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公開番号
2025025618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130523
出願日
2023-08-09
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20250214BHJP(車両一般)
要約
【課題】手動操作によるシフトレンジの連続切換えにおいて、駆動トルクの大幅な変動を抑止することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】手動操作により実施されたシフトレンジRshの切換えに引き続き、長押し信号Sdrlが有として継続されている場合は、シフトレンジRshの切換えに伴う駆動トルク段差ΔTrdemに基づいて、シフトレンジRshを、連続して切り換えるか否かの制御が実施される。これにより、手動操作の継続によるシフトレンジRshの連続切換えにおいて、要求駆動トルクTrdemの大幅な変動を抑止することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電動機と、前記電動機の動力を駆動輪へ伝達する動力伝達装置と、前記電動機と前記動力伝達装置とを含む駆動装置の複数のシフトポジションを択一的に切り換える為に手動操作されるシフト切換装置と、を備えた車両の、制御装置であって、
前記シフトポジション毎に予め定められた、車速とアクセル操作量とで要求駆動トルクが求められると共に、前記車速及び前記アクセル操作量が同じときの前記要求駆動トルクは、前記シフトポジションのロー側の方がハイ側の方に比べて増加させられている駆動トルク特性を記憶しており、
前記シフト切換装置によって選択された前記シフトポジションに合わせて前記駆動トルク特性を切り換えるものであり、
前記手動操作による前記シフトポジションの切換えに引き続き、前記シフト切換装置への前記手動操作が継続されている場合は、前記シフトポジションの切換えに伴う前記要求駆動トルクの差に基づいて、前記シフトポジションを、連続して切り換えるか否かの制御を実施することを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機を備えた車両の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電動機と、前記電動機の動力を駆動輪へ伝達する動力伝達装置と、前記電動機と前記動力伝達装置とを含む駆動装置の複数のシフトポジション(シフトレンジも同義)を択一的に切り換える為に手動操作される、シフト切換装置と、を備えた車両が提供されている。前記シフト切換装置としてパドルスイッチがよく知られており、前記パドルスイッチの操作により、動力出力特性を段階的に切り換えることが開示されている。例えば、特許文献1に記載された自動車がそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/088553A1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記シフト切換装置への手動操作で、シフトレンジの切換えを行う際、目標のシフトレンジまで複数回の切換えが必要な場合、切換えの手動操作を繰り返す操作が面倒となる。そのため、前記シフト切換装置への手動操作を継続した場合、所謂、長押し操作をした場合は、シフトレンジを連続的に切り換える制御が実施されている。
【0005】
しかしながら、目標のシフトレンジまでの連続的な切換え、例えば、大幅なシフトダウンを行った場合は、駆動トルクが大幅に変動、増大することとなり、急加速や車両への負荷発生等、安定走行に対するマイナス影響が懸念される課題があった。
【0006】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、手動操作によるシフトレンジの連続切換えにおいて、駆動トルクの大幅な変動を抑止することができる車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の要旨とするところは、(a)電動機と、前記電動機の動力を駆動輪へ伝達する動力伝達装置と、前記電動機と前記動力伝達装置とを含む駆動装置の複数のシフトポジションを択一的に切り換える為に手動操作されるシフト切換装置と、を備えた車両の、制御装置であって、(b)前記シフトポジション毎に予め定められた、車速とアクセル操作量とで要求駆動トルクが求められると共に、前記車速及び前記アクセル操作量が同じときの前記要求駆動トルクは、前記シフトポジションのロー側の方がハイ側の方に比べて増加させられている駆動トルク特性を記憶しており、(c)前記シフト切換装置によって選択された前記シフトポジションに合わせて前記駆動トルク特性を切り換えるものであり、(d)前記手動操作による前記シフトポジションの切換えに引き続き、前記シフト切換装置への前記手動操作が継続されている場合は、前記シフトポジションの切換えに伴う前記要求駆動トルクの差に基づいて、前記シフトポジションを、連続して切り換えるか否かの制御を実施することにある。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、前記手動操作による前記シフトポジションの切換えに引き続き、前記シフト切換装置への前記手動操作が継続されている場合は、前記シフトポジションの切換えに伴う前記要求駆動トルクの差に基づいて、前記シフトポジションを、連続して切り換えるか否かの制御が実施される。これにより、前記手動操作の継続による前記シフトレンジの連続切換えにおいて、前記要求駆動トルクの大幅な変動を抑止することができる車両の制御装置を提供できる。
【0009】
好適には、前記手動操作の継続で、前記シフトポジションを連続して切り換えるか否かの制御において、前記シフトポジションの切換えの許可、不許可が判定され、前記要求駆動トルクの差が大であるほど不許可とする判定が実施される。
【0010】
好適には、前記手動操作の継続で、前記シフトポジションを連続して切り換えるかを許可、不許可する判定は、車速が低いほど切換えを許可する判定が実施される。
(【0011】以降は省略されています)
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