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公開番号
2024088201
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-02
出願番号
2022203261
出願日
2022-12-20
発明の名称
結束装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
B65B
27/08 20060101AFI20240625BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】紙葉類端のめくれを防止し結束媒体の品質向上を図ることが可能な結束装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、結束装置は、紙葉類の束を積層状態に保持する保持機構と、一方の面に接着剤層が形成された結束帯を送り出す帯フィーダと、送り出された前記結束帯を前記束に巻き付ける帯ワインダと、前記帯フィーダに設けられ、前記結束帯の接着剤層を押圧して平滑化するプレス機構と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紙葉類の束を積層状態に保持する保持機構と、
一方の面に接着剤層が形成された結束帯を送り出す帯フィーダと、
送り出された前記結束帯を前記束に巻き付ける帯ワインダと、
前記帯フィーダに設けられ、前記結束帯の接着剤層を押圧して平滑化するプレス機構と、
を備える結束装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記プレス機構は、前記接着剤層に当接する第1プレスローラと、前記結束帯を挟んで前記第1プレスローラに対向する第2プレスローラと、前記第1プレスローラおよび前記第2プレスローラに押圧力を印加する押圧機構と、を含んでいる、請求項1に記載の結束装置。
【請求項3】
前記第1プレスローラは、金属ローラで構成され、前記第2プレスローラは、ゴムローラで構成されている、請求項2に記載の結束装置。
【請求項4】
前記帯フィーダは、前記結束帯を挟んで搬送する搬送ローラ対と、前記結束帯の搬送方向において前記プレス機構の下流側に設けられたカッターと、を含んでいる、請求項2に記載の結束装置。
【請求項5】
前記帯フィーダは、前記第1プレスローラと一方の搬送ローラとを互いに同期して回転し、前記第2プレスローラと他方の搬送ローラとを互いに同期して回転する駆動機構を備えている、請求項4に記載の結束装置。
【請求項6】
前記プレス機構を所定期間動作させ、前記結束帯の所定区間部位における前記接着剤層を平滑化するコントローラを更に備えている、請求項1に記載の結束装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明の実施形態は、紙葉類の結束装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
紙葉類の束を結束する結束装置において、紙葉類の束に結束帯を巻き付けて結束する処置が行われる。通常、結束帯は、熱溶着性ののりが塗布されたのり面を有し、結束帯を巻付けた状態でのりを熱で溶かして溶着することで結束状態に保持される。
結束帯によってはのり面が平滑ではなく微小な突起が残っている場合がある。このような結束帯を紙葉類束に巻き付けた際、のり面の微小な突起が束の角部に接触し、紙葉類端をめくり上げてしまう場合がある。めくれ上がった紙葉類端は、反対側に折れ曲がり、結束媒体の傷となり、結束媒体の品質低下を招く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5415302号公報
特許第4837048号公報
特開2010-155644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明の実施形態の課題は、紙葉類端のめくれを防止し結束媒体の品質向上を図ることが可能な結束装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、結束装置は、紙葉類の束を積層状態に保持する保持機構と、一方の面に接着剤層が形成された結束帯を送り出す帯フィーダと、送り出された前記結束帯を前記束に巻き付ける帯ワインダと、前記帯フィーダに設けられ、前記結束帯の接着剤層を押圧して平滑化するプレス機構と、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る結束装置を模式的に示す側面図。
図2は、結束媒体の一例を示す斜視図。
図3は、前記結束装置の帯フィーダを模式的に示す側面図。
図4は、前記結束装置に結束動作を示す模式図。
図5は、前記結束装置に結束動作を示す模式図。
図6は、前記結束装置に結束動作を示す模式図。
図7は、前記結束装置に結束動作を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下図面を参照しながら、実施形態に係る紙葉類の結束装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略あるいは簡略化することがある。
【0008】
(実施形態)
図1は、実施形態に係る結束装置を模式的に示す側面図、図2は、結束媒体の一例を示す斜視図である。
始めに、結束装置の結束対象物となる結束媒体について説明する。図2に示すように、結束媒体の一例として、紙葉類、例えば、紙幣の束20を用いる。束20は、小帯B1で結束された百枚の紙幣の把21を十把重ねたもので、例えば、2本の結束帯(大帯)B2で十字結束される。
【0009】
図1に示すように、結束装置10は、結束帯B2を束20に巻き付けて結束する装置である。結束装置10は、紙幣の束20を積層状態に保持する保持機構24と、束20に向けて結束帯B2を送り出す帯フィーダ30と、送り出された結束帯B2を束20に巻き付ける帯ワインダ40と、結束帯B2の端部を束20に押し付けるための帯フラッパ50と、結束帯B2の端部を結束帯に溶着するためのヒータ52と、これらの動作を制御するコントローラ56と、を備えている。
【0010】
保持機構24は、互いに対向する下テーブル25aおよび上テーブル25bと、これらのテーブル25a、25bを昇降駆動する駆動機構26と、を備え、下テーブル25aと上テーブル25bとの間に束20を挟んで積層状態に保持する。
帯フィーダ30は、結束帯B2が巻かれた帯リール31と、結束帯B2の搬送路に沿って配置された2組の搬送ローラ対32a、32bと、2組の搬送ローラ対32a、32bの間に設けられたプレスローラ対34a、34bを有するプレス機構60と、搬送方向において、搬送ローラ32a、32b対の下流側に設けられたカッター36と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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