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公開番号2024041366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146134
出願日2022-09-14
発明の名称データ処理装置及びガス変換システム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G05D 21/00 20060101AFI20240319BHJP(制御;調整)
要約【課題】特性の向上が可能なデータ処理装置及びガス変換システムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、データ処理装置は、取得部及び処理部を含む。前記取得部は、第1出力ガスに含まれる第1対象物質の第1濃度を検出可能な第1濃度センサから得られる第1濃度信号と、前記第1出力ガスの第1流量を検出可能な第1流量センサから得られる第1流量信号と、を取得可能である。前記処理部は、前記第1濃度信号に基づいて前記第1濃度に対応する第1濃度値を導出可能である。前記処理部は、前記第1流量信号と前記第1流量との間の関係に関する第1変換係数を前記第1濃度値に基づいて補正した第1補正後変換係数を導出可能である。前記処理部は、前記第1補正後変換係数を用いて、前記第1流量信号に基づいて前記第1流量に対応する第1流量値を導出可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1出力ガスに含まれる第1対象物質の第1濃度を検出可能な第1濃度センサから得られる第1濃度信号と、前記第1出力ガスの第1流量を検出可能な第1流量センサから得られる第1流量信号と、を取得可能な取得部と、
処理部と、
を備え、
前記処理部は、前記第1濃度信号に基づいて前記第1濃度に対応する第1濃度値を導出可能であり、
前記処理部は、前記第1流量信号と前記第1流量との間の関係に関する第1変換係数を前記第1濃度値に基づいて補正した第1補正後変換係数を導出可能であり、
前記処理部は、前記第1補正後変換係数を用いて、前記第1流量信号に基づいて前記第1流量に対応する第1流量値を導出可能である、データ処理装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記取得部が前記第1濃度信号を前記第1濃度センサから得る時刻と、前記取得部が前記第1流量信号を前記第1流量センサから得る時刻と、の差の絶対値は、10秒以下である、請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
前記第1濃度センサの少なくとも一部は、MEMS構造を有する、請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、第2出力ガスに含まれる第2対象物質の第2濃度を検出可能な第2濃度センサから得られる第2濃度信号と、前記第2出力ガスの第2流量を検出可能な第2流量センサから得られる第2流量信号と、をさらに取得可能であり、
前記処理部は、前記第2濃度信号に基づいて前記第2濃度に対応する第2濃度値を導出可能であり、
前記処理部は、前記第2流量信号と前記第2流量との間の関係に関する第2変換係数を前記第2濃度値に基づいて補正した第2補正後変換係数を導出可能であり、
前記処理部は、前記第2補正後変換係数を用いて、前記第2流量信号に基づいて前記第2流量に対応する第2流量値を導出可能である、請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか1つに記載のデータ処理装置と、
前記第1濃度センサと、
前記第1流量センサと、
ガス変換部と、
を備え、
前記第1出力ガスは、前記ガス変換部から出力され、
前記第1濃度センサは、第1検出素子を含む第1検出部と、第2検出素子を含む第2検出部と、第3検出素子を含む第3検出部と、基体と、を含み、
前記基体は、第1基体領域と、第2基体領域と、第3基体領域と、を含み、
前記第1基体領域と前記第1検出素子との間に第1間隙が設けられ、
前記第2基体領域と前記第2検出素子との間に第2間隙が設けられ、
前記第3基体領域と前記第3検出素子との間に第3間隙が設けられた、ガス変換システム。
【請求項6】
前記第1検出部は、第1支持部及び第1接続部をさらに含み、
前記第1支持部は、前記基体に固定され、
前記第1接続部は、前記第1支持部に支持され、
前記第1接続部は、前記第1検出素子を支持し、
前記第1検出部は、前記第1検出素子の第1面積、前記第1接続部の第1接続部長、前記第1接続部の第1接続部幅、前記第1接続部の第1接続部厚さ、前記第1接続部の第1接続部材料、及び、第1距離を有し、前記第1距離は、前記第1基体領域と前記第1検出素子との間の距離であり、
前記第2検出部は、第2支持部及び第2接続部をさらに含み、
前記第2支持部は、前記基体に固定され、
前記第2接続部は、前記第2支持部に支持され、
前記第2接続部は、前記第2検出素子を支持し、
前記第2検出部は、前記第2検出素子の、前記第1面積とは異なる第2面積、前記第2接続部の、前記第1接続部長とは異なる第2接続部長、前記第2接続部の、前記第1接続部幅とは異なる第2接続部幅、前記第2接続部の、前記第1接続部厚さとは異なる第2接続部厚さ、前記第2接続部の、前記第1接続部材料とは異なる第2接続部材料、及び、前記第1距離とは異なる第2距離の少なくともいずれかを有し、前記第2距離は、前記第2基体領域と前記第2検出素子との間の距離であり、
前記第3検出素子は、第3抵抗部材、第3他抵抗部材及び第3導電部材を含み、
前記第3導電部材は、前記第3抵抗部材と前記第3他抵抗部材との間にある、請求項5に記載のガス変換システム。
【請求項7】
前記ガス変換部は、第1物質を含む入力ガスの少なくとも一部を前記第1出力ガスに変換可能である、請求項5に記載のガス変換システム。
【請求項8】
前記入力ガスは、第2物質をさらに含み、
前記第1物質は、二酸化炭素を含み、
前記第2物質は、水素を含む、請求項7に記載のガス変換システム。
【請求項9】
前記第1出力ガスは、前記第1流量センサを通過した後に前記第1濃度センサを通過する、請求項5に記載のガス変換システム。
【請求項10】
第2濃度センサ及び第2流量センサをさらに備え、
前記ガス変換部から第2出力ガスがさらに出力され、
前記第2濃度センサは、前記第2出力ガスに含まれる第2対象物質の第2濃度を検出可能であり、
前記第2流量センサは、前記第2出力ガスの第2流量を検出可能であり、
前記取得部は、前記第2濃度センサから得られる第2濃度信号と、前記第2流量センサから得られる第2流量信号と、をさらに取得可能であり、
前記処理部は、前記第2濃度信号に基づいて前記第2濃度に対応する第2濃度値を導出可能であり、
前記処理部は、前記第2流量信号と前記第2流量との間の関係に関する第2変換係数を前記第2濃度値に基づいて補正した第2補正後変換係数を導出可能であり、
前記処理部は、前記第2補正後変換係数を用いて、前記第2流量信号に基づいて前記第2流量に対応する第2流量値を導出可能である、請求項5に記載のガス変換システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、データ処理装置及びガス変換システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、二酸化炭素を他のガスに変換して利用するガス変換システムがある。ガス変換システムにおいて、得られるガスを正確に検出することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-46574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、特性の向上が可能なデータ処理装置及びガス変換システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、データ処理装置は、取得部及び処理部を含む。前記取得部は、第1出力ガスに含まれる第1対象物質の第1濃度を検出可能な第1濃度センサから得られる第1濃度信号と、前記第1出力ガスの第1流量を検出可能な第1流量センサから得られる第1流量信号と、を取得可能である。前記処理部は、前記第1濃度信号に基づいて前記第1濃度に対応する第1濃度値を導出可能である。前記処理部は、前記第1流量信号と前記第1流量との間の関係に関する第1変換係数を前記第1濃度値に基づいて補正した第1補正後変換係数を導出可能である。前記処理部は、前記第1補正後変換係数を用いて、前記第1流量信号に基づいて前記第1流量に対応する第1流量値を導出可能である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係るデータ処理装置及びガス変換システムを例示する模式図である。
図2は、第1実施形態に係るデータ処理装置及びガス変換システムを例示する模式図である。
図3(a)~図3(d)は、実施形態に係るガス変換システムの一部を例示する模式図である。
図4は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図5は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図6は、実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図7は、実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図8は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図9は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式的平面図である。
図11(a)及び図11(b)は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式的平面図である。
図12(a)及び図12(b)は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式図である。
図13(a)及び図13(b)は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図14(a)及び図14(b)は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図15(a)及び図15(b)は、実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図16(a)及び図16(b)は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図17(a)及び図17(b)は、実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図18は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式図である。
図19は、実施形態に係るデータ処理装置を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るデータ処理装置及びガス変換システムを例示する模式図である。
図1に示すように、実施形態に係るデータ処理装置710は、取得部72及び処理部71を含む。取得部72は、第1濃度信号sc1及び第1流量信号sf1を入手可能である。取得部72は、例えばインタフェースである。
【0009】
例えば、第1濃度センサ51cが設けられる。第1濃度センサ51cは、第1出力ガス81aに含まれる第1対象物質81amの第1濃度CN1を検出可能である。第1流量センサ51fは、第1出力ガス81aの第1流量FL1を検出可能である。取得部72は、第1濃度センサ51cから得られる第1濃度信号sc1と、第1流量センサ51fから得られる第1流量信号sf1と、を取得する。第1濃度センサ51c及び第1流量センサ51fは、例えば、センサ装置50に含まれる。
【0010】
処理部71は、これらの信号を取得部72から取得する。処理部71は、第1濃度信号sc1に基づいて第1濃度CN1に対応する第1濃度値Vc1を導出可能である。例えば、処理部71は、第1濃度信号sc1に基づく第1処理P1を実施することで、第1濃度値Vc1を導出する。
(【0011】以降は省略されています)

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