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公開番号2024099248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023003051
出願日2023-01-12
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 13/04 20060101AFI20240718BHJP(車両一般)
要約【課題】排気浄化装置の搭載スペースを確保する。
【解決手段】車両100は、車幅方向に離間して車両の前後方向に延びる一対の第1サイドメンバ110及び第2サイドメンバ120と、第1サイドメンバ110及び第2サイドメンバ120の間に配置されるプロペラシャフト30と、第1サイドメンバ110及び第2サイドメンバ120の間に配置されるとともにプロペラシャフト30を挟んで車幅方向に並んで配置される第1気体燃料タンク91及び第2気体燃料タンク92と、第1サイドメンバ110及び第2サイドメンバ120のうちの一方のサイドメンバの車幅方向外側に配置されるSCR触媒72と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車幅方向に離間して車両の前後方向に延びる一対のサイドメンバと、
一対の前記サイドメンバの間に配置されるプロペラシャフトと、
一対の前記サイドメンバの間に配置されるとともに前記プロペラシャフトを挟んで車幅方向に並んで配置される複数の気体燃料タンクと、
一対の前記サイドメンバのうちの一方のサイドメンバの車幅方向外側に配置される排気浄化装置と、
を有する車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記一方のサイドメンバの車幅方向外側に配置される前記排気浄化装置と当該サイドメンバとは、車両の上面視において重ならないように配置されている
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記一方のサイドメンバの車幅方向外側に配置される前記排気浄化装置は、車両の側面視において当該サイドメンバの下方に配置されている
請求項1に記載の車両。
【請求項4】
一対の前記サイドメンバの間に配置される内燃機関を備えており、
前記排気浄化装置を第2排気浄化装置とし、前記内燃機関の排気通路を排気が流れる方向を排気方向としたときに、
前記排気通路において前記第2排気浄化装置よりも排気方向の上流には第1排気浄化装置が接続されており、
前記第1排気浄化装置は、一対の前記サイドメンバの間に配置されている
請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記排気通路には、第1消音器及び第2消音器が接続されており、
前記第1消音器は、前記一方のサイドメンバの車幅方向外側に配置されており、
前記第2消音器は、車両後方に配置されている
請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記第2消音器の車両前方には、前記気体燃料タンクとは異なる別の気体燃料タンクが配置されている
請求項5に記載の車両。
【請求項7】
前記内燃機関の排気に添加する尿素水を貯留する尿素水タンクを備えており、
一対の前記サイドメンバのうちの前記一方のサイドメンバと前記プロペラシャフトとの間に配置された前記気体燃料タンクを第1気体燃料タンクとし、一対の前記サイドメンバのうちの他方のサイドメンバと前記プロペラシャフトとの間に配置された前記気体燃料タンクを第2気体燃料タンクとしたときに、
前記第1排気浄化装置は、前記プロペラシャフトに対して前記第1気体燃料タンクが配置された側に配置されており、
前記尿素水タンクは、前記プロペラシャフトに対して前記第2気体燃料タンクが配置された側に配置されている
請求項4に記載の車両。
【請求項8】
前記第1気体燃料タンクは、前記第2気体燃料タンクと比べて、車両前後方向における全長が短くされている
請求項7に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の車両は、車幅方向に離間して車両の前後方向に延びる一対のサイドメンバを備えている。一対のサイドメンバの間には、プロペラシャフトが配置されている。また、一対のサイドメンバの間には、プロペラシャフトを挟んで車幅方向に並んだ複数の気体燃料タンクが配置されている。また、一対のサイドメンバの間には、排気を浄化する排気浄化装置が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-39362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の車両は、複数の気体燃料タンク及び排気浄化装置を一対のサイドメンバの間に配置している。そのため、気体燃料タンクの容量を大きくしようとすると、排気浄化装置の搭載スペースが不足するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する車両は、車幅方向に離間して車両の前後方向に延びる一対のサイドメンバと、一対の前記サイドメンバの間に配置されるプロペラシャフトと、一対の前記サイドメンバの間に配置されるとともに前記プロペラシャフトを挟んで車幅方向に並んで配置される複数の気体燃料タンクと、一対の前記サイドメンバのうちの一方のサイドメンバの車幅方向外側に配置される排気浄化装置とを有する。
【0006】
同構成によれば、排気浄化装置は、サイドメンバの車幅方向外側に配置されており、一対のサイドメンバの間には配置されていない。そのため、気体燃料タンクの容量を大きくしても、排気浄化装置の搭載スペースを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態における車両の上面視である。
同実施形態の車両の側面視である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、車両の一実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。なお、図1及び図2に示す矢印FRは車両前を示し、矢印RRは車両後方を示す。また、図1に示す矢印Wは車幅方向を示す。また、図2に示す矢印TOPは車両上方を示し、矢印DOWNは車両下方を示す。
【0009】
<車両の構成について>
図1に示すように、車両100は、車幅方向に離間して車両100の前後方向に延びる一対のサイドメンバである第1サイドメンバ110と第2サイドメンバ120とを備えている。
【0010】
車両100の前方において一対のサイドメンバの間、つまり第1サイドメンバ110と第2サイドメンバ120との間には、内燃機関10及び変速機15が配置されている。
内燃機関10は、気体である水素ガスを燃料とする機関である。
(【0011】以降は省略されています)

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