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公開番号
2024119195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023025926
出願日
2023-02-22
発明の名称
排ガス流路開閉装置、及び、熱交換器
出願人
株式会社ユタカ技研
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F01N
5/02 20060101AFI20240827BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気ガスの漏れを抑制できる技術を提供すること。
【解決手段】排ガス流路開閉装置(20)は、排気ガスが通過可能な第1流路(P1)が形成されている第1流路部(21)と、第1流路部(21)に設けられ第1流路(P1)を開閉可能なバルブユニット(30)と、を有している。バルブユニット(30)は、第1流路部(21)に支持され先端が第1流路(P1)に臨んでいる軸受部(40、50)と、軸受部(40、50)に回転可能に支持されている回転軸部(36)と、回転軸部(36)に固定され第1流路(P1)を開閉可能なバルブ本体(37)と、を有している。バルブ本体(37)は、軸受部(40、50)の端部から軸受部(40、50)の外周面までを覆い、第1流路(P1)の下流側への排気ガスの漏れを抑制する重ね部(37c)を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に排気ガスが通過可能な第1流路が形成されている第1流路部と、この第1流路部に設けられ前記第1流路を開閉可能なバルブユニットと、を有し、
前記バルブユニットは、前記第1流路部に支持され先端が前記第1流路に臨んでいる軸受部と、この軸受部に回転可能に支持されている回転軸部と、この回転軸部に固定され前記第1流路を開閉可能なバルブ本体と、を有し、
前記バルブ本体は、前記軸受部の端部から前記軸受部の外周面までを覆い、前記第1流路の下流側への排気ガスの漏れを抑制する重ね部を含むことを特徴とする排ガス流路開閉装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記軸受部の先端の外径は、前記第1流路部に支持されている部位の外径よりも小さい、請求項1に記載の排ガス流路開閉装置。
【請求項3】
前記第1流路が閉じられた際に排気ガスが通過する第2流路が形成されている第2流路部をさらに有し、
前記第2流路部は、前記軸受部が設けられている位置において前記第1流路部の外周に当接して設けられている、請求項1に記載の排ガス流路開閉装置。
【請求項4】
請求項3に記載の排ガス流路開閉装置と、前記第2流路部の外周に設けられているとともに内部に水が流れる水流路が形成され、前記第2流路を通過する排気ガスの熱によって前記水流路を流れる水を温めることが可能な水流路部と、を有している熱交換器。
【請求項5】
前記第2流路部は、排気ガスの流れる方向を基準として上流側に配置され、前記第2流路の一部を構成する筒体である第2上流側筒体と、この第2上流側筒体の下流側に配置され、前記第2流路の一部を構成する筒体である第2下流側筒体と、を有し、
前記水流路部は、前記第2上流側筒体、又は、前記第2下流側筒体のどちらかの外周を囲うように設けられ、
前記第2上流側筒体、前記第2下流側筒体、及び、前記水流路部は、1つの溶接ビードによって互いに接合されている、請求項4に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気ガスの流路を開閉可能な排ガス流路開閉装置、及び、この排ガス流開閉装置を搭載した熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、車両にはエンジンの排気ガスによって冷却水を温めるために熱交換器が搭載されることがある。熱交換器には、流路の開閉を行うためのバルブが搭載されているものがある。このような排気ガスの流路を開閉するためのバルブに関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1に示されるような、排ガス流路開閉装置は、内部に排気ガスが通過可能な流路が形成されている筒状の流路部と、この流路部に設けられ流路を開閉可能なバルブユニットと、を有している。
【0004】
バルブユニットは、流路部に支持され先端が流路に臨んでいる軸受部と、この軸受部に回転可能に支持されている回転軸部と、この回転軸部に固定され流路を開閉可能なバルブ本体と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7089628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
高温の排気ガスが流れる排ガス流路開閉装置は、高温時に回転軸部が膨張した場合にも動作可能なように設計される。このため、回転軸部が膨張する前の状態においては軸受部の先端とバルブ本体との間の隙間が膨張時に比べて大きく、流路を閉じている際にはこの隙間から流路の下流側に排気ガスが漏れやすい。
【0007】
本発明は、排気ガスの漏れを抑制できる技術の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、内部に排気ガスが通過可能な第1流路が形成されている第1流路部と、この第1流路部に設けられ前記第1流路を開閉可能なバルブユニットと、を有し、
前記バルブユニットは、前記第1流路部に支持され先端が前記第1流路に臨んでいる軸受部と、この軸受部に回転可能に支持されている回転軸部と、この回転軸部に固定され前記第1流路を開閉可能なバルブ本体と、を有し、
前記バルブ本体は、前記軸受部の端部から前記軸受部の外周面までを覆い、前記第1流路の下流側への排気ガスの漏れを抑制する重ね部を含むことを特徴とする排ガス流路開閉装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、排気ガスの漏れを抑制できる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1による熱交換器の斜視図である。
図1に示された熱交換器の排気ガスの流れ方向に沿った断面図である。
図2の3-3線断面図である。
図3の4-4線断面図である。
図3の5部拡大図である。
図2の6部拡大図である。
実施例2による熱交換器の要部断面図である。
実施例3による熱交換器の要部断面図である。
実施例4による熱交換器の要部断面図である。
実施例5による熱交換器の要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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