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公開番号2024087680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202618
出願日2022-12-19
発明の名称監視システム
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人サクラ国際特許事務所
主分類G06F 21/32 20130101AFI20240624BHJP(計算;計数)
要約【課題】認証に用いる特徴点に汎用性を持たせつつ盗用されにくい監視システムを提供する。
【解決手段】ユーザに表示画面を提供する表示部11及び表示部を目視するユーザの虹彩及び視線の動きを検出するカメラ部12を備えた端末10と接続される監視システム1において、サーバ40は、ユーザの虹彩及び視線の動きを検出する視線検出部104と、視線検出部104が検出した虹彩及び視線の動きに基づいてユーザの認証を行う視線認証部101と、視線認証部101が認証したユーザに提供する表示画面を生成する表示処理部105と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに表示画面を提供する表示部及び前記表示部を目視する前記ユーザの虹彩及び視線の動きを検出するカメラ部を備えた端末装置と接続される監視システムであって、
前記ユーザの虹彩及び視線の動きを検出する視線検出部と、
前記視線検出部が検出した前記虹彩及び前記視線の動きに基づいて前記ユーザの認証を行う視線認証部と、
前記視線認証部により認証された前記ユーザに提供する表示画面を生成する表示処理部と、
を備えた監視システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ユーザの虹彩を示す虹彩情報及び前記ユーザに指定された視線の動きに対応する図形情報を記憶する認証情報データベースをさらに備え、
前記視線認証部は、前記視線検出部が検出した前記虹彩と前記虹彩情報との比較結果、及び前記視線検出部が検出した前記視線の動きと前記図形情報との比較結果に基づいて前記ユーザの認証を行うこと
を特徴とする請求項1記載の監視システム。
【請求項3】
前記視線検出部は、前記ユーザの視線の動きに基づいて前記ユーザの指示を受ける入力インタフェースとして機能することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
【請求項4】
前記視線検出部が受けた前記ユーザの指示に基づいて所定の機能を起動する対話処理部をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の監視システム。
【請求項5】
前記視線検出部は、前記表示画面において前記ユーザが目視を継続する箇所に対応する画面IDをさらに取得し、
前記監視システムは、
前記表示画面において前記ユーザが目視を継続する時間を記録する目視時間記録処理部と、
前記ユーザが目視を継続する時間の長い順に前記画面IDに対応する箇所が表示されるよう前記表示処理部が生成する表示画面を編集する画面編集部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の監視システム。
【請求項6】
前記視線検出部は、前記表示画面において前記ユーザが目視を継続する箇所に対応する画面IDをさらに取得し、
前記監視システムは、
前記表示画面において前記ユーザが目視を継続する時間を記録する目視時間記録処理部と、
前記表示画面において前記ユーザが目視を継続する時間の長い画面IDから上位所定数の画面IDを取得する注目点処理部と、を備え、
前記表示処理部は、前記注目点処理部が取得した画面IDを含む表示画面を生成すること
を特徴とする請求項1記載の監視システム。
【請求項7】
プラント機器のシンボル画像と前記プラント機器を識別するプラント機器IDとを対応付けて記憶するプラント機器データベースと、
前記プラント機器IDと前記表示画面における対応する箇所の画面IDとを対応付けて記憶する関連機能データベースと、
前記視線検出部が取得した前記ユーザの視線の動きの終端部に対応する画像データを抽出し、抽出した画像データに基づいて対応するプラント機器IDを前記プラント機器データベースから取得する画像解析部と、
前記画像解析部が取得した前記プラント機器IDに基づき対応する画面IDを前記関連機能データベースから取得する関連機能表示部と、を具備し、
前記表示処理部は、前記関連機能表示部が取得した画面IDを用いて前記表示画面を生成することを特徴とする請求項3記載の監視システム。
【請求項8】
前記ユーザの指示に基づき前記視線検出部が取得した前記ユーザの視線の動きを記録する操作記録部と、
前記視線検出部が取得した前記ユーザの指示に基づき、記録した前記ユーザの視線の動きを再生するリプレイ処理部と
をさらに具備した請求項3記載の監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ネットワークが接続されたプラント機器を遠隔から監視制御可能な監視システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インフラ施設でのテロ対策の必要性が高まってきており、特に発電プラント向けの監視制御システム(以下「監視システム」と呼ぶ。)のセキュリティ強化が課題の一つである。併せて、様々な本人認証方法を取り入れた監視システムが提案されている。
【0003】
例えば、利用者ごとのICカードや生体情報(指紋、静脈、顔画像、虹彩パターン、声紋など)のいずれかで本人認証を行い、認証情報を元に操作範囲を開示する監視システムが提案されている。しかしながら、これらの認証方式では、外部の者に対象者のICカードや顔写真、声の録音データを入手されることで認証を破られる可能性がある。
【0004】
例えば、従来の監視システムの生体認証方式では、指紋や虹彩といった身体的特徴を利用した方式や、対象者の歩き方のような行動的特徴を利用した方式が提案されている。しかし、これらの方式では、前者については、身体的特徴は半永久的に変更することができないから、身体的特徴を示す情報が盗まれ又は複製されると、二度とシステムを使用できなくなる可能性がある。また、後者については行動的特徴が外部から容易に視認されることから特徴を盗むことが容易であり、認証を突破される可能性は高い。すなわち、認証に用いる特徴点に汎用性がなく比較的盗用されやすい問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-32032
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、従来の監視システムでは、認証に用いる特徴点に汎用性がなく比較的盗用されやすいという問題がある。本発明の目的は、認証に用いる特徴点に汎用性を持たせつつ盗用されにくい監視システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の監視システムは、ユーザに表示画面を提供する表示部及び表示部を目視するユーザの虹彩及び視線の動きを検出するカメラ部を備えた端末装置と接続される監視システムである。この監視システムは、ユーザの虹彩及び視線の動きを検出する視線検出部と、記視線検出部が検出した虹彩及び視線の動きに基づいてユーザの認証を行う視線認証部と、視線認証部により認証されたユーザに提供する表示画面を生成する表示処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の監視システムの構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る認証情報の一例を示す図である。
第1実施形態に係る起動機能情報の一例を示す図である。
第1実施形態に係る画面作成情報の一例を示す図である。
第1実施形態に係る画面構成情報の一例を示す図である。
第1実施形態に係るサーバ機能情報の一例を示す図である。
第1実施形態の監視システムの動作を示すフローチャートである。
第1実施形態の視線情報の一例を示す図である。
第1実施形態の視線入力補正画面の一例を示す図である。
第1実施形態の視線入力画面の一例を示す図である。
第2実施形態の監視システムの構成を示すブロック図である。
第2実施形態の視線記録情報の一例を示す図である。
第2実施形態の対話画面情報の一例を示す図である。
第2実施形態の対話画面情報の一例を示す図である。
第2実施形態の監視画面情報の一例を示す図である。
第2実施形態の監視画面情報の一例を示す図である。
第2実施形態の監視システムの動作を示すフローチャートである。
第3実施形態の監視システムの構成を示すブロック図である。
第3実施形態のプラント機器情報の一例を示す図である。
第3実施形態の関連機能情報の一例を示す図である。
第3実施形態の監視システムの動作を示すフローチャートである。
第4実施形態の監視システムの構成を示すブロック図である。
第4実施形態の操作記録情報の一例を示す図である。
第4実施形態の監視システムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
実施形態の監視システムは、外部から動作が視認されにくい瞳孔の動きを使用した視線認証方式を用いている。視線認証方式は、外部から視線の動きを盗み取ることを難しくすることができる。併せて、視線認証方式は、虹彩や網膜などの身体的特徴を利用した認証と組み合わせることが容易である。汎用性があり外部から視認されにくい方式と、複製が困難な身体的特徴を利用する方式とを組み合わせることで、より強固な認証方式を提供することが可能になる。
【0010】
瞳孔の動きを利用した視線認証方式は、赤外線投光器付きのCMOSカメラを用いる。この方式によれば、利用者の目の画像を解析し、視線をトラッキングする視線追従技術を利用するので、外部からの視認が困難である。さらに、視線追従技術を応用して、監視システムの操作方法として、従来のポインティングデバイスによる操作に加えて、利用者の視線の動きを追尾し注視した部分を実行する視線操作機能による操作を提供する。これは、従来のポインティングデバイスを操作できない状況においても監視システムの操作を可能にする。さらに、偽造が困難な虹彩や網膜などを利用した認証技術を採用する。虹彩や網膜は人それぞれ異なるから、元来セキュリティ向上に資する身体的特徴点である。
(【0011】以降は省略されています)

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