TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024084966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199197
出願日2022-12-14
発明の名称プログラムおよび改札機
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07B 15/00 20110101AFI20240619BHJP(チェック装置)
要約【課題】改札機で二次元コード券が使用された場合にコンテンションが起きる可能性を低減する。
【解決手段】実施形態のプログラムは、改札機に設けられたコンピュータを、改札機に設けられた二次元コードリーダから、位置検出用パターンおよびデータを含む二次元コード券を読み取った情報として、位置検出用パターン読取情報、および、データ読取情報を別々に取得する取得部と、前記取得部によって前記位置検出用パターン読取情報が取得された場合に、前回の旅客によって使用された乗車媒体が二次元コード券でなかったときは、前記改札機に設けられ二次元コード券以外の乗車媒体を読み取る他媒体リーダに、乗車媒体の受け付けを禁止する受付禁止指示を送信する制御部と、して機能させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
改札機に設けられたコンピュータを、
改札機に設けられた二次元コードリーダから、位置検出用パターンおよびデータを含む二次元コード券を読み取った情報として、位置検出用パターン読取情報、および、データ読取情報を別々に取得する取得部と、
前記取得部によって前記位置検出用パターン読取情報が取得された場合に、前回の旅客によって使用された乗車媒体が二次元コード券でなかったときは、前記改札機に設けられ二次元コード券以外の乗車媒体を読み取る他媒体リーダに、乗車媒体の受け付けを禁止する受付禁止指示を送信する制御部と、
して機能させるためのプログラム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記取得部によって前記位置検出用パターン読取情報が取得された場合に、前回の旅客によって使用された乗車媒体が二次元コード券であったときは、その後に前記取得部によって取得された前記データ読取情報に基づく前回の前記二次元コード券と今回の前記二次元コード券が同じであるか否かの二度読み判定によって二度読みではないという結果が示された際に、前記他媒体リーダに前記受付禁止指示を送信する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
改札機に設けられた二次元コードリーダから、位置検出用パターンおよびデータを含む二次元コード券を読み取った情報として、位置検出用パターン読取情報、および、データ読取情報を別々に取得する取得部と、
前記取得部によって前記位置検出用パターン読取情報が取得された場合に、前回の旅客によって使用された乗車媒体が二次元コード券でなかったときは、前記改札機に設けられ二次元コード券以外の乗車媒体を読み取る他媒体リーダに、乗車媒体の受け付けを禁止する受付禁止指示を送信する制御部と、
を備える改札機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プログラムおよび改札機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
今後、交通機関(鉄道など)などの改札機(自動改札機)において、磁気券やIC(Integrated Circuit)カード(PASMO(登録商標)など)のほかに、二次元コード券(QRコード(登録商標)券など)の使用が増加すると考えられる。
【0003】
二次元コード券は、例えば、利用者の所持する情報処理端末(例えばスマートフォンなど)や駅務機器などで操作された情報に基づいて上位システムで生成された二次元コードが、改札機によって読み取り可能な状態になったものである。二次元コード券は、例えば、二次元コードが紙や樹脂などの媒体に印刷されたものであってもよいし、あるいは、二次元コードを表示可能なディスプレイを備える電子機器(例えばスマートフォンなど)であってもよい。
【0004】
従来、改札機で、磁気券などの接触型の乗車媒体(接触乗車媒体)が使用されたときは、接触乗車媒体を検知した直後に、他の乗車媒体の受け付けを禁止する。これにより、その接触乗車媒体の処理と次の旅客によって使用された他の乗車媒体の処理が衝突して順番が入れ替わってしまう事態(コンテンション)を回避できる。
【0005】
しかし、改札機で、非接触型の乗車媒体(非接触乗車媒体)が使用され、それを検知したときは、その非接触乗車媒体は、すでに通行判定処理が行われた前回の非接触乗車媒体と同じであるという可能性がある。つまり、前回の旅客が非接触乗車媒体をリーダに翳し続けている、という可能性がある。
【0006】
したがって、改札機で、非接触乗車媒体が使用され、それを検知したときは、その非接触乗車媒体がすでに通行判定処理が行われた前回の非接触乗車媒体と同じか否かの二度読み判定で二度読みではない(つまり、それらは異なる)という結果が得られた後に、他の乗車媒体の受け付けを禁止する。
【0007】
そのために、他の乗車媒体の受け付けの禁止のタイミングが遅くなり、その非接触乗車媒体の処理と次の旅客によって使用された他の乗車媒体の処理が衝突して順番が入れ替わってしまう事態(コンテンション)が発生し、改札機が旅客の意図しない動作を行ってしまう可能性がある。例えば、改札機で、前方の旅客が非接触乗車媒体を翳しているのに、後方から来た次の旅客が他の乗車媒体を投入した場合、前記他の乗車媒体の通行判定処理を先に行ってしまうことなどが考えられる。
【0008】
したがって、非接触乗車媒体の場合も媒体検知を行った直後に他の乗車媒体の受付禁止を行うことが望ましい。代表的な非接触乗車媒体であるICカードについては、セッションを開始してから終了するまでは他のICカードを受け付けない、という仕組みがあるため、コンテンションは起こりにくい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第5262035号公報
特開2001-093008号公報
特開2019-160201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、二次元コード券については、上述のICカードのような仕組みがないため、従来技術では、二度読み判定後に他の乗車媒体の受け付けを禁止することになるので、その禁止のタイミングが遅くなり、コンテンションが発生する可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社東芝
センサ
20日前
株式会社東芝
回転子
2か月前
株式会社東芝
配電盤
1か月前
株式会社東芝
吸音装置
1か月前
株式会社東芝
駆動回路
1か月前
株式会社東芝
制御回路
26日前
株式会社東芝
除去装置
2か月前
株式会社東芝
電源装置
2か月前
株式会社東芝
端子構造
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
20日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
ガス遮断器
16日前
株式会社東芝
真空バルブ
9日前
株式会社東芝
高周波回路
2か月前
株式会社東芝
偏向電磁石
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
扉開閉装置
2日前
株式会社東芝
軸流ファン
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
レーダ装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
集積回路装置
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
2日前
株式会社東芝
電力変換装置
1か月前
株式会社東芝
電源システム
2か月前
株式会社東芝
電力変換装置
17日前
株式会社東芝
電力変換装置
1か月前
株式会社東芝
スイッチギヤ
1か月前
株式会社東芝
画像処理装置
2か月前
株式会社東芝
蓄熱システム
16日前
株式会社東芝
膨れ検出装置
2か月前
株式会社東芝
蓄熱システム
1か月前
続きを見る