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公開番号
2024165223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081180
出願日
2023-05-17
発明の名称
カバー部材
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F01L
1/356 20060101AFI20241121BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】ドレンポートへの異物の進入を抑制する。
【解決手段】カバー部材2は、内部に可変動弁機構に供給される作動油の油路が形成れている。カバー部材2は、フロントカバー1に取り付けられて上記可変動弁機構を覆う本体部4と、本体部4の裏面側から突出して上記可変動弁機構に接続される円柱状の柱状部5と、を有している。本体部4は、表面側に上記可変動弁機構に供給される作動油を制御するオイルコントロールバルブ3が取り付けられている。本体部4の裏面側には、オイルコントロールバルブ3のドレンポートに通じるドレン穴9と、ドレン穴9と重なり合うようにドレン穴9の上方に位置するリブ10と、が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関の機関弁のバルブタイミングを変更可能な油圧駆動式の可変動弁機構に接続されるとともに、内部に上記可変動弁機構に供給される作動油の油路が形成されたカバー部材において、
内燃機関のフロントカバーに取り付けられて上記可変動弁機構を覆う本体部と、上記本体部の裏面側から突出して上記可変動弁機構に接続される円柱状の柱状部と、を有し、
上記本体部は、表面側に上記可変動弁機構に供給される作動油を制御する電磁弁が取り付けられ、
上記本体部の裏面側には、上記電磁弁のドレンポートに通じるドレン穴と、当該ドレン穴と重なり合うように当該ドレン穴の上方に位置するリブと、が形成されていることを特徴とするカバー部材。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
上記リブは、内燃機関のカムシャフト軸方向で、上記ドレン穴の開口位置よりも突出するよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカバー部材。
【請求項3】
上記リブは、上方から滴下してきたオイルが上記ドレン穴の脇へ流れるように傾いて形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカバー部材。
【請求項4】
上記ドレン穴は、内燃機関のカムシャフトと平行となるよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカバー部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧駆動式の可変動弁機構に取り付けられるカバー部材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、オイルコントロールバルブにより作動油圧の給排が制御される可変バルブタイミング装置(可変動弁機構)が開示されている。特許文献1の可変バルブタイミング装置は、オイルコントロールバルブと可変バルブタイミング装置のアクチュエータとの間に位置するオイル通路に方向制御弁を設け、アクチュエータからの戻りオイルを方向制御弁のドレンポートから排出する構成となっている。特許文献1の可変バルブタイミング装置は、アクチュエータからの戻りオイルを方向制御弁のドレンポートから排出することで、戻りオイルに含まれる異物がオイルコントロールバルブに進入することを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-241308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の可変バルブタイミング装置は、方向制御弁のドレンポートからの異物(コンタミ)の流入に対して何ら考慮がなされていない。そのため、特許文献1の可変バルブタイミング装置は、オイルコントロールバルブが方向制御弁のドレンポートから進入した異物を噛み込んだ場合に作動不良が発生する虞がある。
【0005】
すなわち、油圧駆動式の可変バルブタイミング装置(可変動弁機構)においては、作動油圧の給排を制御するオイルコントロールバルブの作動不良の発生を抑制するためにさらに改善の余地がある
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカバー部材は、内部に上記可変動弁機構に供給される作動油の油路が形成れている。カバー部材は、内燃機関のフロントカバーに取り付けられて上記可変動弁機構を覆う本体部と、上記本体部の裏面側から突出して上記可変動弁機構に接続される円柱状の柱状部と、を有している。上記本体部は、表面側に上記可変動弁機構に供給される作動油を制御する電磁弁が取り付けられている。上記本体部の裏面側には、上記電磁弁のドレンポートに通じるドレン穴と、当該ドレン穴と重なり合うように当該ドレン穴の上方に位置するリブと、が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明のカバー部材は、ドレン穴の上方に庇状に突出したリブが形成されているので、ドレン穴に異物を含むオイルが進入しにくくなり、電磁弁に作動不良が発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用されたカバー部材が取り付けられたフロントカバーの正面図。
本発明に係るカバー部材の斜視図。
本発明に係るカバー部材の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図中におけるX軸は内燃機関(図示せず)の前後方向に沿った軸線(上記内燃機関のクランクシャフトの中心軸線と平行な軸線)、Y軸は上記内燃機関の左右方向(内燃機関幅方向)に沿った軸線、Z軸は上記内燃機関の上下方向に沿った軸線、をそれぞれ示している。
【0010】
図1は、本発明が適用されたカバー部材2が取り付けられたフロントカバー1の正面図である。図1における紙面垂直方向は、フロントカバー1が取り付けられる上記内燃機関の前後方向に相当する。図1において、紙面に垂直な直線は、上述したX軸と平行となる。図2及び図3は、本発明に係るカバー部材2を裏側から見た斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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