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公開番号2024169135
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086354
出願日2023-05-25
発明の名称電気加熱式の触媒装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類F01N 3/24 20060101AFI20241128BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】内管と外管との間に凝縮水が溜まることを抑える。
【解決手段】触媒装置は、加熱用の電極を外周面に備える触媒と、触媒を内部に収容する筒状の内管24と内管24の外側に離間して配置される筒状の外管23とで構成されるケース20とを備えている。ケース20は、電極よりも排気流れ方向の下流側の部位において、内管24と外管23とが接続された接続部Sを有している。触媒装置が内燃機関の排気通路に組み付けられた状態において、接続部Sの鉛直方向下方の部位は、内管24と外管23との間の隙間が閉塞されていない非閉塞部NCを有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の排気を浄化する電気加熱式の触媒装置であって、
加熱用の電極を外周面に備える触媒と、前記触媒を内部に収容する筒状の内管と当該内管の外側に離間して配置される筒状の外管とで構成されるケースと、を備えており、
前記ケースは、前記電極よりも排気流れ方向の下流側の部位において、前記内管と前記外管とが接続された接続部を有しており、
当該触媒装置が前記内燃機関の排気通路に組み付けられた状態において、前記接続部の鉛直方向下方の部位は、前記内管と前記外管との間の隙間が閉塞されていない非閉塞部を有する
電気加熱式の触媒装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記接続部において前記非閉塞部と異なる部位は、前記内管と前記外管とが溶接された接合部を有しており、前記非閉塞部は、前記内管と前記外管とが溶接されていない部位である
請求項1に記載の電気加熱式の触媒装置。
【請求項3】
前記外管における排気流れ方向の下流側の端部には切り欠きが形成されており、当該切り欠きに前記接合部が設けられている
請求項2に記載の電気加熱式の触媒装置。
【請求項4】
前記接合部は、前記ケースの周方向において等間隔に複数形成されている
請求項2または3に記載の電気加熱式の触媒装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気加熱式の触媒装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている電気加熱式の触媒装置は、加熱用の電極を外周面に備える触媒と、触媒を内部に収容する筒状の内管と当該内管の外側に離間して配置される筒状の外管とで構成されるケースとを備えている。ケースは、電極よりも排気流れ方向の下流側の部位において、内管と外管とが接続された接続部を有している。接続部において内管及び外管は溶接にて接合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-188580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内管及び外管が周方向全体にわたって溶接にて接合されていると、排気に含まれる水分に由来する凝縮水が内管と外管との間に溜まるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する電気加熱式の触媒装置は、内燃機関の排気を浄化する電気加熱式の触媒装置であって、加熱用の電極を外周面に備える触媒と、前記触媒を内部に収容する筒状の内管と当該内管の外側に離間して配置される筒状の外管とで構成されるケースと、を備えており、前記ケースは、前記電極よりも排気流れ方向の下流側の部位において、前記内管と前記外管とが接続された接続部を有しており、当該触媒装置が前記内燃機関の排気通路に組み付けられた状態において、前記接続部の鉛直方向下方の部位は、前記内管と前記外管との間の隙間が閉塞されていない非閉塞部を有している。
【発明の効果】
【0006】
この電気加熱式の触媒装置は、内管と外管との間に凝縮水が溜まることを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、触媒装置の一実施形態を備える内燃機関を示す模式図である。
図2は、同実施形態にかかる触媒装置の断面図である。
図3は、ケースの接続部周辺を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、電気加熱式の触媒装置の一実施形態について、図1~図3を参照して説明する。
<内燃機関について>
図1は、本実施形態の触媒装置200と、触媒装置200を搭載する車両の内燃機関90とを示す。
【0009】
内燃機関90の一例は、ガソリンを燃料とするガソリンエンジンである。なお、内燃機関90は、他の燃料を使用する機関でもよい。
内燃機関90は、燃焼室から排出された排気が流れる排気通路91を備えている。図1には、燃焼室から排出された排気が排気通路91を通過して排気口から外部に排出される排気の流れの方向としての排気方向を矢印で表示している。なお、排気流れ方向の上流側を以下では「上流側」といい、排気流れ方向の下流側を以下では「下流側」という。
【0010】
触媒装置200は、排気通路91の途中に配置されている。触媒装置200は、通電によって触媒が加熱される電気加熱式の触媒装置である。触媒装置200は、斜め下方に向かって傾いた姿勢で排気通路91に組み付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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