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公開番号2024070747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181457
出願日2022-11-11
発明の名称伐採作業機
出願人イワフジ工業株式会社
代理人個人
主分類A01G 23/08 20060101AFI20240516BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】移動機体に取り付けられ木を切断する伐採作業機であって、伐採作業機自体の移動や木の切断作業以外の作業のときにチェーンソーユニットが邪魔にならず、作業性を向上させることができる伐採作業機を提供すること。
【解決手段】伐採作業機30は移動機体に取り付けられており、木を切断するものである。伐採作業機30は、移動機体に装着され木を掴むグラップルユニット31と、このグラップルユニット31に格納可能に設けられ木をチェーンソーで切断するチェーンソーユニット51とを備えている。チェーンソーユニット51は、格納するときに木の切断位置から格納位置に移動させる格納移動機構61を備えている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
移動機体に取り付けられ木を切断する伐採作業機であって、
前記移動機体に装着され前記木を掴むグラップルユニットと、前記グラップルユニットに格納可能に設けられ前記木をチェーンソーで切断するチェーンソーユニットとを備え、
前記チェーンソーユニットは、格納するときに前記木の切断位置から格納位置に移動させる格納移動機構を備えていることを特徴とする伐採作業機。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
請求項1記載の伐採作業機であって、
前記グラップルユニットは、掘削用のバケットを備えていることを特徴とする伐採作業機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の伐採作業機であって、
前記チェーンソーユニットは、格納時に前記チェーンソーが切断方向に移動することを防止するチェーンソー移動防止機構を備えていることを特徴とする伐採作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、山林等の木を切断するために移動機体に取り付けられた伐採作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から山林等の木を伐採(伐倒)し、この伐採した木を材木とするために所定の長さに切断する作業(玉切り)が行われているが、近年では切断作業の効率化を図るため、また林業作業者の高齢化や作業者不足により、木の切断作業の機械化が求められている。
【0003】
機械化の例として、重機や建機と呼ばれる移動機体のアームの先端部に伐採作業機を取り付け、この伐採作業機で伐採した木を掴み、木を掴んだ状態のまま切断するものがある。このような移動機体に取り付けられた伐採作業機として、特許文献1に示す伐採作業機が知られている。
【0004】
特許文献1の技術は、ショベル型掘削機である移動機体のアームの先端部に伐採作業機が取りけられており、伐採作業機は、土などを掘削するバケットと、このバケットの側部に設けられ木を切断する切断装置とを備えている。切断装置は、バケットの側部の外側面に沿って揺動可能に設けられたチェーンソーと、このチェーンソーを揺動させるシリンダとを備え、木を切断する際は、バケットの縁とチェーンソーとで木を挟み、シリンダを前進させてチェーンソーを木に押し付ける方向に移動させて木を切断する。
【0005】
木を切断する際は、チェーンソーだけを木に押し付けたのでは木が逃げてしまい切断することができないため、木を掴む(押さえる)部品が必要になる。この木を掴む部品が、特許文献1の伐採作業機ではバケットになるところ、バケットは木を掴む以外に主に土を掘削する作業にも使用される。
【0006】
しかし、バケットで土を掘削したり、バケットを移動させたりする際に、バケットの側部の外側に切断装置(チェーンソーユニット)が設けられているため、切断装置が土や障害物等に当たるため邪魔になり作業効率が低下してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第4836759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上の点に鑑み、移動機体に取り付けられ木を切断する伐採作業機であって、伐採作業機自体の移動や木の切断作業以外の作業のときにチェーンソーユニットが邪魔にならず、作業性を向上させることができる伐採作業機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施例によれば、移動機体に取り付けられ木を切断する伐採作業機であって、
前記移動機体に装着され前記木を掴むグラップルユニットと、前記グラップルユニットに格納可能に設けられ前記木をチェーンソーで切断するチェーンソーユニットとを備え、
前記チェーンソーユニットは、格納するときに前記木の切断位置から格納位置に移動させる格納移動機構を備えていることを特徴とする。
【0010】
かかる構成によれば、伐採作業機は、移動機体に装着され木を掴むグラップルユニットと、グラップルユニットに格納可能に設けられ木をチェーンソーで切断するチェーンソーユニットとを備えている。グラップルユニットにより木を掴む作業を行い、木を掴んだ状態でチェーンソーユニットにより木を切断することができる。チェーンソーユニットは、格納するときに木の切断位置から格納位置に移動させる格納移動機構を備えているので、格納移動機構により、木の切断作業のときにチェーンソーユニットを切断位置に移動させ、伐採作業機自体の移動や木の切断作業以外の作業のときにチェーンソーユニットを格納位置に移動させることができる。これにより、移動機体に取り付けられ木を切断する伐採作業機であって、伐採作業機自体の移動や木の切断作業以外の作業のときにチェーンソーユニットが邪魔にならず、作業性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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