ノズルの内側で前記タービンローターの回転軸を回転可能に支持する軸支持部材と、
前記軸支持部材の外周面と前記ノズルの内周面とに弾性的に密着する第二弾性密着材と、
を有する請求項4に記載の双方向タービン。
【請求項6】
前記軸支持部材の一方に対し前記タービンローター側からねじ込まれ、先端が突出して前記ノズルの一方を前記軸方向に押圧することで前記軸支持部材の一方を前記軸方向に移動させる調整ネジ、を有する請求項5に記載の双方向タービン。
【請求項7】
内部を音響波が双方向に伝わる音響導入管と、
前記音響導入管の内部に配置され、前記音響導入管の内部の双方向の音響波により回転するタービンローターを備えるタービン本体と、前記タービン本体の外周面に備えられ、前記音響導入管の内周面に対し弾性的に密着する弾性密着材と、を有する双方向タービンと、
前記タービンローターの回転力により回転して発電する発電機と、
を有する音響発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、双方向タービン及び音響発電装置エネルギー吸収体に関する。
続きを表示(約 880 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、熱音響エンジンにおける作動気体の自励振動によって回転するター
【0003】
ビン翼と、タービン翼に連結され分岐配管の管壁を貫通して管内から管外へと延出するように構成されたタービン回転軸と、を含むタービンと、を備えた熱音響発電システムが記載されている。
【0004】
特許文献1に記載の技術では、タービン翼の固定翼部がタービンハウジングにボルト及びナットで固定され、さらにタービンハウジングが、配管構成部の分岐配管の管内に連通するようにボルト及びナットで固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-217264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の構造では、ボルト及びナットでタービンハウジングを配管に固定しているため、部品点数が多い。
【0007】
また、双方向タービンを音響導入管に取り付ける場合には、音響導入管の内部において、双方向タービンを適切な位置に配置して、効率的にタービンローターを回転させることが望まれる。
【0008】
引用文献1に記載の構造のように、ボルト及びナットでタービンハウジングを配管に固定してしまうと、配管に対するタービンハウジング(タービンローター)の位置変更が難しい。
【0009】
本開示の目的は、少ない部品点数で、タービン本体を音響導入管に対し位置調整を容易に取り付けることである
【課題を解決するための手段】
【0010】
第一態様は、音響導入管の内部に配置され、前記音響導入管の内部の双方向の音響波により回転するタービンローターを備えるタービン本体と、前記タービン本体の外周面に備えられ、前記音響導入管の内周面に対し弾性的に密着する弾性密着材と、を有する双方向タービンである。
(【0011】以降は省略されています)

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