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公開番号
2025000394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100229
出願日
2023-06-19
発明の名称
スイッチ装置
出願人
東洋電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
25/00 20060101AFI20241224BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】各スイッチ部を操作する際の操作性に優れるとともに、小型化を図ることができるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】スイッチ装置1は、ノブ21を有する第1スイッチ部2と、第1スイッチ部2を、ノブ21の中心軸O21周りに回転する回転操作と、中心軸O21に沿って移動する移動操作と、中心軸O21が傾倒する傾倒操作とのうちの少なくとも1つの操作が可能に支持する第1支持部3と、ノブ21に対して、中心軸O21方向の一方側となるノブ21の裏側に配置された少なくとも1つの第2スイッチ部4と、第2スイッチ部4を、第1スイッチ部2と独立して操作可能に支持する第2支持部5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ノブを有する第1スイッチ部と、
前記第1スイッチ部を、前記ノブの中心軸周りに回転する回転操作と、前記中心軸に沿って移動する移動操作と、前記中心軸が前記移動操作による移動方向と交差する方向に変位する変位操作とのうちの少なくとも1つの操作が可能に支持する第1支持部と、
前記ノブに対して、前記中心軸方向の一方側となる前記ノブに隣接し配置された少なくとも1つの第2スイッチ部と、
前記第2スイッチ部を、前記第1スイッチ部と独立して操作可能に支持する第2支持部と、を備える、スイッチ装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第2支持部は、前記第2スイッチ部を、前記第1スイッチ部と異なる方向に操作可能に支持する、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記変位操作は、前記中心軸が傾倒する傾倒操作であり、
前記第1支持部は、前記第1スイッチ部を、前記回転操作と前記移動操作と前記傾倒操作とがそれぞれ可能に支持し、
前記第2支持部は、前記第1スイッチ部と異なる方向として、前記中心軸と直交する方向に、前記第2スイッチ部を操作可能に支持する、請求項2に記載のスイッチ装置。
【請求項4】
前記第2スイッチ部は、前記中心軸側に押し込む方向に操作される、請求項3に記載のスイッチ装置。
【請求項5】
前記第2支持部は、前記第2スイッチ部を、前記中心軸に沿って操作可能に支持する、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項6】
前記第2スイッチ部は、前記ノブ側に引き上げられる方向に操作される、請求項5に記載のスイッチ装置。
【請求項7】
前記第1支持部は、前記第1スイッチ部を前記回転操作が可能に支持し、
前記第2支持部は、前記第1スイッチ部が前記回転操作された際、該回転操作に連動して前記第2スイッチ部が前記ノブの中心軸周りに回転するのを規制可能に構成されている、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項8】
前記第2スイッチ部は、前記中心軸周りに複数配置されている、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項9】
前記第2スイッチ部は、前記中心軸を介して2つ配置されている、請求項8に記載のスイッチ装置。
【請求項10】
前記ノブは、前記中心軸方向から見た輪郭形状が、前記中心軸を中心とする円形をなし、
前記第2スイッチ部は、前記中心軸方向から見て前記ノブの輪郭よりも内側に位置する、請求項1に記載のスイッチ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車のセンターコンソールには、地図情報等の各種の情報を表示するディスプレイと、ディスプレイに表示された情報に対してカーソル操作を行うスイッチ装置とが配置されている。特許文献1(特許第5827448号公報)には、回転操作される環状握持部材と、環状握持部材の中央部に同心的に配置され、押圧操作される押しボタンと、環状握持部材の周囲に当該環状握持部材から離間して配置され、押圧操作される複数の機能ボタンとを備えるスイッチ装置(多位置スイッチアッセンブリ)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5827448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、スイッチ装置を操作する運転者(操作者)が、例えば環状握持部材を把持した(操作した)まま機能ボタンを操作したい場合でも、環状握持部材から一旦手を放して、機能ボタンを操作しなければならないため、スイッチ装置の操作性に改善の余地があった。また、機能ボタンを操作するときに、当該機能ボタンの位置を目視等で確認する必要があるため、走行中の安全な操作にも課題があった。また、特許文献1に記載の発明では、各機能ボタンが環状握持部材から離間して配置されているため、その分、スイッチ装置が大型化して、センターコンソールにおけるスイッチ装置の省スペース化が困難となる。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、各スイッチ部を操作する際の操作性に優れるとともに、小型化を図ることができるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のスイッチ装置は、ノブを有する第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部を、前記ノブの中心軸周りに回転する回転操作と、前記中心軸に沿って移動する移動操作と、前記中心軸が前記移動操作による移動方向と交差する方向に変位する変位操作とのうちの少なくとも1つの操作が可能に支持する第1支持部と、前記ノブに対して、前記中心軸方向の一方側となる前記ノブに隣接し配置された少なくとも1つの第2スイッチ部と、前記第2スイッチ部を、前記第1スイッチ部と独立して操作可能に支持する第2支持部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、各スイッチ部を操作する際の操作性に優れるとともに、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るスイッチ装置の垂直断面図である。
図1中の矢印A方向から見た図(スイッチ装置の上面図)である。
第2実施形態に係るスイッチ装置の垂直断面図である。
第3実施形態に係るスイッチ装置の側面図である。
第4実施形態に係るスイッチ装置の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1、図2を参照して、第1実施形態について説明する。なお、以下では、説明の都合上、図1中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う(図3および図4についても同様)。図1は、第1実施形態に係るスイッチ装置の垂直断面図である。図2は、図1中の矢印A方向から見た図(スイッチ装置の上面図)である。なお、図1は、図2中のB-B線断面図でもある。図1、図2に示すスイッチ装置1は、例えば自動車のセンターコンソールに搭載して使用される。このスイッチ装置1は、第1スイッチ部2と、第1スイッチ部2を操作可能に支持する第1支持部3と、第2スイッチ部4と、第2スイッチ部4を操作可能に支持する第2支持部5と、例えば自動車のECU(Electronic Control Unit)と電気的に接続された電気回路基板6と、電気回路基板6等を収納する筐体(ハウジング)7とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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