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公開番号2024088544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203784
出願日2022-12-20
発明の名称排気システム
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類F01N 3/027 20060101AFI20240625BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】ガソリン・パーティキュレート・フィルタで捕集した粒子状物質を効率よく分解できる排気システムを提供する。
【解決手段】
エンジン101から排気するための排気システム1において、排気ガスの流れ方向においてプラズマリアクター4の下流側に、GPF7を配置する。制御装置6は、空燃比がリーンである場合、プラズマリアクター4に放電させる。そして、プラズマリアクター4で発生した窒素酸化物、オゾン、および、活性酸素を利用して、GPF7で捕集した粒子状物質を分解する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンから排気するための排気システムであって、
プラズマリアクターと、
排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの上流側に配置され、排気ガス中の炭化水素を吸着可能な吸着部材と、
排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタと、
制御装置と
を備え、
空燃比がリーンである場合、前記制御装置は、前記プラズマリアクターに放電させる、排気システム。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
空燃比がリッチであり、かつ、粒子状物質の発生が想定される条件で前記エンジンが作動している場合、前記制御装置は、前記プラズマリアクターに放電させ、
空燃比がリッチであり、かつ、粒子状物質の発生が想定されない条件で前記エンジンが作動している場合、前記制御装置は、前記プラズマリアクターの放電を停止させる、請求項1に記載の排気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排気システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、三元触媒と、三元触媒の下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタとを備える排気ガス処理装置が知られている。ガソリン・パーティキュレート・フィルタは、三元触媒を通過した排気ガス中の粒子状物質を除去する(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-189069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるような排気ガス処理装置では、捕集した粒子状物質がガソリン・パーティキュレート・フィルタに過度に堆積してしまう可能性がある。
【0005】
その場合、捕集した粒子状物質を燃焼させてガソリン・パーティキュレート・フィルタを再生させるために、例えば、所定のタイミングで、ガソリンを消費して、粒子状物質を燃焼可能な温度までガソリン・パーティキュレート・フィルタを加熱する処理が必要になる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、ガソリン・パーティキュレート・フィルタで捕集した粒子状物質を効率よく分解できる排気システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明[1]は、エンジンから排気するための排気システムであって、プラズマリアクターと、排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの上流側に配置され、排気ガス中の炭化水素を吸着可能な吸着部材と、排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタと、制御装置とを備え、空燃比がリーンである場合、前記制御装置が、前記プラズマリアクターに放電させる、排気システムを含む。
【0008】
このような構成によれば、ガソリン・パーティキュレート・フィルタがプラズマリアクターの下流側に配置された構成において、空燃比がリーンである場合に、プラズマリアクターが放電する。
【0009】
これにより、プラズマリアクターにおいて、排気ガス中の酸素および窒素から、窒素酸化物、オゾン、および、活性酸素が発生する。プラズマリアクターで発生した窒素酸化物、オゾン、および、活性酸素は、排気ガスとともに、ガソリン・パーティキュレート・フィルタに流れる。
【0010】
そのため、ガソリン・パーティキュレート・フィルタに捕集された粒子状物質を、プラズマリアクターで発生した窒素酸化物、オゾン、および、活性酸素を利用して、酸化分解できる。
(【0011】以降は省略されています)

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