特許ウォッチ

公開番号2024087595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202495
出願日2022-12-19
発明の名称電気加熱式触媒の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01N 3/20 20060101AFI20240624BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】浄化性能を高め、かつ過熱および消費電力を抑制することが可能な電気加熱式触媒の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関の排気を浄化する電気加熱式触媒の制御装置であって、前記電気加熱式触媒の温度を取得する第1取得部と、前記電気加熱式触媒による排気の浄化率を取得する第2取得部と、前記温度および前記浄化率に基づいて、前記電気加熱式触媒に通電する電力を制御する制御部と、を具備する電気加熱式触媒の制御装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
内燃機関の排気を浄化する電気加熱式触媒の制御装置であって、
前記電気加熱式触媒の温度を取得する第１取得部と、
前記電気加熱式触媒による排気の浄化率を取得する第２取得部と、
前記温度および前記浄化率に基づいて、前記電気加熱式触媒に通電する電力を制御する制御部と、を具備する電気加熱式触媒の制御装置。
続きを表示（約 180 文字）【請求項２】
前記浄化率の目標値を取得する第３取得部を具備し、
前記浄化率が前記目標値に近づくように、前記制御部は前記電力を制御する請求項１に記載の電気加熱式触媒の制御装置。
【請求項３】
前記浄化率または前記温度が所定の値以下である場合、前記制御部は前記電力の通電を行う請求項１または２に記載の電気加熱式触媒の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は電気加熱式触媒の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
排気通路には、内燃機関の排気を浄化する触媒が設けられる。電気加熱式触媒（ＥＨＣ、Electrically Heated Catalyst）は、通電されることで加熱され、活性化する（特許文献１など）。触媒が活性化することで、排気の浄化性能が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－０５８９２５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
電力が増加すると、発生する熱も増加する。過剰な熱により触媒が破損することがある。電力の消費量も増加する。そこで、浄化性能を高め、かつ過熱および消費電力を抑制することが可能な電気加熱式触媒の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記目的は、内燃機関の排気を浄化する電気加熱式触媒の制御装置であって、前記電気加熱式触媒の温度を取得する第１取得部と、前記電気加熱式触媒による排気の浄化率を取得する第２取得部と、前記温度および前記浄化率に基づいて、前記電気加熱式触媒に通電する電力を制御する制御部と、を具備する電気加熱式触媒の制御装置によって達成できる。
【０００６】
前記浄化率の目標値を取得する第３取得部を具備し、前記浄化率が前記目標値に近づくように、前記制御部は前記電力を制御してもよい。
【０００７】
前記浄化率または前記温度が所定の値以下である場合、前記制御部は前記電力の通電を行ってもよい。
【発明の効果】
【０００８】
排気浄化性能を高め、かつ過熱および消費電力を抑制することが可能な電気加熱式触媒の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は第１実施形態に係るエンジンシステムを例示する図である。
図２は第１実施形態における処理を例示するフローチャートである。
図３は浄化率を例示する図である。
図４は第２実施形態における処理を例示するフローチャートである。
図５はタイムチャートを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
＜第１実施形態＞
以下、図面を参照して第１実施形態の電気加熱式触媒の制御装置について説明する。図１は第１実施形態に係るエンジンシステム１００を例示する図である。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許