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公開番号
2025001686
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101295
出願日
2023-06-21
発明の名称
アンテナ装置
出願人
サン電子株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01Q
1/12 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】壁面等に取り付けられる長方形の立方体のアンテナで、アンテナ裏面に電子機器が取り付けられた場合でも、それらの機器の配線ケーブル等が見えなくてすっきりしたアンテナ装置を提供する。
【解決手段】受信感度方向と反対側で樹脂ケース1と一体成形されてアンテナ2を固定するアンテナ固定部3が、予め壁面8に取り付けられている壁面取付け金具5に取り付け自在であること、及びアンテナ2の裏面20にある出力端子21からの配線ケーブル26に接続される電子機器22がアンテナ裏面20に取り付けられ、電子機器22やその電子機器22に接続自在な配線ケーブル26、27、28を覆う化粧カバー4が、アンテナ2の裏面20に着脱自在に設けられている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂ケース内にアンテナ素子が配置されているアンテナの装置において、
受信感度方向と反対側で前記樹脂ケースと一体成形されて前記アンテナを固定するアンテナ固定部が、予め壁面に取り付けられている壁面取付け金具に取り付け自在であること、
及び前記アンテナの裏面にある出力端子からの配線ケーブルに接続される電子機器がアンテナ裏面に取り付けられ、前記電子機器とその電子機器に接続自在な配線ケーブルを覆う化粧カバーが、前記アンテナの裏面に着脱自在に設けられていること、
を特徴とするアンテナ装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
樹脂ケース内にアンテナ素子が配置されているアンテナの装置において、
受信感度方向と反対側で前記樹脂ケースと一体成形されて前記アンテナを固定するアンテナ固定部が、ポールにポール取付け金具で挟持される壁面取付け金具に取り付け自在であること、
及び前記アンテナの裏面にある出力端子からの配線ケーブルに接続される電子機器がアンテナ裏面に取り付けられ、前記電子機器とその電子機器に接続自在な配線ケーブルを覆う化粧カバーが、前記アンテナの裏面に着脱自在に設けられていること、
を特徴とするアンテナ装置。
【請求項3】
前記アンテナの樹脂ケースは、立方体形状に形成され、
及び前記化粧カバーは、前記アンテナ固定部を除く前記アンテナの裏面を被覆して納まる大きさの蓋体であること、
前記化粧カバーの下部に突き出た前記アンテナ固定部が、前記壁面取付け金具に付設されたボルトとナットで締め付け固定されること、
を特徴とする請求項1又は2に記載したアンテナ装置。
【請求項4】
前記アンテナの裏面において、上部に被係止片が設けられていると共に、下部両端にビス止め孔付きのビス固定用片が設けられ、
及び前記化粧カバーの側面には、前記ビス固定用片に対応する位置にビス固定用の孔が穿設され、
前記化粧カバーの上面が、前記被係止片に係止された状態で、前記ビス固定用の孔に挿通した固定ビスにより前記ビス固定片に固定自在に構成されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載したアンテナ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、反射素子や給電素子を樹脂ケース内部に収容するアンテナ装置に関し、さらに言えば、地上デジタル放送を受信するアンテナ装置を家の壁面やポールに取り付けられるアンテナ装置の裏面の配線ケーブルを見えなくするアンテナ装置の技術分野に属するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地上デジタル放送を受信するアンテナは、アンテナ素子がむき出しになった所謂“八木式アンテナ”から、アンテナ素子が樹脂で覆われてデザイン的に優れた“デザインアンテナ”が主流になってきている。
これらのアンテナのうちマストに取り付けられる技術として、例えば下記特許文献1には、その図2等のように、アンテナ装置10、100の固定金具35、351、352、400と出力コネクタ25、250を覆うカバー部31を備えたアンテナ装置が開示されている。
すなわち、同文献1の請求項1の発明は、マスト70等に固定して使用するアンテナ装置10等であって、柱形状のアンテナ本体部20等と、その底面である本体部底面22等に取り付けられた接続部30等と、を備え、その接続部30等は、内部に空間が形成され、且つ底面にマスト70等を挿入するためのマスト挿入口が形成された柱形状のカバー部31と、その内部に設置され、マスト70等を固定するように構成されている少なくとも1つの固定金具35等と、を有し、請求項3の発明のアンテナ本体部20等は、本体部底面22等からカバー部31の内部へ突出するように設けられた出力コネクタ25等を有し、請求項5の発明の接続部30等は、カバー部31の内部に、本体部底面22等から突出した出力コネクタ25等を取り囲み、出力コネクタ25等の周囲の空間と、カバー部31内の空間とを仕切るように構成された小部屋部40を有し、カバー部材31のそれぞれは、カバー部材31が閉じられた際に小部屋部40を形成する仕切部材40a等を有し、仕切部材40aには出力コネクタ25等に接続されるケーブル80を小部屋部40の内部へ挿入するためのケーブル挿入口33等が形成されている旨記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-46505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1のアンテナ装置の構造では、アンテナ20等を設置するとき、アンテナ20等をマスト70等に固定する金具35等とアンテナ20等に接続されるコネクタ25等と接続されるケーブル80の一部はカバー部31で覆われるが、その直後に接続される増幅器やそれらの機器に接続されるケーブル80は、むき出しで見栄えが悪いという問題があり、また、このアンテナ20等は壁面に取り付けられないという不都合もあり、かかる点が解決すべき課題とされている。
【0005】
したがって、本発明の目的は、壁面等に取り付けられる立方体形状のアンテナで、壁面に直角となる軸とアンテナの受信感度の中心軸との角度が大きくなった時でも、アンテナ裏面に増幅器などの電子機器が取り付けられた場合でも、それらの機器に配線されているケーブルなどが見えなくてすっきりとした外観になるアンテナ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、樹脂ケース1内にアンテナ素子が配置されているアンテナ2の装置において、
受信感度方向と反対側で前記樹脂ケース1と一体成形されて前記アンテナ2を固定するアンテナ固定部3が、予め壁面8に取り付けられている壁面取付け金具5に取り付け自在であること、
及び前記アンテナ2の裏面20にある出力端子21からの配線ケーブル26に接続される電子機器22がアンテナ裏面20に取り付けられ、前記電子機器22とその電子機器22に接続自在な配線ケーブル26、27、28を覆う化粧カバー4が、前記アンテナ2の裏面20に着脱自在に設けられていること、
を特徴とするアンテナ装置である。
【0007】
請求項2に記載した発明は、樹脂ケース1内にアンテナ素子が配置されているアンテナ2の装置において、
受信感度方向と反対側で前記樹脂ケース1と一体成形されて前記アンテナ2を固定するアンテナ固定部3が、ポール7にポール取付け金具6挟持される壁面取付け金具5に取り付け自在であること、
及び前記アンテナ2の裏面20にある出力端子21からの配線ケーブル26に接続される電子機器22がアンテナ裏面20に取り付けられ、前記電子機器22とその電子機器22に接続自在な配線ケーブル26、27、28を覆う化粧カバー4が、前記アンテナ2の裏面20に着脱自在に設けられていること、
を特徴とするアンテナ装置である。
【0008】
請求項3に記載した発明は、前記アンテナ2の樹脂ケース1は、立方体形状に形成され、
及び前記化粧カバー4は、前記アンテナ固定部3を除く前記アンテナ2の裏面20を被覆して納まる大きさの蓋体であること、
前記化粧カバー4の下部に突き出た前記アンテナ固定部3が、前記壁面取付け金具5に付設されたボルト53とナット54で締め付け固定されること、
を特徴とする請求項1又は2に記載したアンテナ装置である。
【0009】
請求項4に記載した発明は、前記アンテナ2の裏面20において、上部に被係止片23が設けられていると共に、下部両端にビス止め孔25付きのビス固定用片24が設けられ、
及び前記化粧カバー4の側面41には、前記ビス固定用片24に対応する位置にビス固定用の孔41aが穿設され、
前記化粧カバー4の上面42が、前記被係止片23に係止された状態で、前記ビス固定用の孔41aに挿通した固定ビス43により前記ビス固定片24に固定自在に構成されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載したアンテナ装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明のアンテナ装置によれば、アンテナを壁面に設置して、アンテナの受信感度が最大になるように電波到来方向に調整した時、壁面に対して直角となる面に対して大きな角度となった時でも、化粧カバーを使用すれば、アンテナ裏面に取り付けられた増幅器等の電子機器やそれらに対する配線ケーブルが丸見えになることを防ぐことができ、より良い美観の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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