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公開番号2024081325
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194857
出願日2022-12-06
発明の名称負荷時タップ切換器
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01F 29/04 20060101AFI20240611BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コストを抑制することができる負荷時タップ切換器を提供することである。
【解決手段】実施形態の負荷時タップ切換器は、切換開閉器と、槽体と、蓋体と、駆動軸と、限流抵抗器と、下部シールドと、上部シールドと、を持つ。槽体は、切換開閉器を内側に収容する。蓋体は、槽体の上部の開口を閉塞する。駆動軸は、槽体の外側に配置され、切換開閉器を駆動する。限流抵抗器は、切換開閉器の上部に集約して配置される。下部シールドは、切換開閉器に対して着脱可能であり、限流抵抗器の上部を覆い、上面の中央部が平面である。上部シールドは、蓋体の下部に固定され、下面の中央部が平面である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
切換開閉器と、
前記切換開閉器を内側に収容する槽体と、
前記槽体の上部の開口を閉塞する蓋体と、
前記槽体の外側に配置され、前記切換開閉器を駆動する駆動軸と、
前記切換開閉器の上部に集約して配置された限流抵抗器と、
前記切換開閉器に対して着脱可能であり、前記限流抵抗器の上部を覆い、上面の中央部が平面である下部シールドと、
前記蓋体の下部に固定され、下面の中央部が平面である上部シールドと、を有する、
負荷時タップ切換器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記下部シールドを前記切換開閉器に向けて押すことにより前記下部シールドを前記切換開閉器に対して着脱可能とするプッシュロック機構をさらに有する、
請求項1に記載の負荷時タップ切換器。
【請求項3】
前記プッシュロック機構は、前記下部シールドおよび前記切換開閉器の中央部に配置され、
前記下部シールドは、周縁部に等角度間隔で配置され下方に伸びる足部を有する、
請求項2に記載の負荷時タップ切換器。
【請求項4】
前記下部シールドは、中央部から下方に伸びる中央筒を有し、
前記下部シールドは、上端部が前記中央筒に固定され鉛直方向に伸縮可能な弾性部材を有する、
請求項3に記載の負荷時タップ切換器。
【請求項5】
前記下部シールドは、上端部が前記足部に固定され鉛直方向に伸縮可能な弾性部材を有する、
請求項3に記載の負荷時タップ切換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、負荷時タップ切換器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
負荷時タップ切換器は、変圧器の運転中にタップを切り換える。負荷時タップ切換器には、コストを抑制することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/085288号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、コストを抑制することができる負荷時タップ切換器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の負荷時タップ切換器は、切換開閉器と、槽体と、蓋体と、駆動軸と、限流抵抗器と、下部シールドと、上部シールドと、を持つ。槽体は、切換開閉器を内側に収容する。蓋体は、槽体の上部の開口を閉塞する。駆動軸は、槽体の外側に配置され、切換開閉器を駆動する。限流抵抗器は、切換開閉器の上部に集約して配置される。下部シールドは、切換開閉器に対して着脱可能であり、限流抵抗器の上部を覆い、上面の中央部が平面である。上部シールドは、蓋体の下部に固定され、下面の中央部が平面である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
負荷時タップ切換器の断面図。
槽体の上半部の断面図。
実施形態の下部シールドの斜視図。
下部シールドおよび切換開閉器の分解断面図。
プッシュロック機構の第1動作説明図。
プッシュロック機構の第2動作説明図。
プッシュロック機構の第3動作説明図。
プッシュロック機構の第4動作説明図。
プッシュロック機構の第5動作説明図。
プッシュロック機構の第6動作説明図。
実施形態の変形例の下部シールドの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の負荷時タップ切換器を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の負荷時タップ切換器10の斜視図である。負荷時タップ切換器10は、変圧器の運転中にタップを切り換える。負荷時タップ切換器10は、変圧器本体1のタンク5の内部に配置される。負荷時タップ切換器10は、タンク5の上面の開口5aを通って、タンク5の内部に挿入される。
【0008】
負荷時タップ切換器10は、タップ選択器11と、切換開閉器30と、を有する。
タップ選択器11は、変圧器のタップを選択する。切換開閉器30は、選択されたタップに回路を切り換える。負荷時タップ切換器10の下半部にタップ選択器11が配置され、上半部に切換開閉器30が配置される。
【0009】
負荷時タップ切換器10は、槽体20と、頭部22と、蓋体23と、フランジ24と、を有する。
槽体20は円筒状である。切換開閉器30は、槽体20の内側に収容される。槽体20の下端部は底板により閉塞される。切換開閉器30は、槽体20の底板に固定される。頭部22は、槽体20の上端部に接続される。頭部22は開口する。蓋体23は、槽体20および頭部22の開口を閉塞する。槽体20は密閉され、槽体20の内部に絶縁油または絶縁ガス(以下、絶縁油等と言う場合がある。)が充填される。蓋体23は、頭部22に対して着脱可能である。フランジ24は、頭部22の外周から径方向の外側に伸びる。フランジ24は、タンク5の開口5aを閉塞する。タンク5は密閉され、タンク5の内部に絶縁油等が充填される。絶縁油等は、電気絶縁性および消弧性が高い。
【0010】
負荷時タップ切換器10は、歯車機構13と、駆動軸14と、動力導入部15と、を有する。
歯車機構13は、電動操作機構(不図示)が発生させた動力を減速して、駆動軸14に伝達する。歯車機構13は、頭部22の径方向の外側に配置され、フランジ24に固定される。駆動軸14の上端部は、歯車機構13に連結される。駆動軸14は、歯車機構13から下方に伸びる。駆動軸14の下端部は、動力導入部15に連結される。動力導入部15は、槽体20とタップ選択器11との間に配置される。動力導入部15は、駆動軸14から伝達された動力を、切換開閉器30およびタップ選択器11に導入する。切換開閉器30およびタップ選択器11は、駆動軸14から伝達された動力により動作する。
(【0011】以降は省略されています)

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