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公開番号2024034321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138493
出願日2022-08-31
発明の名称センサ
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G01N 27/22 20060101AFI20240306BHJP(測定;試験)
要約【課題】安定した検出が可能なセンサを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、センサは、構造体を含む。前記構造体は、ベース層、第1膜及び第1層を含む。前記第1膜は、シリコン及びアルミニウムよりなる群から選択された少なくとも1つと、酸素と、を含む。前記第1層の体積及び前記第1層の電気抵抗の少なくともいずれかは、前記構造体の周りの検出対象に応じて変化可能である。前記第1膜は、第1膜領域、第2膜領域及び第3膜領域を含む。前記第1層は、前記ベース層から前記第1膜領域への第1方向において前記ベース層と前記第1膜領域との間にある。前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1層は、前記第2膜領域と前記第3膜領域との間にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベース層と、
第1膜と、
第1層と、
を含む構造体を備え、
前記第1膜は、シリコン及びアルミニウムよりなる群から選択された少なくとも1つと、酸素と、を含み、
前記第1層の体積及び前記第1層の電気抵抗の少なくともいずれかは、前記構造体の周りの検出対象に応じて変化可能であり、
前記第1膜は、第1膜領域、第2膜領域及び第3膜領域を含み、
前記第1層は、前記ベース層から前記第1膜領域への第1方向において前記ベース層と前記第1膜領域との間にあり、
前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1層は、前記第2膜領域と前記第3膜領域との間にある、センサ。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記第1膜は、第4膜領域及び第5膜領域を含み、
前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向において、前記第1層は、前記第4膜領域と前記第5膜領域との間にある、請求項1に記載のセンサ。
【請求項3】
前記第1層は、Pd、Cu及びSiを含む、請求項1に記載のセンサ。
【請求項4】
前記第1層は、Pt及びTiよりなる群から選択された少なくとも1つをさらに含む、請求項3に記載のセンサ。
【請求項5】
前記第1層の少なくとも一部は、アモルファスである、請求項3に記載のセンサ。
【請求項6】
前記検出対象は、水素を含む、請求項3に記載のセンサ。
【請求項7】
基体と、
前記基体に固定された固定電極と、
前記基体に固定された支持部と、
可動電極と、
をさらに備え、
前記構造体は、前記支持部に支持され、
前記可動電極は、前記構造体に支持され、
前記固定電極と前記可動電極との間、及び、前記基体と前記構造体との間に空隙が設けられた、請求項1~6のいずれか1つに記載のセンサ。
【請求項8】
前記構造体は、抵抗部材をさらに含み、
前記第1方向において、前記抵抗部材の少なくとも一部は、前記第1層と重なる、請求項7に記載のセンサ。
【請求項9】
基体と、
前記基体に固定された支持部と、
をさらに備え、
前記支持部は、前記構造体を支持し、
前記基体と前記構造体との間に空隙が設けられた、請求項1~6のいずれか1つに記載のセンサ。
【請求項10】
前記構造体は、抵抗部材をさらに含み、
前記第1方向において、前記抵抗部材の少なくとも一部は、前記第1層と重なる、請求項9に記載のセンサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、センサに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、センサにおいて、安定した検出が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-56607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、安定した検出が可能なセンサを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、センサは、構造体を含む。前記構造体は、ベース層、第1膜及び第1層を含む。前記第1膜は、シリコン及びアルミニウムよりなる群から選択された少なくとも1つと、酸素と、を含む。前記第1層の体積及び前記第1層の電気抵抗の少なくともいずれかは、前記構造体の周りの検出対象に応じて変化可能である。前記第1膜は、第1膜領域、第2膜領域及び第3膜領域を含む。前記第1層は、前記ベース層から前記第1膜領域への第1方向において前記ベース層と前記第1膜領域との間にある。前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1層は、前記第2膜領域と前記第3膜領域との間にある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図2は、第2実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図3は、第3実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、実施形態に係るセンサ110は、構造体18を含む。構造体18は、ベース層10B、第1膜11及び第1層31を含む。
【0009】
第1膜11は、シリコン及びアルミニウムよりなる群から選択された少なくとも1つと、酸素と、を含む。第1膜11は、例えば、SiO

及びAl



よりなる群から選択された少なくとも1つを含んで良い。第1膜11は、例えば、SiAlOを含んでも良い。
【0010】
第1層31の体積及び第1層31の電気抵抗の少なくともいずれかは、構造体18の周りの検出対象に応じて変化可能である。例えば、検出対象は、ガスである。検出対象は、例えば水素である。検出対象は、水素、水素分子及び水素イオンよりなる群から選択された少なくとも1つを含んで良い。
(【0011】以降は省略されています)

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