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公開番号2025008925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111564
出願日2023-07-06
発明の名称エンジンの冷却装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01P 7/14 20060101AFI20250109BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】製造コストが抑制されたエンジンの冷却装置を提供することを課題とする。
【解決手段】冷却水を圧送するウォータポンプと、前記ウォータポンプとヒータコアとの間で冷却水を循環させる第1経路と、前記ウォータポンプとエンジンとの間で冷却水を循環させる第2経路と、前記ウォータポンプからの冷却水の圧力に応じて前記第2経路を開閉する弁機構と、を備えたエンジンの冷却装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
冷却水を圧送するウォータポンプと、
前記ウォータポンプとヒータコアとの間で冷却水を循環させる第1経路と、
前記ウォータポンプとエンジンとの間で冷却水を循環させる第2経路と、
前記ウォータポンプからの冷却水の圧力に応じて前記第2経路を開閉する弁機構と、を備えたエンジンの冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
冷却水の流通経路を切り替えることができる多機能弁を備えたエンジンの冷却装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-031817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多機能弁は構造が複雑であり、その制御も複雑になる。このため製造コストが増大するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、製造コストが抑制されたエンジンの冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、冷却水を圧送するウォータポンプと、前記ウォータポンプとヒータコアとの間で冷却水を循環させる第1経路と、前記ウォータポンプとエンジンとの間で冷却水を循環させる第2経路と、前記ウォータポンプからの冷却水の圧力に応じて前記第2経路を開閉する弁機構と、を備えたエンジンの冷却装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、製造コストが抑制されたエンジンの冷却装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、冷却装置の概略構成図である。
図2A及び図2Bは、弁機構の説明図である。
図3Aは、弁機構により通路が閉じた状態での冷却水の流通経路の説明図であり、図3Bは、弁機構により通路が開いた状態での冷却水の流通経路の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[冷却装置の概略構成]
図1は、冷却装置1の概略構成図である。冷却装置1は、例えばハイブリッド車両に搭載される。冷却装置1は、冷却通路3、電動ウォータポンプ11、弁機構12、ヒータコア13、電気ヒータ14、エンジン15、ラジエータ16、及びサーモスタット17を含む。冷却通路3は、通路31~38を含む。通路31は、弁機構12とヒータコア13とを連通する。通路32は、ヒータコア13と電気ヒータ14とを連通する。通路33は、電気ヒータ14と通路38とを連通する。通路34は、ヒータコア13とエンジン15とを連通する。通路35は、弁機構12とラジエータ16とを連通する。通路36は、通路35とエンジン15とを連通する。通路37は、ラジエータ16とエンジン15とを連通する。サーモスタット17は、通路37上に設けられている。
【0010】
電動ウォータポンプ11は、冷却水を弁機構12に向けて圧送する電動式のポンプである。弁機構12については詳しくは後述する。ヒータコア13は、冷却水と車室内の空気との熱交換により車室内を暖房する。電気ヒータ14は、冷却水を加熱する。エンジン15は、冷却水により冷却される。エンジン15は、ハイブリッド車両の走行動力源である。ラジエータ16は、冷却水と外気との熱交換により冷却水を冷却する。サーモスタット17は、冷却水の温度が所定温度以上の場合に開弁し、冷却水の温度が所定温度未満で閉弁する。
(【0011】以降は省略されています)

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