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公開番号
2024174500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092357
出願日
2023-06-05
発明の名称
電動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B60L
53/24 20190101AFI20241210BHJP(車両一般)
要約
【課題】2個の昇圧コンバータを必要とすることなく、複数の回路構造を実現し得る技術を提供する。
【解決手段】電動車は、バッテリと、電動ユニットと、昇圧コンバータと、充電インレットと、複数のリレーを含むとともに、バッテリ、電動ユニット、昇圧コンバータ及び充電インレットを電気的に接続する接続回路と、を備えている。接続回路は、複数のリレーを切り替えることにより、力行回路構造と低圧充電回路構造と高圧充電回路構造とを択一的に形成可能である。力行回路構造では、バッテリが昇圧コンバータを介して電動ユニットへ電気的に接続され、低圧充電回路構造では、充電インレットが昇圧コンバータを介してバッテリへ電気的に接続されるとともに、電動ユニットが昇圧コンバータから電気的に遮断され、高圧充電回路構造では、充電インレットが昇圧コンバータを介さずにバッテリへ電気的に接続されるとともに、電動ユニットが昇圧コンバータから電気的に遮断される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車であって、
再充電可能なバッテリと、
走行用モータを含む電動ユニットと、
昇圧コンバータと、
外部の充電装置と着脱可能に接続される充電インレットと、
複数のリレーを含むとともに、前記バッテリ、前記電動ユニット、前記昇圧コンバータ及び前記充電インレットを電気的に接続する接続回路と、
を備え、
前記接続回路は、前記複数のリレーを切り替えることにより、力行回路構造と低圧充電回路構造と高圧充電回路構造とを択一的に形成可能であり、
前記力行回路構造では、前記バッテリが前記昇圧コンバータを介して前記電動ユニットへ電気的に接続され、
前記低圧充電回路構造では、前記充電インレットが前記昇圧コンバータを介して前記バッテリへ電気的に接続されるとともに、前記電動ユニットが前記昇圧コンバータから電気的に遮断され、
前記高圧充電回路構造では、前記充電インレットが前記昇圧コンバータを介さずに前記バッテリへ電気的に接続されるとともに、前記電動ユニットが前記昇圧コンバータから電気的に遮断される、
電動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、再充電可能なバッテリと、走行用モータを含む電動ユニットと、外部の充電装置と着脱可能に接続される充電インレットと、バッテリから電動ユニットに供給される電力を昇圧する第1昇圧コンバータと、充電装置からバッテリに供給される電力を昇圧する第2昇圧コンバータと、リレーを含むとともに、バッテリ、電動ユニット、第1昇圧コンバータ、第2昇圧コンバータ及び充電インレットを電気的に接続する接続回路と、備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-054145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電動車では、接続回路は、リレーを切り替えることにより、力行回路構造と低圧充電回路構造と高圧充電回路構造とを択一的に形成可能である。力行回路構造では、バッテリが第1昇圧コンバータを介して電動ユニットへ電気的に接続される。低圧充電回路構造では、充電インレットが第2昇圧コンバータを介してバッテリへ電気的に接続される。高圧充電回路構造では、充電インレットが第2昇圧コンバータを介さずにバッテリへ電気的に接続される。このように、特許文献1の電動車では、バッテリから電動ユニットに供給される電圧を昇圧する第1昇圧コンバータと、充電インレットからバッテリに供給される電力を昇圧する第2昇圧コンバータと、を別個に設ける必要がある。
【0005】
本明細書では、2個の昇圧コンバータを必要とすることなく、上記した複数の回路構造を実現し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する第1の態様では、電動車は、再充電可能なバッテリと、走行用モータを含む電動ユニットと、昇圧コンバータと、外部の充電装置と着脱可能に接続される充電インレットと、複数のリレーを含むとともに、前記バッテリ、前記電動ユニット、前記昇圧コンバータ及び前記充電インレットを電気的に接続する接続回路と、を備える。前記接続回路は、前記複数のリレーを切り替えることにより、力行回路構造と低圧充電回路構造と高圧充電回路構造とを択一的に形成可能である。前記力行回路構造では、前記バッテリが前記昇圧コンバータを介して前記電動ユニットへ電気的に接続され、前記低圧充電回路構造では、前記充電インレットが前記昇圧コンバータを介して前記バッテリへ電気的に接続されるとともに、前記電動ユニットが前記昇圧コンバータから電気的に遮断され、前記高圧充電回路構造では、前記充電インレットが前記昇圧コンバータを介さずに前記バッテリへ電気的に接続されるとともに、前記電動ユニットが前記昇圧コンバータから電気的に遮断される。
【0007】
上記の構成によると、昇圧コンバータは、バッテリから電動ユニットに供給される電力の昇圧に利用されるとともに、充電インレットからバッテリに供給される電力の昇圧にも利用される。即ち、力行時と充電時の両者で昇圧コンバータが共用されている。このような構成によると、2個の昇圧コンバータを必要とすることなく、上記した複数の回路構造を実現し得る。この結果、電動車をコンパクト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施例に係る電動車2の模式図を示す。
制御装置20によって実行される切替処理について説明する。
第2実施例に係る電動車102の模式図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
図1に示すように、電動車2は、再充電可能なバッテリ10と、電動ユニット12と、昇圧コンバータ14と、充電インレット16と、接続回路18と、制御装置20と、を備えている。バッテリ10は、再充電可能な二次電池であり、一例ではあるが、複数のリチウムイオンセルを有する。
【0010】
電動ユニット12は、インバータ30と、走行用モータ32と、を有している。インバータ30は、直流電力を交流電力に変換して走行用モータ32に駆動する。走行用モータ32は、インバータ30から供給される電力によって駆動され、駆動力を駆動輪に伝達する。昇圧コンバータ14は、電力を昇圧する装置である。昇圧コンバータ14が1相構造を有している。充電インレット16は、外部の充電装置(図示省略)と着脱可能に接続され、外部の充電装置から充電電力を受け付ける。
(【0011】以降は省略されています)
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