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公開番号2024096588
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2023000164
出願日2023-01-04
発明の名称電動作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240709BHJP(車両一般)
要約【課題】長時間の作業走行を実現し、かつ、バッテリ交換をするときの作業負担を軽減することができる電動作業車を提供する。
【解決手段】走行可能な機体3と、機体3に収納された第一バッテリ20と、機体3の後部に上下揺動可能に連結された三点リンク機構Tと、三点リンク機構Tを揺動駆動可能な駆動装置と、三点リンク機構Tに着脱可能に取り付けられた第二バッテリ60と、が備えられ、三点リンク機構Tの揺動駆動により、第二バッテリ60が接地する下降状態と、第二バッテリ60が対地上昇する上昇状態と、に切り換え可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行可能な機体と、
前記機体に収納された第一バッテリと、
前記機体の後部に上下揺動可能に連結された三点リンク機構と、
前記三点リンク機構を揺動駆動可能な駆動装置と、
前記三点リンク機構に着脱可能に取り付けられた第二バッテリと、が備えられ、
前記三点リンク機構の揺動駆動により、前記第二バッテリが接地する下降状態と、前記第二バッテリが対地上昇する上昇状態と、に切り換え可能に構成されている電動作業車。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記第二バッテリが前記上昇状態のときに、前記第二バッテリを、前記機体に連結支持する支持機構が備えられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記第一バッテリからの給電と前記第二バッテリからの給電とを自動又は手動で切り替える切替機構が備えられている請求項1又は2に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記切替機構に、前記第一バッテリからの給電と前記第二バッテリからの給電とを手動で切り替える切替操作部が備えられている請求項3に記載の電動作業車。
【請求項5】
前記切替機構は、前記第一バッテリ及び前記第二バッテリのうち、給電中である一方のバッテリの残量が一定値未満になったときに、自動で他方のバッテリの給電に切り替える請求項3に記載の電動作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、三点リンク機構を備え、バッテリから給電されるモータによって駆動される電動作業車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電動作業車において、モーアユニット等の作業装置を用いて、長時間の作業走行を実現するために稼働時間を長くしようとすると、例えば、特許文献1に記載されているように、主バッテリとは別に補完バッテリを備える必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-217900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の電動作業車では、主バッテリ及び補完バッテリの両方の蓄電量が無くなると、それ以降、作業走行を続けることができなくなる。また、例えば、補完バッテリを、充電済みの別のバッテリと交換しようとすると、重量が大きなバッテリを高い位置まで持ち上げる必要があり、バッテリ交換をするときに、大きな作業負担がかかるものであった。
【0005】
そこで本発明は、上記課題に鑑み、長時間の作業走行を実現し、かつ、バッテリ交換をするときの作業負担を軽減することができる電動作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電動作業車は、走行可能な機体と、前記機体に収納された第一バッテリと、前記機体の後部に上下揺動可能に連結された三点リンク機構と、前記三点リンク機構を揺動駆動可能な駆動装置と、前記三点リンク機構に着脱可能に取り付けられた第二バッテリと、が備えられ、前記三点リンク機構の揺動駆動により、前記第二バッテリが接地する下降状態と、前記第二バッテリが対地上昇する上昇状態と、に切り換え可能に構成されている。
【0007】
この発明によれば、作業車の駆動輪又は作業装置等に電力を供給するバッテリとして、第一バッテリに加えてされに第二バッテリを備えているため、第一バッテリのみ備えている場合と比べて、長時間の作業走行を実現することが可能となる。また、第二バッテリが、3点リンク機構に脱着可能に備えられているため、第二バッテリを別の充電済みのバッテリに交換することができることから、さらに長時間の作業走行を実現できるとともに、3点リンク機構の揺動駆動により第二バッテリを対地上昇させることができ、高い位置までバッテリを持ち上げる作業を要しないため、バッテリ交換に伴う作業負荷を軽減することが可能となる。
【0008】
本発明においては、前記第二バッテリが前記上昇状態のときに、前記第二バッテリを、前記機体に連結支持する支持機構が備えられていると好適である。
【0009】
この構成によれば、第二バッテリが支持機構により支持されるため、第二バッテリが上昇状態において、第二バッテリの落下等を、より好適に防ぐことが可能となる。
【0010】
本発明においては、前記機体は、前記機体の後側部分に、左右の縦フレーム部と左右の前記縦フレーム部の上端同士をつなぐ横フレーム部とを有する保護フレームを備え、前記支持機構は、左右の前記縦フレーム部と前記第二バッテリの左右の側壁とをそれぞれ連結する二つの連結部材で構成されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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