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公開番号2024060034
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024037332,2022133458
出願日2024-03-11,2018-10-23
発明の名称流体機械
出願人株式会社IHI
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F04D 29/58 20060101AFI20240423BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】モータの冷却機構とインバータの冷却機構との共通化が図られる流体機械を提供する。
【解決手段】遠心送風機1は、インペラ2の回転軸8を回転させるモータ10と、モータハウジング5と、を有するモータ部41と、モータ部41を駆動するインバータユニット52と、インバータハウジング53と、を有するインバータ部51と、回転軸8に設けられ、インバータハウジング53内とモータハウジング5内とに冷却空気を流動させる冷却ファン34と、を備え、インバータハウジング53は、筒状の側壁54と、側壁54に設けられ冷却空気を吸入する吸気口58と、側壁54の端部を塞ぐように当該側壁54に取付けられた蓋部55と、を有し、インバータユニット52は、吸気口58と回転径方向に対向し蓋部55に固定され、当該蓋部55と一緒に側壁54から取り外し可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
インペラの回転軸を回転させるモータと、前記モータを収容するモータハウジングと、を有するモータ部と、
前記モータ部に駆動電力を供給するインバータユニットと、前記モータハウジングに接続され前記インバータユニットを収容するインバータハウジングと、を有するインバータ部と、
前記回転軸に設けられ、前記インバータハウジング内と前記モータハウジング内とを順に通過する冷却空気を流動させる冷却ファンと、を備え、
前記インバータハウジングは、前記回転軸の回転軸線を囲んで前記回転軸線の方向に延びる筒状の側壁と、前記側壁に設けられ外部から前記冷却空気を吸入する吸気口と、前記側壁の端部を塞ぐように当該側壁に取付けられた蓋部と、を有し、
前記インバータユニットは、前記吸気口と回転径方向に対向する位置に配置され前記蓋部に固定されており、当該蓋部と一緒に前記側壁から取り外し可能である、流体機械。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記インバータユニットの外周部には、前記吸気口に対面するヒートシンクが取付けられている、請求項1に記載の流体機械。
【請求項3】
前記インバータハウジングは、前記吸気口に設けられたエアフィルタを有する、請求項1又は2に記載の流体機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体機械に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
送風機や圧縮機等の流体機械では、インペラの駆動源としてモータを用いる場合がある。この場合、流体機械の運転中には、発熱するモータを冷却する必要がある。例えば、特許文献1の流体機械では、インペラの回転軸に冷却ファンが設けられ、この冷却ファンによってモータハウジング内に冷却空気が流動する。この冷却空気によって主な発熱源であるロータやステータが冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-166330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の流体機械では、モータに駆動電力を付与するインバータが存在することも考えられる。この場合、インバータも発熱源になり得るので同様に冷却する必要がある。しかしながら、上記のようなモータの冷却機構に加えてインバータの冷却機構を設けるようにすれば、装置全体の小型化の妨げとなる。装置の小型化を図るためにも、モータの冷却機構とインバータの冷却機構との共通化が望まれる。本発明は、モータの冷却機構とインバータの冷却機構との共通化が図られる流体機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の流体機械は、インペラの回転軸を回転させるモータと、前記モータを収容するモータハウジングと、を有するモータ部と、
前記モータ部に駆動電力を供給するインバータユニットと、前記モータハウジングに接続され前記インバータユニットを収容するインバータハウジングと、を有するインバータ部と、
前記回転軸に設けられ、前記インバータハウジング内と前記モータハウジング内とを順に通過する冷却空気を流動させる冷却ファンと、を備え、
前記インバータハウジングは、前記回転軸の回転軸線を囲んで前記回転軸線の方向に延びる筒状の側壁と、前記側壁に設けられ外部から前記冷却空気を吸入する吸気口と、前記側壁の端部を塞ぐように当該側壁に取付けられた蓋部と、を有し、
前記インバータユニットは、前記吸気口と回転径方向に対向する位置に配置され前記蓋部に固定されており、当該蓋部と一緒に前記側壁から取り外し可能である。
【0006】
前記インバータユニットの外周部には、前記吸気口に対面するヒートシンクが取付けられていてもよい。また、前記インバータハウジングは、前記吸気口に設けられたエアフィルタを有することとしてもよい。
【0007】
本発明の流体機械は、回転軸と、回転軸を回転させるモータと、モータを収容するモータハウジングと、を有するモータ部と、モータ部に駆動電力を供給するインバータユニットと、モータハウジングに接続されインバータユニットを収容するインバータハウジングと、を有するインバータ部と、回転軸に設けられ、インバータハウジング内とモータハウジング内とを順に通過する冷却空気を流動させる冷却ファンと、を備え、インバータユニットは、モータに対して回転軸の軸方向に並ぶように配置されている、流体機械であってもよい。
【0008】
インバータハウジングは、回転軸の回転軸線を囲んで回転軸線の方向に延びる筒状の側壁と、側壁に設けられ外部から冷却空気を吸入する吸気口と、を有し、インバータユニットは、吸気口の内側で回転軸線が交差する領域に配置されていることとしてもよい。
【0009】
インバータユニットの外周部には、吸気口に対面するヒートシンクが取付けられていることとしてもよい。
インバータハウジングは、吸気口に設けられたエアフィルタを有することとしてもよい。
モータ部は、回転軸を軸支する気体軸受を有することとしてもよい。
回転軸の一部がインバータユニットに囲まれて配置されていることとしてもよい。
【0010】
本発明の流体機械は、回転軸と、回転軸を回転させるモータと、モータの駆動電力を供給するインバータユニットと、回転軸とともに回転し冷却空気の流動を発生する冷却ファンと、モータを収容し、冷却空気を通過させモータを冷却するモータ冷却流路が形成されたモータハウジングと、モータ冷却流路と連通し、冷却ファンを収容し、回転軸の回転径方向に冷却空気を通過させるファン収納流路と、モータ冷却流路と連通し、冷却空気を通過させインバータユニットを冷却するインバータ冷却流路が形成されたインバータハウジングと、を備え、ファン収納流路と、モータ冷却流路と、インバータ冷却流路とが、回転軸に沿って軸方向に並んでいる、流体機械であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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