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公開番号
2024177862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096234
出願日
2023-06-12
発明の名称
バルブタイミング制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01L
1/356 20060101AFI20241217BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】ベーンロータのロックを解除することが可能なバルブタイミング制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】穴を有するハウジングと、前記ハウジングに収納され、油圧により前記ハウジング内において回転可能なベーンロータと、前記ベーンロータに設けられ、前記穴に対向し、前記油圧により移動可能なロックピンと、バルブの開度を制御することで前記油圧を制御する制御部と、を具備し、前記ロックピンが前記穴に係合することで、前記ベーンロータの位置がロックされ、前記ロックピンが前記穴から離脱することで、前記ロックが解除され、内燃機関の回転数に基づき、前記制御部は前記バルブのデューティの上昇速度を制御するバルブタイミング制御装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
穴を有するハウジングと、
前記ハウジングに収納され、油圧により前記ハウジング内において回転可能なベーンロータと、
前記ベーンロータに設けられ、前記穴に対向し、前記油圧により移動可能なロックピンと、
バルブの開度を制御することで前記油圧を制御する制御部と、を具備し、
前記ロックピンが前記穴に係合することで、前記ベーンロータの位置がロックされ、
前記ロックピンが前記穴から離脱することで、前記ロックが解除され、
内燃機関の回転数に基づき、前記制御部は前記バルブのデューティの上昇速度を制御するバルブタイミング制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はバルブタイミング制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関のバルブタイミングを制御する可変バルブタイミング機構(VVT)が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-234716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
VVTにおいては、油圧によってベーンロータの位置を変更することでバルブタイミングを変更する。ロックピンを穴に係合させることで、ベーンロータの位置をロックすることができる。油圧によりロックピンを押し出すことで、ロックを解除することができる。しかし、ロックピンが係合した状態で部品に挟まれ、ロック解除が困難なことがある。そこで、ベーンロータのロックを解除することが可能なバルブタイミング制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、穴を有するハウジングと、前記ハウジングに収納され、油圧により前記ハウジング内において回転可能なベーンロータと、前記ベーンロータに設けられ、前記穴に対向し、前記油圧により移動可能なロックピンと、バルブの開度を制御することで前記油圧を制御する制御部と、を具備し、前記ロックピンが前記穴に係合することで、前記ベーンロータの位置がロックされ、前記ロックピンが前記穴から離脱することで、前記ロックが解除され、内燃機関の回転数に基づき、前記制御部は前記バルブのデューティの上昇速度を制御するバルブタイミング制御装置によって達成することができる。
【発明の効果】
【0006】
ベーンロータのロックを解除することが可能なバルブタイミング制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1(a)および図1(b)は実施形態に係るバルブタイミング制御装置を例示する図である。
図2(a)および図2(b)はロックピンを拡大した断面図である。
図3(a)はトルクを例示する図である。図3(b)はデューティの上昇速度を例示する図である。図3(c)は位相の変換速度を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本実施形態のバルブタイミング制御装置について説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
【0009】
図1(a)および図1(b)は実施形態に係るバルブタイミング制御装置100を例示する図である。バルブタイミング制御装置100は、ECU(Electronic Control Unit、制御部)10、オイルポンプ12、オイルコントロールバルブ(OCV)14、カムハウジング20、ベーンロータ22、オイル通路16、30および32、ロックピン40を有する。図1(a)および図1(b)では、オイル通路16を実線で示し、オイル通路30を破線で示し、オイル通路32を点線で示している。
【0010】
カムハウジング20の外周面にスプロケット21が設けられ、カムハウジング20の内部には空洞が設けられている。カムハウジング20の内部にベーンロータ22が収納されている。ベーンロータ22は複数のベーン23を有する。ベーン23の個数は例えば3個である。ベーン23はベーンロータ22の外に向けて突出している。カムハウジング20およびベーンロータ22は、同一の回転軸の周囲を回転することができる。Z軸はカムハウジング20およびベーンロータ22の厚さ方向を表し、回転軸に平行である。
(【0011】以降は省略されています)
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