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公開番号2025025193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129761
出願日2023-08-09
発明の名称充電方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類H02J 7/04 20060101AFI20250214BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電時間を低減できる技術を提供する。
【解決手段】充電方法は、急速充電であるか否かを判定する工程と、急速充電であると判定した場合に、電池の容量の低下の度合いが予め定められた第1閾値以上であるか否か、または、電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが予め定められた第2閾値以上であるか否かを判定する工程と、電池の容量の低下の度合いが第1閾値以上であると判定した場合に電池の容量の低下の度合いに応じて電池の温度を上昇させる、または、電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが第2閾値以上であると判定した場合に電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いに応じて電池の温度を上昇させる工程と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
充電方法であって、
急速充電であるか否かを判定する工程と、
急速充電であると判定した場合に、電池の容量の低下の度合いが予め定められた第1閾値以上であるか否か、または、前記電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが予め定められた第2閾値以上であるか否かを判定する工程と、
前記電池の容量の低下の度合いが前記第1閾値以上であると判定した場合に前記電池の容量の低下の度合いに応じて前記電池の温度を上昇させる、または、前記電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが前記第2閾値以上であると判定した場合に前記電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いに応じて前記電池の温度を上昇させる工程と、を含む、充電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載されているような、電池の劣化状況に応じて特定される電流を、充電時に付加する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-86583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、電池が劣化している場合、充電電流を調整しても充電時間の低減には限界がある。そのため、充電時間を低減できる技術が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、充電方法が提供される。この充電方法は、急速充電であるか否かを判定する工程と、急速充電であると判定した場合に、電池の容量の低下の度合いが予め定められた第1閾値以上であるか否か、または、前記電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが予め定められた第2閾値以上であるか否かを判定する工程と、前記電池の容量の低下の度合いが前記第1閾値以上であると判定した場合に前記電池の容量の低下の度合いに応じて前記電池の温度を上昇させる、または、前記電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが前記第2閾値以上であると判定した場合に前記電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いに応じて前記電池の温度を上昇させる工程と、を含む。
この形態の充電方法によれば、電池の容量の低下の度合いが第1閾値以上である、または、電池のセルの内部抵抗の上昇の度合いが第2閾値以上である場合、すなわち、電池が劣化している場合に、電池の温度を上昇させるため、電池の内部抵抗を減少させて充電を行うことができる。そのため、充電時間を低減できる。
【0007】
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、充電装置や充電システム等の態様で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
充電システムの概要を示す模式図である。
昇温制御処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
図1は、本実施形態における充電システム100の概要を示す模式図である。充電システム100は、電池ユニット10と充電装置20とを備える。充電システム100は、例えば、車両に搭載された電池ユニット10の電池11を充電するシステムである。
【0010】
電池ユニット10は、電池11とセンサ12と昇温装置13とを有する。センサ12は、電池11の出力電流や出力電圧、温度、電池11に付加される電流や電圧等を検出する。昇温装置13は、電池11を昇温する装置であり、例えばヒーターである。
(【0011】以降は省略されています)

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