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公開番号
2024162637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078353
出願日
2023-05-11
発明の名称
冷却装置
出願人
三菱自動車工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F01P
7/16 20060101AFI20241114BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】フィルタの目詰まりを不具合を生じることなく速やかに解消することが可能な冷却装置を提供する。
【解決手段】液体である流体によって冷却される機器2が収容されるケース3と、ケース3に形成された、ケース3内に流体を供給する供給口10、および、ケース3内から流体を排出する排出口11にそれぞれ接続された循環路4と、排出口11に設けられる正転側フィルタ6と、循環路4に設けられるポンプ7と、ポンプ7の動作を制御する制御装置8と、を有し、ポンプ7の流体吐出方向を制御装置8によって切り替えることによって、排出口11から排出された流体を循環路4を経由して供給口10に送る正転モードと、排出口11からケース3内に流体を送り込む逆転モードとの間で切り替え可能とした構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体である流体によって冷却される機器が収容されるケースと、
前記ケースに形成された、当該ケース内に流体を供給する供給口、および、当該ケース内から流体を排出する排出口にそれぞれ接続された循環路と、
前記排出口に設けられる正転側フィルタと、
前記循環路に設けられるポンプと、
前記ポンプの動作を制御する制御装置と、
を有し、
前記ポンプの流体吐出方向を前記制御装置によって切り替えることによって、前記排出口から排出された流体を前記循環路を経由して前記供給口に送る正転モードと、前記排出口から前記ケース内に流体を送り込む逆転モードとの間で切り替え可能とした冷却装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
一端が前記ケース内の液面位置よりも低い位置に形成されたバイパス口に、他端が前記循環路の前記逆転モードにおいて前記ポンプの上流側となる位置にそれぞれ接続されたバイパス路をさらに有する請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記正転モードのときに閉弁状態、および、前記逆転モードのときに開弁状態となるように前記制御装置によって制御されるバルブが前記バイパス路に設けられている請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記バイパス路の前記逆転モードにおいて前記バルブの下流側となる位置に副フィルタが設けられている請求項3に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記バイパス路の一部が前記循環路の最も高い位置よりもさらに高い位置を経由しており、かつ、前記バイパス路の流路断面積が前記循環路の流路断面積よりも小さい請求項2に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記ケース内が流体で満たされるようになっており、前記供給口に逆転側フィルタが設けられている請求項1に記載の冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド車、外部充電または外部給電が可能なプラグインハイブリッド車などの車両に搭載されるモータなどの機器100を冷却するために、例えば図12に示すように、機器100に液体である流体(図12の構成ではオイル)を直接接触させて冷却する直接液冷方式の冷却装置101が採用されることがある。この冷却装置101は、冷却される機器100(図12ではモータを例示)をケース102に収容し、ケース102の上部に形成された供給口103からオイルを供給して機器100(例えばステータのコイルエンド)に直接滴下するとともに、ケース102の下部に溜まったオイルをケース102の下部に形成された排出口104から排出している。排出口104には、オイル中の異物を捕獲するフィルタ105が設けられている。
【0003】
供給口103と排出口104は循環路106によって接続されている。循環路106には、オイルを一方向(図12中の矢印rで示す方向)に吐出するポンプ107が設けられている。また、循環路106には、機器100との接触によって加熱されたオイルを冷却するためのラジエータ108が接続されている。
【0004】
この冷却装置101を長期間に亘って使用すると、機器100から出た異物がフィルタ105に堆積してオイルの流量が低下し、機器100の冷却が不十分となったり、ポンプ107の負荷が過大となったりすることで不具合が生じるおそれがある。そこで、例えば下記特許文献1に記載の構成においては、所定のオイルの流量を確保するためにオイルのバイパス流路を設けている。このバイパス流路は、フィルタの目詰まりによってオイル通路の圧力が所定値以上に上昇した際にリリーフ弁を開弁し、冷却装置内に導入されたオイルをフィルタの表面に沿って流して、その表面の異物をオイルによって除去する構成としている(特許文献1の段落0005~0013、図1などを参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-252436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の構成によると、オイルをバイパス流路に流すことによってフィルタの濾過率は回復する反面、フィルタの表面の異物が下流側に直接流されるため、例えば図12に示した構成に特許文献1に記載の構成を採用すると、ポンプに異物が入り込んで不具合を生じるおそれがある。
【0007】
そこで、この発明は、フィルタの目詰まりを不具合を生じることなく速やかに解消することが可能な冷却装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、この発明においては、
液体である流体によって冷却される機器が収容されるケースと、
前記ケースに形成された、当該ケース内に流体を供給する供給口、および、当該ケース内から流体を排出する排出口にそれぞれ接続された循環路と、
前記排出口に設けられる正転側フィルタと、
前記循環路に設けられるポンプと、
前記ポンプの動作を制御する制御装置と、
を有し、
前記ポンプの流体吐出方向を前記制御装置によって切り替えることによって、前記排出口から排出された流体を前記循環路を経由して前記供給口に送る正転モードと、前記排出口から前記ケース内に流体を送り込む逆転モードとの間で切り替え可能とした冷却装置を構成した。
【0009】
前記の構成においては、
一端が前記ケース内の液面位置よりも低い位置に形成されたバイパス口に、他端が前記循環路の前記逆転モードにおいて前記ポンプの上流側となる位置にそれぞれ接続されたバイパス路をさらに有する構成とすることができる。
【0010】
前記バイパス路を有する構成においては、
前記正転モードのときに閉弁状態、および、前記逆転モードのときに開弁状態となるように前記制御装置によって制御されるバルブが前記バイパス路に設けられている構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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