TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024117340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-29
出願番号2023023384
出願日2023-02-17
発明の名称内燃機関
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F01N 13/00 20100101AFI20240822BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】排気温度を適切に計測可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】排気ポートからの排気ガスが導入される複数の導入口6と、複数の導入口6から導入された排気ガスが一時的に集まる本体部7と、本体部7内の排気ガスを排気ガス還流装置9に向けて送出する送出口10と、本体部7内の排気ガスを排気通路11に排出する排出口12と、が形成されたエキゾーストマニホールド4と、エキゾーストマニホールド4に設けられた排気温度センサ5と、を有し、複数の導入口6は、第一方向に並んで配置され、送出口10は、複数の導入口6の一つと第一方向で隣り合うように並んで配置され、排出口12は、複数の導入口6の少なくとも1つと対向するように配置され、排気温度センサ5が、エキゾーストマニホールド4の、複数の導入口6および送出口10が形成される第一方向の領域である形成領域Aの中央位置cよりも送出口10側に偏って設けられた構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の気筒の各排気ポートにそれぞれ接続されて、前記排気ポートからの排気ガスが導入される複数の導入口と、前記複数の導入口から導入された排気ガスが一時的に集まる本体部と、前記本体部内の排気ガスを排気ガス還流装置に向けて送出する送出口と、前記本体部内の排気ガスを排気通路に排出する排出口と、が形成されたエキゾーストマニホールドと、
前記エキゾーストマニホールドに設けられた排気温度センサと、を有し、
前記複数の導入口は、第一方向に並んで配置され、前記送出口は、前記複数の導入口の一つと前記第一方向で隣り合うように並んで配置され、前記排出口は、前記複数の導入口の少なくとも1つと対向するように配置され、
前記排気温度センサは、前記エキゾーストマニホールドの、前記複数の導入口および前記送出口が形成される前記第一方向の領域である形成領域の中央位置よりも前記送出口側に偏って設けられる内燃機関。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記複数の導入口のうち、前記送出口に最も近い前記導入口と対向するように前記排気温度センサが設けられている請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記第一方向と直交する方向の前記本体部の大きさの中間位置を通り、前記第一方向へ延びる延長線よりも、前記複数の導入口側に前記排気温度センサが設けられている請求項2に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記第一方向において、前記形成領域の中央位置に対し、前記送出口の反対側に前記排出口の中心が位置している請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。
【請求項5】
前記第一方向に沿って前記排出口側から前記送出口側に向かうほど、前記第一方向と直交する方向の前記本体部の大きさが減少する請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。
【請求項6】
前記内燃機関は、前記複数の気筒が車両の前後方向に並ぶように前記車両に搭載されており、前記送出口が、前記複数の導入口よりも車両後方に位置している請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関から排気される排気ガスの温度は、燃焼状態が正常であるか否かの指標となる。このため、エキゾーストマニホールドの内部などに排気温度センサを設けて、排気温度の計測が行われている。例えば、下記特許文献1に示す内燃機関においては、各気筒から排出された排気ガスが合流する、エキゾーストマニホールドの出口の近傍に温度センサを設けて排気温度の計測を行っている(下記特許文献1の図1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-221445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
排気ガス温度を温度センサで精度よく計測するためには、排気ガスが直接当たり、かつ、十分な排気流量があることが必要である。特許文献1に係る構成においては、エキゾーストマニホールドの出口近傍に温度センサが設けられているため、この温度センサに排気ガスが直接当たり、かつ、十分な排気流量が得られている。しかしながら、複数の気筒(この特許文献では4気筒)から集合した大流量の排気ガスが常に当たり続けることにより、温度センサが過熱して故障などの不具合が生じるおそれがある。
【0005】
そこで、この発明は、排気温度を適切に計測可能な内燃機関を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、この発明においては、
複数の気筒の各排気ポートにそれぞれ接続されて、前記排気ポートからの排気ガスが導入される複数の導入口と、前記複数の導入口から導入された排気ガスが一時的に集まる本体部と、前記本体部内の排気ガスを排気ガス還流装置に向けて送出する送出口と、前記本体部内の排気ガスを排気通路に排出する排出口と、が形成されたエキゾーストマニホールドと、
前記エキゾーストマニホールドに設けられた排気温度センサと、を有し、
前記複数の導入口は、第一方向に並んで配置され、前記送出口は、前記複数の導入口の一つと前記第一方向で隣り合うように並んで配置され、前記排出口は、前記複数の導入口の少なくとも1つと対向するように配置され、
前記排気温度センサは、前記エキゾーストマニホールドの、前記複数の導入口および前記送出口が形成される前記第一方向の領域である形成領域の中央位置よりも前記送出口側に偏って設けられる内燃機関を構成した。
【0007】
前記の構成においては、
前記複数の導入口のうち、前記送出口に最も近い前記導入口と対向するように前記排気温度センサが設けられている構成とするのが好ましい。
【0008】
前記のすべての構成においては、
前記第一方向と直交する方向の前記本体部の大きさの中間位置を通り、前記第一方向へ延びる延長線よりも、前記複数の導入口側に前記排気温度センサが設けられている構成とするのが好ましい。
【0009】
前記のすべての構成においては、
前記第一方向において、前記形成領域の中央位置に対し、前記送出口の反対側に前記排出口の中心が位置している構成とするのが好ましい。
【0010】
前記のすべての構成においては、
前記第一方向に沿って前記排出口側から前記送出口側に向かうほど、前記第一方向と直交する方向の前記本体部の大きさが減少するのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社SUBARU
燃料分離装置
25日前
ダイハツ工業株式会社
排気浄化装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
PCVバルブ
25日前
フタバ産業株式会社
消音器
1か月前
株式会社三五
振動吸収部材の保護構造
5日前
トヨタ自動車株式会社
フィルタの異常検出装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
ブローバイガス処理装置
25日前
フタバ産業株式会社
排気部品
25日前
フタバ産業株式会社
排気系部品
26日前
川崎重工業株式会社
ターボ機械
4日前
マツダ株式会社
車両の冷却装置
1か月前
いすゞ自動車株式会社
暖機システム
1か月前
ダイハツ工業株式会社
冷却水制御用サーモバルブ
1か月前
ダイハツ工業株式会社
サーモバルブ用ハウジング
1か月前
株式会社日立建機ティエラ
建設機械
25日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関ユニットの制御装置
4日前
日本碍子株式会社
排熱回収制御システム
14日前
三菱自動車工業株式会社
内燃機関
19日前
株式会社馬渕工業所
ORC発電装置
4日前
日立Astemo株式会社
可変油圧制御システム
13日前
三菱重工業株式会社
静翼の補修方法
22日前
東京濾器株式会社
オイルセパレータ
12日前
三菱重工業株式会社
静翼組品の製造方法
26日前
株式会社SUBARU
排気ガス浄化装置
1か月前
三菱重工業株式会社
タービン静翼及びガスタービン
5日前
株式会社小松製作所
システム及び制御方法
19日前
株式会社アイシン
温度管理装置
22日前
株式会社小松製作所
システム及び制御方法
19日前
本田技研工業株式会社
ラジアルタービンインペラ
22日前
本田技研工業株式会社
ラジアルタービンインペラ
26日前
本田技研工業株式会社
ラジアルタービンインペラ
25日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
28日前
株式会社豊田自動織機
内燃機関のオイルパン
25日前
株式会社デンソー
バルブタイミング調整装置
14日前
日立造船株式会社
ごみ焼却設備の発電システム
22日前
株式会社ユタカ技研
排ガス流路開閉装置、及び、熱交換器
14日前
続きを見る