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公開番号2024087939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022202854
出願日2022-12-20
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01D 57/22 20060101AFI20240625BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】刈取装置の上方に設けられた伝動筒と非引起作用側を対向して設けた一対の引起装置を支持アームで連結して、搬送装置等に詰まった穀稈を取除く場合には、支持アームを回転させて引起装置を前方に移動させる。詰まった穀稈を取除いた後に、前方に移動した引起装置を収穫作業姿勢に適切に固定しないと、作業者の意思に反して支持アームが回転しまって引起装置が前方に急に移動する恐れがあった。そこで、前方に移動した引起装置を簡潔な構成で迅速に収納位置に戻して適切に収穫作業姿勢に固定できるコンバインを提供する。
【解決手段】複数の引起装置のうちの何れかを刈取フレーム20に基部が枢支されて回動自在の支持アーム61の先端部に連結して収穫作業姿勢と車体前方に移動した開放姿勢に移動自在に設けると共に、収穫作業姿勢で固定する固定機構Aを支持アーム61に設ける。
【選択図】図41

特許請求の範囲【請求項1】
エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設け、刈取装置(3)を圃場の穀稈を引起こす複数の引起装置(31A,31B,31C,31D)と穀稈の株元を刈取る刈刃装置(32)と刈取られた穀稈を脱穀装置(4)に向けて搬送する搬送装置(33)で構成したコンバインにおいて、該複数の引起装置(31A,31B,31C,31D)のうちの何れかを刈取フレーム(20)に基部が枢支されて回動自在の支持アーム(61)の先端部に連結して収穫作業姿勢と車体前方に移動した開放姿勢に移動自在に設けると共に、収穫作業姿勢で固定する固定機構(A)を支持アーム(61)に設けたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
複数の引起装置(31A,31B,31C,31D)のうちの左右中央部の引起装置(31B,31C)を支持アーム(61)の先端部に連結して収穫作業姿勢と車体前方に移動した開放姿勢に移動自在に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
固定機構(A)が支持アーム(61)の先端部に設けた挿通部材(71b,73b)に固定体(300)を挿通し、該固定体(300)を刈取フレーム(20)に設けた固定用ブラケット(24b)の嵌入孔(24a)に挿通して固定する構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
【請求項4】
複数の引起装置(31A,31B,31C,31D)の上部に沿って配置した刈取フレーム(20)の構成部材である伝動ケース(24)に固定用ブラケット(24b)を設けたことを特徴とする請求項3に記載のコンバイン。
【請求項5】
基部が枢支された支持アーム(61)を構成する上下の第1横アーム(71)と第2横アーム(73)先端部に挿通部材(71b,73b)を設けたことを特徴とする請求項3に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分草された穀稈を引起こす引起装置を備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来のコンバインにおいて、刈取装置の上方に設けられた伝動筒と非引起作用側を対向して設けた一対の引起装置を支持アームで連結して、引起装置の後方に設けられた搬送装置等に詰まった穀稈を取除く場合には、支持アームの第1横アームと第2横アームを回転させて引起装置を前方に移動させる技術が知られていた(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-29568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、詰まった穀稈を取除いた後に、前方に移動した引起装置を収穫作業姿勢に適切に固定しないと、作業者の意思に反して支持アームの第1横アームと第2横アームが速やかに回転してしまって引起装置が前方に急に移動する恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明の主たる目的は、刈取装置に詰まった穀稈を取除いた後に、前方に移動した引起装置を簡潔な構成で迅速に収納位置に戻して適切に収穫作業姿勢に固定できるコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、エンジンEを搭載した機体フレーム1の前側に刈取装置3を設け、該刈取装置3の後方に脱穀装置4を設け、刈取装置3を圃場の穀稈を引起こす複数の引起装置31A,31B,31C,31Dと穀稈の株元を刈取る刈刃装置32と刈取られた穀稈を脱穀装置4に向けて搬送する搬送装置33で構成したコンバインにおいて、該複数の引起装置31A,31B,31C,31Dのうちの何れかを刈取フレーム20に基部が枢支されて回動自在の支持アーム61の先端部に連結して収穫作業姿勢と車体前方に移動した開放姿勢に移動自在に設けると共に、収穫作業姿勢で固定する固定機構Aを支持アーム61に設けたコンバインである。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、複数の引起装置31A,31B,31C,31Dのうちの何れかを刈取フレーム20に基部が枢支されて回動自在の支持アーム61の先端部に連結して収穫作業姿勢と車体前方に移動した開放姿勢に移動自在に設けると共に、収穫作業姿勢で固定する固定機構Aを支持アーム61に設けたので、収穫作業時に搬送装置33等に詰まった穀稈を取除く場合に、複数の引起装置31A,31B,31C,31Dのうちの何れかを前方に移動させた開放姿勢にして搬送装置33の前側の作業空間を大きくして搬送装置33に詰まった穀稈を容易に取除くことができ、収穫作業姿勢で支持アーム61を刈取フレーム20に固定して開放姿勢に移動することを簡潔な構成で適切に規制することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、複数の引起装置31A,31B,31C,31Dのうちの左右中央部の引起装置31B,31Cを支持アーム61の先端部に連結して収穫作業姿勢と車体前方に移動した開放姿勢に移動自在に設けた請求項1に記載のコンバインである。
【0009】
請求項3記載の発明は、固定機構Aが支持アーム61の先端部に設けた挿通部材71b,73bに固定体300を挿通し、該固定体300を刈取フレーム20に設けた固定用ブラケット24bの嵌入孔24aに挿通して固定する構成である請求項1または請求項2に記載のコンバインである。
【0010】
請求項4記載の発明は、複数の引起装置31A,31B,31C,31Dの上部に沿って配置した刈取フレーム20の構成部材である伝動ケース24に固定用ブラケット24bを設けた請求項3に記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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