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公開番号
2025025325
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129996
出願日
2023-08-09
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
10/6551 20140101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】冷却板による電池の冷却効率を向上させることが可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置100は、互いに積層された正極板110、負極板111、および、セパレータが捲回軸線αを中心に捲回された捲回電極体11と、捲回電極体11を収容するケース12とを含む電池10を備える。蓄電装置100は、電池10を冷却する冷却板20を備える。ケース12は、捲回電極体11の外周側から捲回電極体11を取り囲むように設けられる側壁122を含む。側壁122には、凹凸部122a(第1凹凸部)が形成されている。冷却板20には、凹凸部122aに対応する凹凸部21(第2凹凸部)が形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに積層された電極シートとセパレータとが捲回軸線を中心に捲回された捲回電極体と、前記捲回電極体を収容するケースとを含む電池と、
前記電池を冷却する冷却板と、を備え、
前記ケースは、前記捲回電極体の外周側から前記捲回電極体を取り囲むように設けられる側壁を含み、
前記側壁には、第1凹凸部が形成されており、
前記冷却板には、前記第1凹凸部に対応する第2凹凸部が形成されている、蓄電装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記捲回軸線は、軸方向に延びており、
前記第1凹凸部は、少なくとも、前記捲回電極体が配置される前記軸方向における範囲の一方端から他方端に渡って設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第1凹凸部は、前記軸方向に交互に並んで配置される第1凸部と第1凹部とを含み、
前記軸方向に並ぶ前記第1凸部同士の間隔を所定間隔とすると、前記範囲における中央部の前記所定間隔は、前記範囲における端部側の前記所定間隔よりも小さい、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第1凹凸部は、前記捲回軸線が延びる軸方向に交互に並んで配置される第1凸部と第1凹部とを含み、
前記第2凹凸部は、前記軸方向に交互に並んで配置される第2凸部と第2凹部とを含み、
前記第1凸部は、前記第2凹部に受け入れられており、
前記第2凸部は、前記第1凹部に受け入れられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1凹凸部は、前記捲回電極体を周状に取り囲むように設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2017-168285号公報(特許文献1)には、複数の円筒状の電池が配置されている電池モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-168285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には明記されていないが、電池の壁面に冷却板を隣接させることによって、電池を冷却する場合がある。この場合において、電池の冷却効率を向上させることが望まれている。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、冷却板による電池の冷却効率を向上させることが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る蓄電装置は、互いに積層された電極シートとセパレータとが捲回軸線を中心に捲回された捲回電極体と、捲回電極体を収容するケースとを含む電池を備える。また、蓄電装置は、電池を冷却する冷却板を備える。ケースは、捲回電極体の外周側から捲回電極体を取り囲むように設けられる側壁を含む。側壁には、第1凹凸部が形成されている。冷却板には、第1凹凸部に対応する第2凹凸部が形成されている。
【0007】
本開示の一の局面に係る蓄電装置では、上記のように、冷却板には第1凹凸部に対応する第2凹凸部が形成されている。これにより、ケースの側壁と冷却板との間において熱交換が行われる表面積を、平坦面同士の間において熱交換される場合に比べて容易に大きくすることができる。その結果、冷却板による電池の冷却効率を向上させることができる。
【0008】
上記一の局面に係る蓄電装置において、好ましくは、捲回軸線は、軸方向に延びており、第1凹凸部は、少なくとも、捲回電極体が配置される軸方向における範囲の一方端から他方端に渡って設けられている。このように構成すれば、第1凹凸部が、捲回電極体が配置される軸方向における全範囲に渡って形成されるので、捲回電極体をより容易に冷却することができる。
【0009】
この場合、好ましくは、第1凹凸部は、軸方向に交互に並んで配置される第1凸部と第1凹部とを含む。軸方向に並ぶ第1凸部同士の間隔を所定間隔とすると、上記範囲(捲回電極体が配置される軸方向における範囲)における中央部の所定間隔は、上記範囲における端部側の所定間隔よりも小さい。ここで、捲回電極体における発熱量は、上記範囲の中央部に近いほど高い。そこで、上記範囲の中央部における第1凸部同士の間の間隔を比較的小さくすることにより、上記範囲の中央部における冷却効率を比較的高くすることができる。その結果、捲回電極体を容易に均温化することができる。
【0010】
上記一の局面に係る蓄電装置において、好ましくは、第1凹凸部は、捲回軸線が延びる軸方向に交互に並んで配置される第1凸部と第1凹部とを含む。第2凹凸部は、軸方向に交互に並んで配置される第2凸部と第2凹部とを含む。第1凸部は、第2凹部に受け入れられている。第2凸部は、第1凹部に受け入れられている。このように構成すれば、第1凸部と第2凹部との間の距離、および、第2凸部と第1凹部との間の距離の各々を、容易に小さくすることができる。その結果、第1凸部と第2凹部との間における熱交換、および、第2凸部と第1凹部との間における熱交換の各々を効率的に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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