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公開番号
2025005834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106226
出願日
2023-06-28
発明の名称
エンジンシステムの制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01M
13/00 20060101AFI20250109BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】簡易な構造でエンジン停止時のオイルタンクへのオイルの流入を抑制することができるエンジンシステムの制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】吸気管にスロットル弁が設けられたエンジンと、前記エンジンの潤滑用のオイルを貯留したオイルタンクと、前記エンジンから前記オイルタンクへオイルとブローバイガスとを流す第1配管と、前記オイルタンクから前記吸気管の前記スロットル弁よりも下流の部位にブローバイガスを流す第2配管と、を備えたエンジンシステムの制御装置であって、前記エンジンの停止要求があった場合、前記スロットル弁の開度を前記停止要求の直前でのスロットル弁の開度よりも増大させて前記エンジンの回転を継続することにより前記オイルタンク内の負圧を軽減する負圧軽減運転を実行する実行部と、前記負圧軽減運転の実行後に前記エンジンの回転を停止させる停止部と、を備えたエンジンシステムの制御装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸気管にスロットル弁が設けられたエンジンと、
前記エンジンの潤滑用のオイルを貯留したオイルタンクと、
前記エンジンから前記オイルタンクへオイルとブローバイガスとを流す第1配管と、
前記オイルタンクから前記吸気管の前記スロットル弁よりも下流の部位にブローバイガスを流す第2配管と、
を備えたエンジンシステムの制御装置であって、
前記エンジンの停止要求があった場合、前記スロットル弁の開度を前記停止要求の直前でのスロットル弁の開度よりも増大させて前記エンジンの回転を継続することにより前記オイルタンク内の負圧を軽減する負圧軽減運転を実行する実行部と、
前記負圧軽減運転の実行後に前記エンジンの回転を停止させる停止部と、を備えたエンジンシステムの制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンシステムの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジン停止時にオイルタンク内の圧力が負圧となって、オイルタンク内にオイルが流入する場合がある。このようなエンジン停止時のオイルタンクへのオイルの流入を抑制するために、エンジン停止時にオイルタンク内に気体を供給してオイルタンク内の負圧を解消する技術がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-044448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術では、オイルタンク内に気体を供給するための配管やその配管を開閉する弁を新たに設ける必要がある。このため、構造が複雑化する。
【0005】
そこで本発明は、簡易な構造でエンジン停止時のオイルタンクへのオイルの流入を抑制することができるエンジンシステムの制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、吸気管にスロットル弁が設けられたエンジンと、前記エンジンの潤滑用のオイルを貯留したオイルタンクと、前記エンジンから前記オイルタンクへオイルとブローバイガスとを流す第1配管と、前記オイルタンクから前記吸気管の前記スロットル弁よりも下流の部位にブローバイガスを流す第2配管と、を備えたエンジンシステムの制御装置であって、前記エンジンの停止要求があった場合、前記スロットル弁の開度を前記停止要求の直前でのスロットル弁の開度よりも増大させて前記エンジンの回転を継続することにより前記オイルタンク内の負圧を軽減する負圧軽減運転を実行する実行部と、前記負圧軽減運転の実行後に前記エンジンの回転を停止させる停止部と、を備えたエンジンシステムの制御装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な構造でエンジン停止時のオイルタンクへのオイルの流入を抑制することができるエンジンシステムの制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エンジンシステムの概略構成図である。
ECUが実行するエンジン停止制御の一例を示したフローチャートである。
エンジン停止制御の変形例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、エンジンシステムAの概略構成図である。エンジンシステムAは、例えばエンジン車両に搭載される。エンジンシステムAは、エンジン1、オイルタンク7、ECU(Electronic Control Unit)20を含む。エンジン1は、一対のバンク2L及び2Rとシリンダブロック3とを含む。即ちエンジン1は、いわゆるV型エンジンであるが、直列型エンジンであってもよい。また、エンジン1はガソリンエンジンであるがディーゼルエンジンであってもよい。シリンダブロック3には、クランクシャフト3aが回転可能に設けられている。
【0010】
バンク2L及び2Rにはそれぞれ複数の気筒が設けられている。バンク2Lには、吸気マニホールド5Lを介して吸気管4Lが接続されている。バンク2Rには、吸気マニホールド5Rを介して吸気管4Rが接続されている。吸気管4Lにはスロットル弁6Lが設けられている。吸気管4Rにはスロットル弁6Rが設けられている。尚、一対のバンク2L及び2Rにはそれぞれ、不図示の排気マニホールドを介して排気通路が接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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