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公開番号
2024173502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091957
出願日
2023-06-02
発明の名称
推定装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G01M
17/02 20060101AFI20241205BHJP(測定;試験)
要約
【課題】前提条件を予め入力せずに、タイヤの溝の深さが所定の値まで減少する時期を推定できる。
【解決手段】推定装置は、車両に装着されたタイヤの溝の深さの現在の実測値と深さの過去の実測値とを取得する取得部300と、現在の実測値と過去の実測値とから、深さの減少量の現在の勾配を算出する算出部310と、現在の勾配に基づいて、深さが所定の値まで減少する時期を推定する推定部320と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に装着されたタイヤの溝の深さの現在の実測値と前記深さの過去の実測値とを取得する取得部と、
前記現在の実測値と前記過去の実測値とから、前記深さの減少量の現在の勾配を算出する算出部と、
前記現在の勾配に基づいて、前記深さが所定の値まで減少する時期を推定する推定部と、
を備えた推定装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記推定部は、前記現在の勾配に基づいて、前記深さの減少量の将来の勾配を推定し、推定した前記将来の勾配に基づいて、前記深さが前記所定の値まで減少する時期を推定する請求項1に記載の推定装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記車両の走行履歴と前記現在の勾配とに基づいて、前記将来の勾配を推定する請求項2に記載の推定装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記車両以外の他の車両の前記実測値と前記現在の勾配とに基づいて、前記将来の勾配を推定する請求項2に記載の推定装置。
【請求項5】
前記推定部は、前記深さが前記タイヤの交換を推奨する値まで減少する時期を推定する請求項1に記載の推定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、推定装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に装着されたタイヤの摩耗状態を推定する装置が開示されている。この装置は、順次取得されるタイヤの回転速度に基づいて算出したスリップ比と車両の駆動力との線形関係を表す回帰係数として、スリップ比及び駆動力の多数のデータセットに基づいて、駆動力に対するスリップ比の傾きを算出する傾き算出部を備える。また、この装置は、傾きの温度依存性を表す指標と、補正時の車両の外部の温度とに基づいて、算出された傾きを補正する傾き補正部と、補正された傾きに基づいて、タイヤの摩耗状態を推定する推定部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-160933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された装置は、タイヤの溝の深さの実測値を用いずにタイヤの摩耗状態を推定するため、摩擦エネルギー及び摩耗抵抗指数等の前提条件を予め入力しなくてはならないという課題がある。
【0005】
本開示は、上記事実を考慮して成されたもので、前提条件を予め入力せずに、タイヤの溝の深さが所定の値まで減少する時期を推定できる推定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る推定装置は、車両に装着されたタイヤの溝の深さの現在の実測値と前記深さの過去の実測値とを取得する取得部と、前記現在の実測値と前記過去の実測値とから、前記深さの減少量の現在の勾配を算出する算出部と、前記現在の勾配に基づいて、前記深さが所定の値まで減少する時期を推定する推定部と、を備える。
【0007】
第1の態様に係る推定装置では、取得部が車両に装着されたタイヤの溝の深さの現在の実測値と前記深さの過去の実測値とを取得し、算出部が前記現在の実測値と前記過去の実測値とから、前記深さの減少量の現在の勾配を算出し、推定部が前記現在の勾配に基づいて、前記深さが所定の値まで減少する時期を推定する。第1の態様に係る推定装置によれば、前提条件を予め入力せずに、タイヤの溝の深さが所定の値まで減少する時期を推定できる。
【0008】
第2の態様に係る推定装置は、第1の態様に係る推定装置において、前記推定部は、前記現在の勾配に基づいて、前記深さの減少量の将来の勾配を推定し、推定した前記将来の勾配に基づいて、前記深さが前記所定の値まで減少する時期を推定する。
【0009】
第2の態様に係る推定装置によれば、推定された将来の勾配を用いずに、深さが所定の値まで減少する時期を推定する場合に比較して、高精度に当該時期を推定できる。
【0010】
第3の態様に係る推定装置は、第2の態様に係る推定装置において、前記推定部は、前記車両の走行履歴と前記現在の勾配とに基づいて、前記将来の勾配を推定する。
(【0011】以降は省略されています)
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