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公開番号2024115893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021786
出願日2023-02-15
発明の名称電動作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60L 58/27 20190101AFI20240820BHJP(車両一般)
要約【課題】充電完了後に、バッテリの温度の低下を回避し、バッテリ電力の使用における稼働時間が短くなってしまうことを防ぐことができる電動作業車を提供する。
【解決手段】動力源(41,42,43)から出力される駆動力により走行及び作業する電動作業車であって、動力源(41,42,43)に電力を供給するバッテリ6と、バッテリ6を外部電源からの給電によって充電する充電器50と、充電器50のバッテリ6への給電処理を制御する制御部52が備えられ、制御部52は、バッテリ6を充電するとともにバッテリ6を暖機運転させる暖機運転モードと、暖機運転せずにバッテリ6への充電を行う充電モードと、に切り換え可能に構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
動力源から出力される駆動力により走行及び作業する電動作業車であって、
前記動力源に電力を供給するバッテリと、
前記バッテリを外部電源からの給電によって充電する充電器と、
前記充電器の前記バッテリへの給電処理を制御する制御部が備えられ、
前記制御部は、前記バッテリを充電するとともに前記バッテリを暖機運転させる暖機運転モードと、前記暖機運転せずに前記バッテリへの充電を行う充電モードと、に切り換え可能に構成されている電動作業車。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記制御部に対して手動でモード切替操作を行う手動操作具が備えられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記制御部に、通信端末と無線通信可能な無線通信部が備えられ、
前記通信端末からの操作情報に応じて、前記制御部に対して制御操作を行う請求項1に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記通信端末に、前記制御部による制御状態を表示する表示部が備えられている請求項3に記載の電動作業車。
【請求項5】
前記制御部に、所定の時間が経過したときに暖機運転の入切制御を行うタイマー部が備えられている請求項1から4のいずれか一項に記載の電動作業車。
【請求項6】
前記動力源は、電動モータである請求項1に記載の電動作業車。
【請求項7】
前記動力源は、油圧装置である請求項1に記載の電動作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源から充電されるバッテリを備える電動作業車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリが搭載された電動作業車が記載されている。このような電動作業車では、搭載されたバッテリから供給される電力で、車輪駆動用のモータなどが動作する。
【0003】
また、電動作業車に搭載されているバッテリへの充電は、例えば、特許文献2に示されているような充電器を用いて、充電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-022296号公報
特開2022-108048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、例えば寒冷地では、充電完了後に、バッテリの温度が低下してしまい、出力電圧の低下が生じ、バッテリの電力供給効率が低下してしまう。その結果、従来の電動作業車では、稼働時間が短くなってしまうという不都合が生じていた。
【0006】
そこで本発明は、上記課題に鑑み、充電完了後に、バッテリの温度の低下を回避し、バッテリ電力の使用における稼働時間が短くなってしまうことを防ぐことができる電動作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電動作業車は、動力源から出力される駆動力により走行及び作業する電動作業車であって、前記動力源に電力を供給するバッテリと、前記バッテリを外部電源からの給電によって充電する充電器と、前記充電器の前記バッテリへの給電処理を制御する制御部が備えられ、前記制御部は、前記バッテリを充電するとともに前記バッテリを暖機運転させる暖機運転モードと、前記暖機運転せずに前記バッテリへの充電を行う充電モードと、に切り換え可能に構成されている。
【0008】
この発明によれば、例えば寒冷地においても、暖機運転モードにすることにより、充電完了後にバッテリの温度の低下を防ぐことが可能となる。また、充電中に暖機運転を行うため、充電に用いられる外部電源からの給電を使用して暖機運転を行うことが可能となり、バッテリの電力を使用せずに暖機運転を行うことが可能となる。その結果、バッテリ電力の使用における稼働時間が短くなってしまうことを防ぐことが可能となる。
【0009】
本発明においては、前記制御部に対して手動でモード切替操作を行う手動操作具が備えられていると好適である。
【0010】
この構成によれば、外気温や充電完了後の電動自動車の使用予定等を考慮して、充電モード又は暖機運転モードのいずれかを選択することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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