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公開番号
2025022476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127091
出願日
2023-08-03
発明の名称
蓄電セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/60 20210101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ケース内における電解液の流通を促進すること。
【解決手段】蓄電セルは、ケース、電極体および電解液を含む。ケースは、電極体および電解液を収納している。ケースは、本体と、少なくとも1つの蓋とを含む。本体は、開口部を有する。蓋は、開口部を塞いでいる。ケースは、直方体状の外形を有する。ケースの6つの面のうち、最小面積を有する面が、蓋により構成されている。蓋に、2個以上の注液口が設けられている。2個以上の注液口は、蓋の長さ方向に分散している。本体の内面のうち、最大面積を有する面に、第1溝が形成されている。第1溝は、蓋の内面に対して垂直方向に延びている。電極体は、第1電極および第2電極を含む。第1電極および第2電極の少なくとも一方の表面に、第2溝が形成されている。第2溝は、第1溝と対向している。第2溝は、第1溝に沿って、第1溝に平行に延びている。第2溝は、第1溝に比して大きい幅を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ケース、電極体および電解液を含み、
前記ケースは、前記電極体および前記電解液を収納しており、
前記ケースは、本体、および、少なくとも1つの蓋を含み、
前記本体は、開口部を有し、
前記蓋は、前記開口部を塞いでおり、
前記ケースは、直方体状の外形を有し、
前記ケースの6つの面のうち、最小面積を有する面が、前記蓋により構成されており、
前記蓋に、2個以上の注液口が設けられており、
2個以上の前記注液口は、前記蓋の長さ方向に分散しており、
前記本体の内面のうち、最大面積を有する面に、第1溝が形成されており、
前記第1溝は、前記蓋の内面に対して垂直方向に延びており、
前記電極体は、第1電極および第2電極を含み、
前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方の表面に、第2溝が形成されており、
前記第2溝は、前記第1溝と対向しており、
前記第2溝は、前記第1溝に沿って、前記第1溝に平行に延びており、かつ
前記第2溝は、前記第1溝に比して大きい幅を有する、
蓄電セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2002-008634号公報は、ケースに注液口を2箇所以上設けることを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-008634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電セルは、ケースおよび電極体を含む。ケースは、電極体を収納する。電極体の収納後、ケースに電解液が注入される。一般に、ケースに設けられた注液口から、電解液が注入される。電解液の注入を促進するため、注液口を複数設けることが考えられる。
【0005】
例えば、エネルギー密度の観点から、ケースと電極体とのクリアランスを小さくすることが求められる。クリアランスが小さくなる程、ケース内における電解液の流通が阻害され得る。
【0006】
本開示の目的は、ケース内における電解液の流通を促進することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、本開示の技術的構成および作用効果が説明される。ただし作用メカニズムは推定を含む。作用メカニズムは、本開示の技術的範囲を限定しない。
【0008】
蓄電セルは、ケース、電極体および電解液を含む。ケースは、電極体および電解液を収納している。ケースは、本体、および、少なくとも1つの蓋を含む。本体は、開口部を有する。蓋は、開口部を塞いでいる。ケースは、直方体状の外形を有する。ケースの6つの面のうち、最小面積を有する面が、蓋により構成されている。蓋に、2個以上の注液口が設けられている。2個以上の注液口は、蓋の長さ方向に分散している。本体の内面のうち、最大面積を有する面に、第1溝が形成されている。第1溝は、蓋の内面に対して垂直方向に延びている。電極体は、第1電極および第2電極を含む。第1電極および第2電極の少なくとも一方の表面に、第2溝が形成されている。第2溝は、第1溝と対向している。第2溝は、第1溝に沿って、第1溝に平行に延びている。第2溝は、第1溝に比して大きい幅を有する。
【0009】
第1溝および第2溝は、電解液の流通を促進し得る。電極体に圧力が印加された状態で、蓄電セルが使用される場合がある。当該圧力は「拘束圧」とも称され得る。拘束圧は、ケースを介して印加される。第2溝の幅が第1溝の幅より大きいことにより、ケースに印加された拘束圧が、電極体の発電部(活物質層)へと効率的に作用し得る。
【0010】
例えば、第1溝内に弾性多孔体が配置されていてもよい。第1溝内に弾性多孔体が配置されていることにより、拘束圧が面内方向に分散することが期待される。
(【0011】以降は省略されています)
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