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公開番号2024176103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094361
出願日2023-06-07
発明の名称電池装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H01M 50/204 20210101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池パックの積層に起因する重心の上昇を抑制して安定性を向上できるようにする。
【解決手段】電池装置は、支持体内に上下方向に積層して収容される複数の電池パックアッセンブリを備える。複数の電池パックアッセンブリのそれぞれは、電池パックと、トレイとを含む。トレイは、電池パックの下方に位置し、フレームとフレームにつながる底板とを含む。フレームは、電池パックを支持する上面と、支持体によって支持される下面とを有する。底板は、フレームの下面より上方に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
支持体内に上下方向に積層して収容される複数の電池パックアッセンブリを備える電池装置であって、
前記複数の電池パックアッセンブリのそれぞれは、
電池パックと、
前記電池パックの下方に位置し、フレームと前記フレームにつながる底板とを含むトレイと、
を含み、
前記フレームは、前記電池パックを支持する上面と、前記支持体によって支持される下面とを有し、
前記底板は、前記フレームの前記下面より上方に配置されている
ことを特徴とする電池装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記底板は、排水孔を有し、前記排水孔に向けて低くなるように傾斜している
ことを特徴とする請求項1に記載の電池装置。
【請求項3】
前記電池パックは、絶縁碍子を介して前記フレームによって支持されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電池装置。
【請求項4】
前記電池装置は、静止した場所に設置され、
前記電池パックとして、車載用電池パックが転用されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電池装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電力貯蔵装置を開示している。電力貯蔵装置は、複数の電池パックと、蓄電池盤とを有する。複数の電池パックは、蓄電池盤に収容されている。複数の電池パックは、蓄電池盤内において上下方向(鉛直方向)に積層して配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/129385号
特開2001-015090号公報
特開2015-002139号公報
特開2017-098374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電力貯蔵装置では、電池パックの積層に起因して電力貯蔵装置の重心が高くなると、電力貯蔵装置の安定性が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、電池パックの積層に起因する重心の上昇を抑制して安定性を向上できるようにした電池装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池装置は、支持体内に上下方向に積層して収容される複数の電池パックアッセンブリを備える。複数の電池パックアッセンブリのそれぞれは、電池パックと、トレイとを含む。トレイは、電池パックの下方に位置し、フレームとフレームにつながる底板とを含む。フレームは、電池パックを支持する上面と、支持体によって支持される下面とを有する。底板は、フレームの下面より上方に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る電池装置によれば、電池パックを支持するトレイは、フレームの下面より上方に配置された底板を含む。このため、上下方向において隣り合う電池パックアッセンブリ間の距離を、両者の間に必要とされる隙間を確保しつつ短縮することが可能となる。これにより、電池パックの積層に起因する電池装置の重心の上昇を抑制できるので、電池装置の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る電池装置の要部の構成の一例を概略的に表した図である。
図1に示す電池アッシー(電池パックアッセンブリ)の斜視図である。
実施の形態に係るトレイが有する上げ底構造を説明するための図である。
実施の形態の変形例に係るトレイの構成を説明するための図である。
図4に示すトレイが有する上げ底構造を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略又は簡略する。
【0010】
1.電池装置の構成
図1は、実施の形態に係る電池装置1の要部の構成の一例を概略的に表した図である。電池装置1は、静止した場所に設置されている。電池装置1は、定置電源とも呼ばれる。電池装置1は、外部から供給される電力を貯蔵し、所定の電力供給対象に電力を供給するように構成されている。電池装置1は、例えば、停電時(自然災害時等の非常時を含む)のバックアップ電源(非常用電源)として用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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