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公開番号2025005824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106212
出願日2023-06-28
発明の名称エンジン
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01M 13/00 20060101AFI20250109BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】オイルセパレータからのオイルの排出性が確保されたエンジンを提供することを課題とする。
【解決手段】ブローバイガスからオイルを分離し、分離したオイルが溜まるオイルセパレータと、前記オイルセパレータ内に溜まったオイルをオイルパンへと戻すポンプと、を備えたエンジン。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
ブローバイガスからオイルを分離し、分離したオイルが溜まるオイルセパレータと、
前記オイルセパレータ内に溜まったオイルをオイルパンへと戻すポンプと、を備えたエンジン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ブローバイガスからオイルを分離するオイルセパレータを備えたエンジンが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-181779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オイルセパレータ内で分離したオイルがオイルセパレータからスムーズに排出されない場合、オイルセパレータ内のオイルがブローバイガスにより巻き上げられてエンジンの吸気系に搬送されるおそれがある。これによりオイル消費量が増大するおそれがある。また、オイルハンマー現象が生じるおそれもある。
【0005】
そこで本発明は、オイルセパレータからのオイルの排出性が確保されたエンジンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、ブローバイガスからオイルを分離し、分離したオイルが溜まるオイルセパレータと、前記オイルセパレータ内に溜まったオイルをオイルパンへと戻すポンプと、を備えたエンジンによって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、オイルセパレータからのオイルの排出性が確保されたエンジンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エンジンの概略構成図である。
オイルセパレータの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[エンジンの概略構成]
図1は、エンジン1の概略図である。エンジン1は、V型エンジンである。エンジン1は、シリンダブロック6の上部にV型に突出した一対のバンク2L及び2Rを有している。エンジン1は、例えば車両に搭載される。バンク2Lはシリンダヘッド5Lとヘッドカバー4Lとを含む。同様に、バンク2Rはシリンダヘッド5Rとヘッドカバー4Rとを含む。シリンダヘッド5L及び5Rはシリンダブロック6の上部に設置されている。ヘッドカバー4Lはシリンダヘッド5Lの上部に設置されている。同様に、ヘッドカバー4Rはシリンダヘッド5Rの上部に設置されている。
【0010】
シリンダブロック6内には、各バンク2L及び2Rのそれぞれに複数のシリンダが設けられている。各シリンダ内にはピストンが設けられている。各ピストンは、クランクシャフト8に動力伝達可能に連結されている。シリンダブロック6の下側にはラダーフレーム7が取り付けられている。シリンダブロック6及びラダーフレーム7により、クランクシャフト8は回転可能に支持されている。シリンダブロック6及びラダーフレーム7の内部に、クランクシャフト8を収容したクランク室6aが画定される。ラダーフレーム7の下側には、潤滑用のオイルを貯留したオイルパン9が取り付けられている。オイルパン9に貯留されたオイルは、不図示のポンプによりエンジン1の各摺動部へと供給される。潤滑に供されたオイルは、最終的にオイルパン9に流下する。
(【0011】以降は省略されています)

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