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公開番号2024098162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001423
出願日2023-01-10
発明の名称運転支援システム
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240716BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 カメラで撮影された映像を解析して乗客が乗降しようとしているかの判断する
とき、検知領域の設定によっては過検知や誤検知が発生することがある。
【解決手段】 列車のドア閉操作を支援する運転支援システムは、列車のドアおよび駅ホ
ームを撮像するカメラと、カメラで撮像された映像に対してドアを含む第1の検知領域お
よび第2の検知領域を設定する検知領域設定手段と、第1の検知領域に複数の乗客が存在
するか否かに基づき、ドア閉操作の可否を判断する第1の判断手段と、ドア閉操作が行わ
れたとき、ドア方向に移動する乗客が第2の検知領域に存在するか否かに基づき、ドア開
動作の可否を判断する第2の判断手段を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
列車のドア閉操作を支援する運転支援システムであって、
列車のドアおよび駅ホームを撮像するカメラと、
カメラで撮像された映像に対してドアを含む第1の検知領域および第2の検知領域を設
定する検知領域設定手段と、
第1の検知領域に複数の乗客が存在するか否かに基づき、ドア閉操作の可否を判断する
第1の判断手段と、
ドア閉操作が行われたとき、ドア方向に移動する乗客が第2の検知領域に存在するか否
かに基づき、ドア開動作の可否を判断する第2の判断手段と、を有する運転支援システム

続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
検知領域設定手段は、列車の停車駅に関する情報を取得して、その情報を用いて停車駅
毎に第1の検知領域および第2の検知領域を設定する請求項1記載の運転支援システム。
【請求項3】
第2の判断手段は、ドア閉操作が行われて、ドアが閉まるとき、第2の検知領域を狭め
ていく請求項1記載の運転支援システム

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、駅ホームの安全確認を行う運転支援システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
列車の乗務員や駅係員などが、列車に乗り降りする乗客を確認できるように、映像表示
システムが実用化されている。映像表示システムには、駅ホームに設置されたカメラまた
は列車に搭載されたカメラの映像を駅ホームのモニタに表示するものや列車内のモニタに
表示させるものがある。
このようなモニタ表示システムには、列車出発時の安全確認を容易にするために、各ド
アの周辺を撮像して乗客の動きベクトルを求め、乗降者が存在するドアを区別することで
乗務員が効率的に乗客の様子を目視での確認を支援するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/145736号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、各ドアの周辺を撮像するとき、各駅によって撮像範囲が異なることがある。
そのため、検知領域の設定によっては乗客が乗降しようとしているかの判断を正しく行
うことができず、過検知や誤検知が発生することがある。
【0005】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、乗降を判断する検知領域を設定して、乗降
者の過検知や誤検知を抑制する運転支援システムを提供する
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の運転支援システムは、列車のドアおよび駅ホームを撮像するカメラと、カメ
ラで撮像された映像に対してドアを含む第1の検知領域および第2の検知領域を設定する
検知領域設定手段と、第1の検知領域に複数の乗客が存在するか否かに基づき、ドア閉操
作の可否を判断する第1の判断手段と、ドア閉操作が行われたとき、ドア方向に移動する
乗客が第2の検知領域に存在するか否かに基づき、ドア開動作の可否を判断する第2の判
断手段を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係る運転支援システムの構成図ある。
図2は、カメラにより撮像された駅ホームの様子を示す図である。
図3は、解析記録装置におけるドア閉時の検知フローを示す図である。
図4は、検知領域に複数人の集団が検知されている様子を示す図である。
図5は、検知領域にドアに向かう乗客が検知されている様子を示す図である。
図6は、狭くなった検知領域にドアに向かう乗客が検知されている様子を示す図である。
図7は、停車駅における検知領域の設定フローを示す図である。
図8は、駅ホームに設置されたカメラにて撮像する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る運転支援システムの構成図である。
運転支援システムは、カメラ1と解析記録装置2と伝送装置3と表示器4とを有する。
【0009】
カメラ1は、列車の車体側面に設置され、列車が駅に停車しているときに、駅ホームを
撮像する。
解析記録装置2は、カメラ1で撮像された映像が入力され、映像を蓄積すると共に、後
述する解析処理を行い、乗降する乗客の状態を検知する。
伝送装置3は、解析記録装置2の情報を表示器4に伝送する。
表示器4は、運転台に設置されており、解析記録装置2で検知された乗客の状態を表示
する。
【0010】
図2は、カメラにより撮像された駅ホームの様子を示す図である。
図2では、カメラ1は、列車のドアを含む車両側面と駅ホームを撮像しており、駅ホー
ムには白線の列車寄りに1名の乗客と白線の外側に1名の乗客が写っている。
このように、カメラ1は、駅に停車しているときに、列車のドア付近の様子を撮像する
ことが可能となっている
(【0011】以降は省略されています)

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