TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024066565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022175978
出願日2022-11-02
発明の名称農業用トレーラ
出願人株式会社IHIアグリテック
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類A01B 51/04 20060101AFI20240509BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、走行中に起きる振動から、固定手段を保護することを課題とする。
【解決手段】本発明は、機枠と開閉板と固定装置とテンション装置を備え、機枠は、回動軸を有し、開閉板は、機枠に設けられた回動軸を介して立ち上げる閉状態と機枠の外側に向かって開く開状態に回動できるものであり、固定装置は、開閉板を立ち上げ状態のまま固定するものであり、テンション装置は、テンション部材と開閉板側取付部と機枠側取付部を備え、テンション部材は、開閉板側取付部と機枠側取付部の間を弛緩緊張自在に繋いでいるものであることを特徴とする農業用トレーラとすることで課題を解決した。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
機枠と開閉板と固定装置とテンション装置を備え、
機枠は、回動軸を有し、
開閉板は、機枠に設けられた回動軸を介して立ち上げる閉状態と機枠の外側に向かって開く開状態に回動できるものであり、
固定装置は、開閉板を立ち上げ状態のまま固定するものであり、
テンション装置は、テンション部材と開閉板側取付部と機枠側取付部を備え、
テンション部材は、開閉板側取付部と機枠側取付部の間を弛緩緊張自在に繋いでいるものであることを特徴とする
農業用トレーラ。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
開閉板は、歩み板、荷台の側板または荷台の後板である請求項1記載の農業用トレーラ。
【請求項3】
テンション部材は、ターンバックルである請求項1記載の農業用トレーラ。
【請求項4】
テンション部材は、バネカンである請求項1記載の農業用トレーラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用トレーラに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
農作分野では、トラクタなどの走行車両に取り付ける、農業用トレーラが使われている。農業用トレーラの荷台には、コンバインなどの農作業機や収穫物が載せられ、一般道を走って運ばれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7098492号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷台の後側には、歩み板が開閉自在に取り付けられているものがある。また、直立した後板が後方に向けて倒れることで開くものがある。荷台の歩み板や後板は、走行中直立して固定される。荷台は、歩み板、後板、側板などの荷台周囲に設けた開閉板が開閉自在に固定されており、荷台に積んだ搬送物の積み込み積み下ろしが簡単にできるように配慮されている。
【0005】
これらの板は、走行時に荷台の周囲を囲むように立てられ、走行に支障が出ないように固定される。
荷台に取り付けた回動自在の板の固定は、これまで、ロックピンを用いた固定装置が使用されていた。
たとえば、荷台の後板を何らかの部材に固定し、回動しないようにする装置として、後板と固定する部材(例えば機枠)を、挿通孔を介してロックピンで繋ぐ固定装置が用いられてきた。
【0006】
しかし、歩み板(開閉板)は、荷台が不整地を走るなどするときに、激しく振動し、機枠と異なる動きをする。歩み板回動軸や固定装置など、歩み板(開閉板)と機枠とを繋ぐ部材は、特に振動の影響を受ける。これは、歩み板回動軸や固定装置など後板と機枠とを繋ぐ部材との間には、機械的な遊びが必要であり、振動により後板と機枠を繋ぐ部分が互いに異なる方向に動くからである。後板と機枠を繋ぐ部材は、振動による動きにより互いにぶつかり合うことになる。特にロックピンを使う固定装置は、挿通孔にロックピンが挿通されることで後板と機枠を繋いでいる装置であり振動により、ロックピンが強く挿通孔に当たり、次第に挿通孔が広がり出す。挿通孔が広がるにつれて、機枠と後板が相対的に動くことができる範囲が大きくなり、ますます挿通孔が広がってゆく。
【0007】
挿通孔の一部が破断してロックピンが効かなくなったり、ロックピンが抜け落ちたりすると、後板が走行中に倒れる事故につながりかねない。
本発明は、走行中に起きる振動から、固定手段を保護することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、機枠と開閉板と固定装置とテンション装置を備え、機枠は、回動軸を有し、開閉板は、機枠に設けられた回動軸を介して立ち上げる閉状態と機枠の外側に向かって開く開状態に回動できるものであり、固定装置は、開閉板を立ち上げ状態のまま固定するものであり、テンション装置は、テンション部材と開閉板側取付部と機枠側取付部を備え、テンション部材は、開閉板側取付部と機枠側取付部の間を弛緩緊張自在に繋いでいるものであることを特徴とする農業用トレーラとすることで課題を解決した。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、開閉板の固定手段は、走行中に起きる振動により壊れることがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は実施例の農業用トレーラの説明図であり、図1(A)は農業用トレーラの斜視図、図1(B)は側面図である。図1(C)は、荷台から床材と床材を取り付けるための部材を取り除き、機枠だけを残した状態の平面図である。
図2は、歩み板回動軸付近の部材の説明図である。図2(A)は、後側から観た歩み板回動軸付近の拡大図である。図2(B)は、図2(A)に付した枠A領域の拡大図である。図2(C)は、図2(B)に付した枠B領域の拡大図と開閉板連動板平面図である。
図3は、図2(B)に付したa-a間の断面図であり、テンション装置を表す図である。
図4は、床材の説明図である。図4(A)は荷台2の平面図であり、歩み板とベースは説明のため図示していない。図4(B)は図4(A)のb-b間の断面図である。
図5は図4(B)に付した枠Cの拡大図と分解図であり、荷台前側の片側押さえ部材を図示している。
図6は図4(B)に付した枠Eの拡大図と分解図であり、荷台後側の片側押さえ部材を図示している。
図7は図4(B)に付した枠Dの拡大図と分解図であり、荷台中央の両側押さえ部材を図示している。
図8は、両側押さえ部材の第1変形例の説明図である。
図9は、両側押さえ部材の第2変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
産卵床
1か月前
個人
植木鉢
12日前
個人
除草機
20日前
個人
水中装飾品
1か月前
個人
害虫の防止方法
3日前
株式会社シマノ
釣竿
1か月前
個人
産卵床及び卵保護方法
6日前
個人
水中生物採集器
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
株式会社徳工
集材装置
18日前
個人
ペットケア補助具
26日前
井関農機株式会社
コンバイン
19日前
株式会社マツバラ
消毒剤
17日前
井関農機株式会社
作業車両
4日前
株式会社寺田製作所
茶生葉摘採機
17日前
株式会社大貴
動物用トイレ
23日前
株式会社環緑
育苗用ポット
11日前
井関農機株式会社
脱穀装置
19日前
株式会社シマノ
釣竿
5日前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
株式会社大貴
動物用トイレ
1か月前
松山株式会社
農作業機
11日前
松山株式会社
農作業機
18日前
井関農機株式会社
水田作業機
16日前
井関農機株式会社
収穫機
19日前
株式会社アテックス
歩行型斜面草刈機
11日前
井関農機株式会社
資材散布装置
26日前
株式会社石垣
海洋生物の餌料生成装置
3日前
みのる産業株式会社
苗箱並べ機
12日前
井関農機株式会社
乗用型作業機
1か月前
株式会社アテックス
歩行型斜面草刈機
11日前
日油株式会社
手指消毒剤
24日前
住友林業株式会社
樹木の支持構造
26日前
イワフジ工業株式会社
伐採作業機
10日前
個人
ノズル装置及び流体散布装置
23日前
株式会社竹中工務店
忌避システム
12日前
続きを見る